2009年6月30日火曜日

ビーチ

今日は、曇っていたのであまり暑くないし、仕事の後、そのままビーチにドライブに出かけた。

海に着いてびっくり。ペリカンがたくさんいたから。

この辺りは、ウミガメが産卵に来る所らしく、幾つも産卵箇所がマーキングされて保護されていた。


3週間ほど前にFort Lauderdaleの海に行ったときも、同じくウミガメの産卵場所がマーキングされていた。

街灯に変な帽子が被されていると思ったら、灯りがビーチに当たってウミガメに影響が出ないようにするためらしい。

しかし、フロリダは海があって空が広くて、本当に気持ちがいい。
但し、長くい過ぎると、脳みそが完璧に弛緩してしまいそう。

ベジタリアン

キニコが、突然?ベジタリアンになって、非常に面倒くさいことになった。

だいたい我が家はそもそも肉を中心とした食生活なもんだから---この家の主婦が魚を触るのが嫌いなので滅多に買わないため---メニューを考えるのが大変。

「ベジタリアンになったから」と初めて聞かされたのは、春休みに帰宅したとき。何でも動物(多分食用)に対する残虐行為に関する番組を見たからとか。

当初はキニコのベジタリアンは全く無視して献立を立てていた。その中から食べられるところだけを、食べたらいいじゃんと思っていた。

でも本当はそれじゃぁいけないらしい。当たり前か。お肉だけ取り出していたら、ただの偏食と同じじゃない。それで、今回帰宅したときは、家族には肉じゃが、キニコはただのジャガイモの煮転がしにしたり。

ベジタリアンが増えていることで、確実に食肉の生産量が減っているならともかく、同じように生産され続け殺されているなら、変わらないんじゃないかと思うから、宗教的な理由でないベジタリアンってどうなんだか。それより摂取量を適度にしようと言う動きの方が、より同調者を得られて、過剰な消費、ひいては過剰な生産や屠殺に歯止めがかかるんじゃないかなぁと思うのだが。

今、Food Inc.という映画をやっている。食料生産に関するドキュメンタリー。この映画を見たら、ベジタリアンを通り越して絶食したくなるんじゃないかなぁ。
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2009年6月29日月曜日

飛行機でお隣だった子

ミューヨークからフロリダへ戻る飛行機で、隣の席になった女の子。フロリダ出身のジャマイカ系で、イェール大学に学校訪問に行っていたそうな。自主的な学校訪問ではなく、大学から招待を受けてのカンファレンスという形式の学校訪問だって。シナコと同い年で、9月から12年生。選抜の学生ばかりの公立のマグネットスクールに通っている。

「ほかにどんな大学を考えているの?」と興味津々のわたし。
「一番は、エモリー。アトランタだから一番近いし。コロンバスとプリンストンも考えている。ポモナは遠いので、母がそれはちょっと無理じゃないと言うの」
どれも優秀な大学ばかり。

さらに彼女が付け加える。
「でも、どこの大学に行くかが重要じゃなくて、何を勉強したいかだと思う」

「何を勉強したいの?」
「憲法学」
「???」
「中学で憲法を習ってから、憲法に魅せられてしまったの。はっきりと明確に定義されている一方で、解釈には幅があって。すごいと思う。将来は何になるかわからないけど。今は判事になりたいかな」

一通りいろんなおしゃべりのあと、わたしが本を読み出すと、彼女はニューヨークタイムズを読みはじめた。しばらくすると、黄色い色鉛筆を取り出して、ある記事の一部をハイライトしている。
「ディベートの資料に必要そうだから」

これでシナコと同い年? キニコより全然しっかりしてる・・・。

飛行機はフロリダに向けて夕刻飛び立ったので、上手く行けば窓から日没が見えるはず、と、その子にも話して、ニューヨークを飛び立ってから2人でずっと窓の外をちらちらと眺めていた。着陸直前になって、日が沈み始めた。

「フロリダは空が広いよね。日本じゃこんなに広い空は見えないんだよ、ビルが一杯で。それに、ここではしょっちゅう二重の虹が見えるでしょ? わたしは生まれて初めてフロリダで二重の虹を見たよ」

