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2009年10月1日木曜日

ヤンキース

コイオがヤンキースの試合のチケットを知人からもらったので、昨夜シナコと3人で観にいった。
別にヤンキースファンでも松井のファンでも何でもないけど、地元だし、球場が新しくなったから一度は行ってみたかった。(コイオは既に接待か何かでバックネット裏で観てる。)

宿題が山のようにあって最後まで行くかどうするか決め兼ねていたシナコも、滅多にない機会と思ったのか、電車の中と球場で宿題すると、教科書の入った大きなバックパックを背負って行く事に。(行きの電車では宿題してたけど、球場ではできず、帰りの電車も混んでいてだめ。宿題はどうなったのやら。)

おおーこれがヤンキーススタジアムか! 
座席は5階建ての4階だからそんなに良い席じゃないけど、こんな感じで見渡せる。

席に着くや否や、コイオにビールを買いに走らせ、持込のおにぎりとお寿司をほおばる。ビールはスーベニアカップ入り。
しかし寒い! ビール飲んだら余計に寒い! 

他の観客も寒そうでしょ。
「寒いからジャケット着て行ったほうがいいよ」と言う賢母のアドバイスを無視して、セーターにビーサン姿のシナコは、
「寒いっ! 寒すぎる! 我慢できな~い!」
ってことで、シナコはパパとスーベニアショップ(みやげ物屋)に着る物を買いに走る。

私も食べたら暖かくなるかも。おでんに熱燗買って来て、と言いたいところだが、仕方ない。
「帰りにホットドッグを買って来て!」

やおらして、ヤンキースのオフィシャル・ヨットパーカーにベースボールキャップと言う、にわかヤンキースファンの出で立ちでシナコが戻って来た。
ホットドッグをほおばる。
でも、まだ暖かくならない。
セーターの上にジャケットを着てるのに。風がなければ寒さはましだったんだろうけど、昨夜は結構風が吹いていた。

我慢できず「私も着るもの買ってくる!」と、同じくスーベニアショップに走る。
ショップには、こんなハッピ姿の日本人の女の子が。
あ、この子たちって、さっき画面に大写しになっていた松井ファンの子達かな。きっと日本からツアーで来てるんだ。

しかしオフィシャルグッズは高い!
ってことで、わたしは子供用(12~14才用)のジャンパーを買って席に戻った。

席に戻ると今度はコイオがポテトフライとポップコーンを買いに。それを食べ終わった後は、コーヒーを買いに。

もうお気づきかと思いますが、食べて、買い物して、また食べて。試合なんて殆ど見ちゃいないのであります。ヤンキースは既に東部地区で優勝してるのに、対戦相手はわたしゃ名前も聞いたこともなかった地区最下位のカンザスシティー・ロイヤルズ。なのに初回からずっと押され気味で、それほど面白くないのよね。

写真だけは撮っておりました。初回、先行のロイヤルズに1点先制されたけど、直ぐ裏の攻撃でジーターがソロホームラン。

私がジーターの名前を知ってたか? まさか。前の観客の服の背中を見て始めて知ったのであります。

このロドリゲツって人は現役選手の中で2番目に本塁打(581本)を打っているらしく、歴代でもマグワイヤ(583本)に次いで9位だって。

松井も全く活躍しなくて、さぞかし日本から来た女の子たちはがっかりしてたことでしょう。




私たちは7回表にロイヤルスが1点追加した後、God Bless AmericaとTake Me Out To The Ball Gameを歌って、裏のヤンキースの攻撃を待たずして球場を後にした。試合はそのまま3対4でヤンキースの負け。

これが松井じゃなくてマリナーズのイチローだったら私も食べ物なんか買いに走らずに寒さもこらえてじっと観戦したんだけどなー。

2009年5月31日日曜日

優雅な週末

昨日はアウトレットにお買い物に行き、今日は午前中に近くのサロンでぺディキュアをしてもらい、午後はドライブに出かけて、海辺のカフェで遅めのランチ。夜はお惣菜を買ってきて、ワインを飲む。