「そうなの? わたしたちは当たり前だと思っていたけど、そうなんだ」

「そうだよ。それと、あの2重の虹の色が、一つ目と二つ目で色の配列が逆になっているって知ってた?」

「え、知らなかった? そうなの? 今度しっかり見てみる!」

ははは。にわか知識ながら、この才媛少女を感心させられて、ちょっと嬉しい気分。
金曜日、帰宅するためのニューヨークへのフライトが3時間も遅れて、家に帰りついたのは真夜中を過ぎていたことは書いた。

日曜日の夕方、再びフロリダに戻るためにラガーディア空港へ。偶然、夫も似たような時間に同じく航空会社でデトロイトに出張のため、一緒にタクシーに乗った。経費は夫の会社持ちだから、わたしのクライアントのほうは得した算段になる。

空港に行く前に既にわたしのフライトは30分送れ。はぁー、今日もまた金曜日の再来か。空港に着いて、ボードを再確認したら更に10分遅れて、5時55分発。その上の行にふと目をやると、2時15分発予定の便が、遅れに遅れて5:40発になっている。ボード上は「ボーディング中}となっていたが、だめもとで、この便のゲートにまで駆けた。「多分無理です」と言われながらも、スタンバイのリストに名前を連ねてもらり(何故か、わたしの名前が優先順位の1番になった。何でや? 最近ウェストパームにしょっちゅう出張するからか?

2009年6月28日日曜日

秘密

昨日、マンハッタンのA子さんのところで髪を切ってもらった。

1時の予約に先立って、チカエとマビオとポーランド料理屋さんでお昼を食べて、マビオさんにはお帰りいただいて、チカエと2人で行って来た。わたしはヘアカラーもするから、途中の待ち時間が入るので、その間にチカエの髪を切るというアレンジ。

A子さんとチカエとくっちゃべって、あっという間の2時間だったわ。

「最近、めっきり物忘れがひどくなってね」とA子さん。
これまで、忘れたり失くしたりは、ご主人の専売特許で、A子さん自身はそんなことを絶対しなかったと言う。ところが、先日、長男のサッカーの練習に行ったときのこと、靴などサッカー用の一式を入れている鞄を、鞄ごと忘れて来たらしい。

「それも、思い出したのが1週間後なのよ!」

勿論見に行っても鞄はなかった。でも、問題は鞄をなくしたことでも、1週間後に思い出したことでもない。

「実は、そのなかに息子が一生懸命集めたポケモンカードが150枚入ってたのよ。サッカーしている間に、息子のバックパックに入っていたのを、わたしがわざわざサッカーの鞄のほうに移したの。息子はそれは知らないから、ポケモンカードがなくなったって探し回ってるの。でも絶対にそのことだけは言えないから、『ベッドの下かなぁ』とか言うと、『そうじゃないの、部屋を汚くしてるから、わからないんじゃないの』とか言ってるんだけど・・・」

「ひどーい! それ、ひどすぎ」

「だけど、言えないわよ。もうすぐ日本に遊びに行くから、『おじいちゃんがまた買ってくれるわよ』って言ってるんだけど、交換した最強なカードとかあったらしくて、『どこに行ったんだろう、どこかに置き忘れたのかな』って言うから、『そうじゃない、ぼーっとしてるから』とか言って・・・。ダンナは知っているから、『お前、それはひどすぎる』って言うんだけど・・・言えないわ、これだけは墓場まで持っていかなくちゃ」

実は、A子さんには、同じく長男についた嘘で、今更訂正できなくなっている嘘がある。それは、自分の年齢。長男がまだ20までしか数えられない時に、自分の年齢を20歳だと言ったらしい。以降、毎年ちゃんと1歳ずつ歳を取っていて、なんと彼女は今、25歳なのだそうだ。

「友達のお母さんが、40歳とか聞い来て、『○○のお母さんって、年取ってるんだね』とか言うのよ。『今日は、XXのお母さんの45歳の誕生日なんだって。僕のお母さんなんて25歳なのにって言ったら、XXは僕のお母さんも同じくらいの歳に見えるけどっとか言うんだよ。お母さん若いのに』とか言われて・・・。信じ切っているから、訂正のしようがなくて・・・」

あまりに面白くて、ブログねたにもらう事にしました。

出稼ぎ

週末、家に帰ってきた。
飛行機が3時間遅れ、家に着いたのは真夜中。
出迎えてくれたのはやっぱりジョダだけ。

翌日は放置していた自分の髪を切りにマンハッタンへ。

帰宅して庭を眺めると、無残にパンジーの半分は枯れ、ペチュニアはぼうぼうに伸びて枯れた花がたくさん付いて、種もたくさん出来ている。唯一庭の隅に植えたインパシャンスだけが、きれいに咲いていた。パンジーとペチュニアの枯れた花を切り、種になったところを切って、ちょっとすっきり。

階段のカーペットはほこりだらけ、トイレにも汚れの輪。

はー。自宅に帰ってほっとするはずが、なんだか落ち着かない。

でもわたしが居ない間に、シナコはピアノの猛練習をしたらしく、ドビッシー(曲目知らん)をとても上手に弾くようになっていた。ちょっとびっくり。シナコはピアノを習いはじめてまだ2年半だから、それを考えても素直にすごいと思う。

おまけに、しばらくいなかったせいか、いつもは何も話さないのに、娘たちがなにかと話しかけてくる。なかなかいいじゃない、これ。これから、もっと出稼ぎにでようかな。

しばらくフロリダでの仕事が続きそうだが、7月2日からはシナコはパリのヴァレリーの家に1ヶ月遊びに行くし、キニコは来週火曜日からは、毎日平日はアルバイト(子供のサマーキャンプの指導員)。9時5時で、週末は休みらしい。ジョダは見てもらえるし、家を空けるのも気が楽だ。

コイオさんは、何となく機嫌がよろしくないので、ちょっとだけご飯の作り置きをしておいた。理由は「子供たちが全然言うことを聞かない」らしいですが。

ね、子供と四六時中やりあっているのって、疲れるものでしょう? わたしは家を離れられて、結構楽チンです。

2009年6月21日日曜日

キーウエスト

何故か、再びフロリダにおりまして、昨日の土曜日はキーウエストにまで出かけました。キーウエストは、アメリカ本土の最南端にある島です。そこにたどり着くまでに、複数の島の間に橋がかかっていて、橋から景色はとてもきれいでした。

で、カメラで風景を収めようとするんだけど、なんたってデジカメちゅうもんは、シャッターが落ちるのがのろい! よし、と思って押してから、一瞬あってから落ちるものだから、カメラに収まっているのは、要らない鉄柱だったり、電柱だったり。しかも動いている車の中から取るから、焦点がずれる、ずれる。橋が揺れるので車も揺れて、ピンボケするし。かなりの写真を捨て去りました。

これは一番長いセブンマイルブリッジ。横に、その昔(1908~1912年)に鉄道用に作られ、その後自動車用に作りかえられて1982年まで使用されていた古い橋が並んでます。 

途中停車して取った写真。ほら、マングローブ。

この小さな島と雲、きれいでしょ。

潮岬は串本の本州最南端の碑ならず、ここには本土最南端のブイが。しかしこのブイのちょい先には米軍基地があって、そっちのほうがもうちょっと南。更に本当の最南端は、キーウエストの南西にある個人所有の島Ballast Keyだとか。そんなことはともかく、例外なく観光客は嬉しそうにこのブイのところで写真を取るのだ。我々も例に漏れず。

一番の収穫(?)は、USルート1の出発点であり終着点であるところの標識を見たこと。ルート1は東海岸沿いを南北に貫いている全長2000マイルの道。うちの直ぐ近くも走っていて(この辺りでは昔の郵便配達路だったためボストンポストロードって呼ばれてる)、北はメイン州のフォート・ケントが端っこらしい。



しかし、とにかく遠かったし、半端じゃなく暑かった! 100度はあった上に、湿度も高いし、ヘロヘロになりました。

2009年6月15日月曜日

昨夜の食卓の会話

日曜日の夜、前日のBBQの残りを暖めての食事。

「ママの絵葉書見るまで、ママがフロリダに行ってるなんて知らなかった」とキニコ。

するとシナコが、「え、絵葉書なんて来てたの?」

シナコも私がいなくなってしばらく経ってからパパに聞くまでは、どこにいる知らなかったそう。
母親がいなくても、どこに行ってるかも、気にならないのかね。
NASAで買った絵葉書だって、数日前には着いていたはず。
誰も「ママからこんなもの来たよ」とか話題にもしないのかさ。