うーん、なんて優雅な週末なのだ。

たまには、許されるよねー。

2009年5月13日水曜日

旅の友

アメリカでは、車での移動が多い。その長い時間をどうやって有効に使うか。

実は私はあんまり音楽を聴かない。全く聞かないわけじゃないけど、私の音楽の興味レベルは歌謡曲&カラオケ止まりで、芸術として音楽をたしなむことはないし、特定なミュージシャンの熱狂的なファンになると言うこともない。そ、つまらない人間なのです。(←こういう人間はボケやすいそうです。)

長時間音楽をかけていると、疲れて気分が悪くなるか、全く聞いていないかのどちらか。音楽を聴いて気分が悪くなる人ってのも珍しいかもしれないけど、うるさく思えて切ってしまうことが多い。コレが自分が歌っているとなると、何時間でもOKなんだけど。

という訳で車に乗っているときはたいていラジオを聴いている。勿論ニュース番組かトーク番組。iPod時代以前は、車に乗る度に娘たちとケンカになったものだ。娘たちが聞きたいラジオ局と私が聞きたい局が対立するすから。これで何回揉めたか数知れない。しかも当時は私の大嫌いなヒップホップたらいう音楽が流行っていて、気が狂いそうだった。今は娘たちはおとなしく自分のiPodを聞いている。

グリニッチ界隈は、ニューヨークとの州境だからか、いつも聞いているNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)は、ニューヨーク市の局と、コネチカット州の南西地区の局の両方が入るのだが、場所によってどちらも雑音が入ったり入らなかったりする。

更に遠距離の移動となると、ラジオ局が地域ごとに変わるので直ぐに雑音に変わる。NPRは全米で放送されているものの、それぞれにローカル局があり、放送内容も局によって違う。せっかく面白いところで雑音に変わり、近くの地域の局を探し当てるとそこではクラシックを流してたり。場所に寄っては全く入らないときもある。

こんな事情なので、アメリカには衛星ラジオなるものが登場した。有料だけれど、どこに移動しても雑音もなく選んだ局(音楽ジャンル別)を聞くことができる。レンタカーに付いていたことがあり、CNNとか聞けるし、私には嬉しかった。

で、一時期衛星ラジオを車に付けようかと考えたこともあったのだが、機器そのものが300ドルくらいしたし、取り付けも私にはできない。機器とは別に月々13ドルがかかる。当時、二つあった衛星ラジオ会社が合併する噂もあり、この先どうなるかわからないので、やめる事にした。

そこへ新しく買ったシビック。実はiPod用のアダプタが付いていた。当初は自分が使うことは想定していなかったのだけど、先週の木曜から月曜にかけて、トータルで1300マイルほど運転しなくちゃならず、本当に重宝した!

少し前にクレジットカードのポイントが溜まったので、iPodを手にした。でも普段音楽を聴くことはないし、電車などの移動中はもっぱら本だから、殆ど使う機会がなかった。シビックが登場するまでは。

基本的に私のiPodは音楽用じゃなくて、ポッドキャストとオーディオブック用。当初はDVDもiPodに落として見られるのかと思っていた・・・。CDは入れられるのに、どうしてDVDはダメなの? よくわからない。

ポッドキャストの中でのお気に入りは「Car Talk」。オハイオ時代、毎週土曜日の朝、補習校へ娘たちを送った帰りに、このトーク番組を聞いていた。

2人の兄弟のおじさんが、車に関する問題や悩みに対してお答えするというコメディー・トーク番組。アメリカ人は自分で車をいじる人が多いので、いろんな相談が寄せられる。くだらない悩みもたくさんあって、超おかしい。おじさんたちの車の知識にも感心するし、当時は車の工場で働いていたから、私にもわかることがあったりして余計に面白かった。