ま、いいわ。これで私も安心していつでも死ねます。

2009年6月13日土曜日

BBQ etc

昨夜久しぶりに帰宅。
10時過ぎに家に着いて・・・ジョダは嬉しそうにジャンプして身体を摺り寄せるけど、歓待してくれるのはジョダのみ。

シナコはリビングのソファーで爆睡。リビングは散らかりまくっている。
キニコは部屋でパソコンをいじっていた。
コイオはヤンキーズの試合を、ビジネス相手に招待されて見に行っていました。

荷物を出して、シャワーを浴びようとバスルームへ。
・・・バスには薄っすらとカビが生えはじめている。トイレにも「汚れの首輪」が・・・。
ってことで、11時から風呂掃除にトイレ掃除。

翌朝、台所も下のトイレも、水周りはみんな汚くなっているし、コンロも汚いし。
家を離れている間は家のことを考えなくていいのは嬉しいけど、帰った途端にこれだもんね。

ま、文句も言わずに、好きなように仕事をさせてくれている家族に感謝しましょう。

コイオは何故か今週末は気合が入っていて、週末にはBBQをしよう、映画を見よう、アウトレットに買い物に行こう、と一杯計画を立てている。本当のところ乗り気じゃなかったけど、彼が前向きに週末の計画を立てたことなんて今までないし、家を開けてちょっぴり申し訳ないという気持ちもあるので、私も乗っている振り。

コイオはこのところジム通いを始め、今朝も7時半起床でジムへ。普段の日も週に2-3回、会社に行く時間を1時間以上早め、仕事前に会社の近くのジムに行っている。去年と比べると別人かと思うくらい引き締まったのはいいんだけど(10キロ以上痩せた)、洋服がみごとに全部ぶかぶかになり、このところ新しい洋服をどんどんご購入になっている。明日のアウトレットもその一環。部屋の片隅には、サルベーションアーミーに寄付する、ブカブカになって古い服が複数の紙袋に詰まっていた。

痩せてくれるのはいいんだけど、ホント不経済。しかも、そのままずっと痩せてりゃいいものを、過去にも痩せたり太ったりを繰り返し、その度に洋服買い換えているんだから・・・。

1時から「天使と悪魔」を見に行った。上映5分前に映画館に着いたというのに、劇場に入っても誰もいないし何も流れていない。本当にここかなと、外に出て確かめたけど、間違いない。1時過ぎになってようやくCMとプレピューが始まった。相変わらず私とコイオの2人だけ。しばらくするともう一組、日本人がやって来た。結局最後まで私たち4人だけだった。

この映画もハリーポッターと同じく、本を読んでなきゃ何がなんだかわからないだろう。長くて複雑な内容を、本ですら何度か前のページに戻って確認したのに、短いクリップのヒントで話の筋を追えるほうが偉い。本を読んだのに、犯人が誰か以外は、筋は殆ど忘れていた。この映画も、映画より断然本のほうがよかった。

それにしても、本当に反物質ってあるのかな? 映画では「大量に取り出すことに成功したのはCERNが初めて」とか言ってたけど、実世界で本当に「少量の取り出し」に成功してるのかな。(ウィキペディアで調べたら、本当に2002年にCERNが反水素の大量生産に成功しているらしい。)

帰りに買い物をして、夕方からはBBQ。グリルを使うのは2年ぶり。去年はとうとう一度も使わなかったから。ようやくお肉やお魚、お野菜が焼けて、いざ食べようと言うときになって雨がポツリポツリ。仕方なく家の中に運んで食べました。私はラムチョップとアーティチョークが一番おいしかった!

明日はアウトレット。コイオが一生懸命に娘たちも一緒に行こうと口説いています。別に無理やり誘わなくても私は思うのだけど、父親って娘と出かけたいものなのかねー。夕食のテーブルで、「一緒に行く人~!?」と何ども号令をかけていましたが、「行ったらなんか買ってくれるの?」と冷たい反応。

あ、キニコがカリフォルニアのお土産って、私にSee'sのチョコレートを買ってきてくれた。私が好きなNuts & Chewとアーモンドトフィー。しかも自分のお金で買ったそうな。いいとこあるじゃん。

2009年6月11日木曜日

おー!!

うまくいったじゃないですか! 感激。

ところで昨日の朝、面白いコマーシャルを観た。それはGMのCM。

GMは潰れるのではありません、生まれ変わるのです、みたいなCMだった。おもしろいねー。日本で民事再生になった会社が、すぐさまこんなCMするなんてあり得ない気がする。

Test

携帯からブログへの書き込みが出来るらしきことを発見。本当にうまくいくのかなか。
成功したら、電車の中や、空港での待ち時間に書き込んだり出きるんだけど。うまく行きましたら、お慰み

トロント (3)

特記すべきイベントもなく毎日がながれております。

キニコがトロントに行くのが決まったのはいいのですが、隣国と言えども外国は外国で、いろいろと手続きが面倒。ビザは取らなくてもいいらしいけれど、それなりの手続きはしないといけない。キニコのパスポートが今年の11月で切れるので、更新しないといけない。アルバイトでも働けるようにするためには、その手続きも必要。グリーンカードのほうは、そのまま何の手続きもしないで大丈夫らしい。

一番頭が痛いのが携帯。キニコは去年の5月の卒業祝いに、アメリカの親戚(私のアメリカの妹夫婦)からiPhoneをもらった。一人でアメリカにいた時期に、彼らの「家族」として携帯を持たせてもらったので、iPhoneの契約も彼らの家族としての契約。通常契約期間は2年だから、あと1年残っていることになる。

カナダでアメリカの電話を使うと、通話料にもデータ通信にも、ローミングチャージが発生するので莫大な料金になる。カナダで別の安い携帯を買えばいいのだが、そうするとせっかくのiPhoneは使えないし、使わないのに月々のチャージが発生。契約を途中解約すると罰金が発生する。あー、どうしたらいいのか。

カナダで行った携帯電話のお店のお兄さんは、本当はダメだけど・・・と、内緒でSimカードを入れ替えて使う闇の方法を教えてくれた。どうやら、闇でそう言うことをしてくれる人がいるらしい。

ところで、トロント大学での説明の際に、ちょっと感心したことがある。それは、学校のカフェテリアの説明で、「ラマダン期間には、通常の設定時間以外にも、特別時間の食事のサービスがあります」だって。果たして、アメリカの公立大学でこんなことをやっているところがあるだろうか。

2009年6月7日日曜日

ケネディースペースセンター

フロリダはケープカナベラルにあるケネディースペースセンターに行って来た。
前に、テキサスのジョンソンスペースセンターには行ったことがあるので、似たような所だろうとは思っていたけど、ケネディーには発射台があって、なかなか見ごたえがあった。

発射台には、遠目にもオレンジ色のブースター(?)が見え、シャトルが取り付いているみたい。近々発射があるのかな?

ホテルに戻ってから、ネットで調べてみると、な、な、なんと6月13日の午前7時17分にエンデバー号を発射予定なんじゃないの。(そう言うのは先に調べて行きなさいよ。)

あー残念! 私は12日にフロリダを離れるのだ。ついてないなぁ。

2009年6月1日月曜日

華氏

みんなで話をしていて、何故か温度の話になった。

温度の単位に、「ケルビン」なるものがあるそう。原子の振動が全くなくなってしまう温度を絶対零度と言って、これが0ケルビンだそうだ。熱と言うのは原子の振動によって発生するものらしく、全ての原子の振動がストップすると、全く熱が発生しない状態になり、これを絶対零度だと言うのだそうだ。0ケルビンは、摂氏では-273.15℃。

摂氏と言うのは、誰もが知っている通り、水が凍る温度を0度とし、蒸発する温度を100としたもの。

「じゃ、華氏は何を基準にしてるんだっけ? 」
「なんか、起源はいい加減なものだったと思うけど、覚えてないな」
と言うことで早速調べることに。

すると・・・。ドイツのファーレンハイト氏が1724年に考案した温度の単位で、当時は温度を表す共通の単位がなく、困っていたそうな。そこで、ファーランハイトさんは、当時、身近なものの中で、一番冷たい温度とされた、氷に塩を足したときの温度を0度とし、同じく身近なものの中で一番体温が高いとされた羊の体温を100と決めたそうな・・・。

ほんま、ええ加減・・・。