例えばこんな感じ。

「レンタカーで海辺に行って駐車していたら、いつの間にか寝てしまって、気がついたら満潮になって車の半分が水につかっていました。なんとか脱出して、車内もうまくきれいにして、黙って車を返したのですが・・・今後あの車を借りた人に、何か不具合がおきて事故になったらと思うと・・・夜も眠れなくて。僕はどうするべきでしょう。今からレンタカー会社に正直に話すべきでしょうか?」

「僕はずっと彼女がいなかったのですが、最近になって付き合っている女性ができ、今度ドライブに行く事になりました。彼女には僕の真の姿を見せるべきで、取り繕うのは良くないと考えてます。実は僕の車はすごく汚くて、車内には古新聞、飲んだドリンクの空容器が無数に、食べ物の袋とかも一杯たまっています。なんせ掃除したことがないので。これを見たら、彼女はひいてしまうのではないか。でも、偽りの自分を見せるのもいけないような・・・僕はどうするべきでしょう?」

最近聞いたのは、
「息子が亀を飼っていて、この亀の餌がコガネムシの幼虫なんですが、ペットショップでその餌を買った後に、息子のサッカーの試合に行きました。車に戻ると幼虫が袋を破いてみんな逃げてしまって、シートの隙間や、ありとあらゆる隙間に入ってしまいました。更に話がややこしいのは、実は今離婚訴訟中なんですけど、この車は夫の手に渡る事になっているんですよね・・・。正直に夫側に話すべきか、黙って引き渡すべきか・・・」

真面目なのでは、
「○○が切れていて、見てみると側のXXにかじった後があります。どうしたらいいでしょう」
返答は、
「XXはメタルだから、リスが歯を砥いだんでしょう。ガレージの中にまで入ってきたのか。じゃ、XXの周りにペパーミントオイルを塗っておくといいですね。ペパーミントのニオイが嫌で寄り付かないと言う訳じゃなく、手足に付いたのを舐めると舌が焼けるんです。動物愛護協会のヤツらに聞かれるとマズイけど」

「○年型のXXに乗っています。高速を走ってると時々ブレーキが全然聞かなくなるんだ。ブレーキを踏むと、ストンと床までペダルが落ちちゃって、次もストンってなって、3回目か4回目でちょっと効いて、次にちゃんと効くの。下の道じゃ全然大丈夫なんだけどさ」
「あんた、その状態で高速を運転してるわけ?」
「ああ、だって、この車は燃費がよくってよ。マイル35-40とか行くんだよなぁ」
「君の墓石には、『1ガロン40マイルを求めた人生』って彫られるんだろうよ。○年型のXXは前のブレーキはXXで後ろはXXだから、恐らくスレーブシリンダーのXXがXXになっているか・・・」と解説が続く。

たまに相談者への回答が当たっていたかどうか、しばらくしてから確認するコーナーがある。最初に以前の放送の録音が流れる。

「ハーイ!メイン州のポートランドに住むポーラです。このあたりは最近は超寒くて-15度。そんな日はエンジンがかからないの。ある日エンジンがかからないので、毛布をスチームヒーターで暖めて、ボンネットの上にかけて、しばらく待ったらエンジンが掛かったのよ」
「おいおい、ボンネットの上からかけた毛布の熱がボンネットを通してその裏のエンジン上部の空気を温めてエンジンが掛かったって、俺たちに信じろって言う訳?」
「だって、それしかエンジンがかからないんだもの」
「わはは・・。ありえねー。で、僕たちに相談は何なの?」
「どうしたらエンジンが掛かるか・・・」
「わはは、だったら、もう解決策はあるじゃない。毛布使えば」
「そんな・・・。どこが悪いか知りたいのよ。友達はどこかのネジが緩んでるんじゃないかって」
「わはは! 緩んだネジの場所はわかってるじゃない。君の頭でしょ。じゃなきゃ、毛布でエンジンがかかるなんて思わないでしょ。これは毛布じゃなくて、待ってる時間がからんでるんだよ。XXにはニュートラルXXって機能があって、きっとコレが故障してると思う。だから今度エンジンが掛からないときには、ギヤをニュートラルに入れて、エンジンをかけてごらん。もしコレの故障が原因なら、エンジンが掛かるはずだから」

そして数週間後、
「ハーイ、オツムのゆるいポーラさん。で、どうなりました?」
「言われたとおり、ニュートラルに入れたら、掛かりました!」
「ジャジャーン! やっぱりそうだったか。で、ニュートラルXXが故障してた?」
「いえ、修理には持ってってないから、わからない」
「何で?」
「だって、エンジンかかればそれでいいから」
「わはは、やっぱり、アンタはオツムがゆるいね~!」

ってことで、お暇な方はPodcastで Car Talkを聞いてみて下さい。面白いから。

2009年5月5日火曜日

Twitter

今日届いたタイムマガジンを見ていたら、今週号の特集である「世界でもっとも影響力のある100人」の中に、The Twitter Guysってのがあった。なんでもBiz Stone,Evan Willaims, Jack Dorseyって人たちのことらしいんだけど。

Twitterって何じゃ? ウィキペディアで調べても、「ブログとチャットを足して2で割ったような」「個々のユーザーが『つぶやき』を投稿し合うことでつながるコミュニケーション・サービス」ってあって、何のことやらさっぱりわからない。

とりあえず、やってみたら解るかなと、Twitter.comに行って登録までしてみたけれど・・・やっぱり、イマイチわからん。

Facebookも使いこなしていない私だけど、やっぱり「暇つぶし」の手段でしかないのか? 

でもタイムマガジンによれば、「モールス信号、電話、テレビ、パソコン」に次ぐ大発明ってことなんですが。そうなんですかね。どなたか、使い道を教えてくれません?

2009年2月23日月曜日

スラムドッグ・ミリオネア

最優秀作品賞、取りましたね。

先週末はCurious Case of Benjamin Button、そして昨日はSlum Dog Millionaireと、駆け込みで2本連続映画を見ました。別にアカデミー賞を意識して見に行ったわけじゃなくて、週末なのにすることなく、久しぶりに映画でも見るか、と言う乗りだったのです。実際、映画館で映画を見るのは1年以上ぶり。

昨日は映画館に行く途中、キニコに電話することがあり、
「今から、映画見に行くんだ」と言うと
「何見るの?」
「スラムドッグミリオネア」
「あれ、めっちゃ面白かったよ」
「でも、暗いんじゃないの?」
「全然、暗くない。めっちゃ面白い。ベスト・ピクチャー賞を勝つらしいよ」
「・・・それも言うなら、取るでしょ」

映画を見る前に一般の人がブログに書いていた評を幾つか見たのだけど、「映画を見て爽快になることを求めている方にはお勧めしません」と言うようなコメントが多かったから「暗い」のだと思っていたんだけど。

またインド人のコメントには、「これを見て本当のインドだと思って欲しくない」とか、「この映画はイギリス人監督だから注目された」とか、どちらかと言うと映画に対してネガティブなコメントが多かった。

で、映画を見ての感想。
とってもエンターテイニングで面白かった!
まず、インド英語で半分もわからないんじゃないか・・・と恐れてのだが、アクセントの強い話し方をする人はいなくて、分かりやすかった。ところどころにコミカルな場面が織り交ぜてあり、暗くならない工夫が。確かに、インド人監督が作っていたら、見せる部分やテーマが異なってきて、暗くなっただろうな。イギリス人監督だからこそ、社会背景を社会問題として見せるのじゃなくて、あくまでも映画を興味深くする材料として利用している。だからこそ、暗くならずに面白く見せることができたんだと思う。深刻な映画は、ドキュメンタリー映画に任せればいいってところかな。

夕食を食べながら、シナコに
「スラムドッグミリオネア、見てきたよ」と告げると、
「めっちゃ、いいらしいね。今晩、アカデミー賞を勝つらしいよ」

ブルータスお前もか。