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2010年1月27日水曜日

ものみの塔

豚インフルエンザ闘病記を書き終えてからも、更に1週間、肺か気管支かわからないのだけれど、胸のあたりがスッキリしない日々が続いた。やっとこの日曜辺りから「すっかり治りました」と言える状態になったのだけど、夜更かしが続いたせいで今朝は起きてからも眠くて眠くて仕方がなかった。こういうときは勝手「病み上がり」になって、「大事を取る」ためも再びベッドにもぐりこんだ。

11時前に目が覚めて、そろそろ起きるかな~と思ったら、玄関チャイムが鳴った。宅配便かな。

パジャマだし髪はくしゃくしゃだけど、宅配便のお兄ちゃんだったらええわい、と階下に下りてドアを開ける。

日本人の女性が2人、にこやかに立っている。
出た・・・。

咄嗟に、「具合が悪くて、寝ております。」(パジャマでよかった)

「あら、そうですか、ではこのパンフレットだけ置いてまいりますので・・・お大事に」

パンフレットには日本語で「目ざめよ!」「働きすぎていませんか」
(寝てたのがばれてたか? 朝寝してるくらいだから、どう考えても働きすぎとは言えませんでしょ・・・。)

もうひとつのパンフレットは、「ものみの塔」「飲酒、神はどうみておられるか」

しかし、アメリカまで、ご苦労様なことです。
あっ、それとも、こっちが発祥の地か?

2009年1月18日日曜日

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

というタイトルの本を読んだ。
コイオが会社の人から借りてきたのだが、取り上げて、一気に読んでしまった。

私がブログで時折触れる今のアメリカの歪んだ社会と政治。それを様々なエピソードや事実を織り交ぜて、おもしろおかしく簡潔に解説してくれている。テレビや新聞は、ある事件のある断面を細かく報道しても、過去の報道に含まれていた前後の話や背景までは書いていない。気の向いたときにしかテレビも新聞も見ない私のような者には、漠然としかわかっていないことが多い。そうした事件も、背景も含めて簡単に説明してくれたこの本で、随分すっきりした。

とにかく、アメリカの政治、社会の現状にご興味をお持ちのかたには、是非ご一読をお勧めしたい。

共和党とエバンジェリカルと呼ばれる福音派との関係、そしてこの二つが、いかにアメリカ社会を歪曲させたかが全体を通して書かれている。と言うか、歪みを書く上で、この二つなくしては語れないのだ。

高校時代に留学した家庭の宗派は、まさにこの本の中で「キリスト教原理主義」とまで呼ばれている、福音派の中でも最も右よりのサザンバプティスト。しかしそのコミュニティーに住み、その価値観の中だけで暮らしていると違和感を感じない。またその価値観を他人に押し付けることなく、価値観が同じ輪の中に留まっているなら諍いも起きない。ただ福音派の多くは「布教」を重要視している。良いものを外に広めたいという純粋な動機から来ているのだが、それが政治的に利用された。いや、教会と政治家の互いの利害が一致したのだ。

私の目からは、アメリカのお母さんを含め、信心深いサザンバプティストのクリスチャンたちも、言ってみれば犠牲者。洗脳され利用されているとしか思えない。右派メディアから歪んだ情報を与えられ、「これこそ真理、あんたたちは正しい」とずっと叩き込まれているのだから。(なんて言っても、お母さんは、歪んだ放送をしているのは3大メディアにCNNでしょ、と一歩も譲らないのだが。)

オバマ大統領の誕生まであと2日。次の4年間、はたまた8年間で、どれくらいゆがみが矯正されるのだろうか。是非是非頑張って欲しい。ホント、心から期待している。

ところで、2日ほど前のNYタイムズのコラムで、「ブッシュ政権の違法行為について、調査を行なうか」と
いう質問に対して、オバマ氏が「後ろを向いていては進歩しない。我々は前を見て進むべきだ」と語り、実質的には「調査しない」と答えたとあった。このコラムニストは、「過去の過ちを正さない限り、同じ過ちが繰り返され、進歩がないので、絶対に調査すべき」と書いていた。私も同感。いや、そんな大それた動機じゃなく、本当にアイツが嫌いで許せないので、アイツの数々の悪事は暴露すべきと思う。

「アメリカ人の半分はニューヨークの場所をしらない」
町山智浩 著
文芸春秋ペーパーバック
ISBN978-4-16-370750-1

2008年9月30日火曜日

アメリカの祝日、いろいろ

今日はローシュ・ハッシャーナーというユダヤ教の祭日で、シナコの学校はお休み。この辺りはユダヤ人が多いため、ユダヤの祭日でも学校がお休みになると言うのが、オハイオと比較してびっくりしたこと。

厳密には、アメリカには「国の休日」と言うのはないらしい。前に、1月1日と7月4日の年に2日だけは、国の休日とどこかで聞いたのだが、どうやらそれも違うらしい。代わりに「国の休日に当たるもの」と連邦政府が認めている日が11日あり(10日は毎年、1日は4年に1度)、殆どの州で少なくともこの11日は祝日になっている。

1月1日
1月の第3月曜(キング牧師の誕生日)
1月20日(大統領就任式の日、これは4年に1度だけ、つまり今度の1月20日はお休み)
2月の第3月曜 (ワシントンの誕生日、最近はプレジデンツ・デー、大統領の日)
5月の最終月曜 (メモリアルデー、南北戦争以降の戦没者を追悼する日)
7月4日 (独立記念日)
9月の第1月曜 (レイバーデー、労働者の日)
10月の第2月曜 (コロンバスデー、コロンブスの日)
11月11日 (ベテランズデー、退役軍人に敬意を表する日)
11月の第4月曜 (サンクスギビングデー、感謝祭、秋の収穫に感謝する日)
12月25日

上記をベースに、あとは州や学区単位で休日が決まる。殆どの州でイースターもお休みになっている。


ローシュ・ハシャーナーがどんな日なのか知らないので、調べてみた。どうやらユダヤ暦のお正月らしい。安息日に当たるため、一切の労働が禁じられている。

7000億ドルの法案が下院で昨日否決されたけれど、今日はローシュ・ハシャーナーだから、アメリカ議会もお休み。アメリカの政治と経済に対するユダヤの影響は信じられないくらい大きい。どうしてそんなに大きいのか。人数的には大していないはずなのに、$$$的にかなりの影響力があるからだろうか。いっそのことイスラエルがアメリカの51州目にでもなってくれたほうが判りやすい気がする。別国でありながら無視できぬ影響力を持っていると言うのが、私の理解を超えているから。

ところでユダヤの歴史は今日で5769年目を迎える。これって「中国4千年の歴史」を上回る、すごいじゃん。

中国と言えば、その4千年の歴史の中で、火薬や印刷、紙、羅針盤を発明した。あるアメリカ人が中国で何かの特許料を請求したら、「中国が火薬や印刷、紙の特許料を、アメリカに請求したことがあったか」と言って拒否されたとか。

で、ユダヤ暦の1年目て、アダムとイブが生まれた日??? 調べたら、なんと「天地創造」から今年で5769年ということでした・・・。う~ん、ならば「天地創造説」は地質学的に破綻しているんじゃないの?

現在のアメリカではダーウィンの進化論が学術的な裏づけがないことから、それを唯一の事実として学校で教えるのは誤りであり、「進化論という説もあるが、天地創造説もある」と、両方教えろという声がある。勿論、エバンジェリカルなキリスト教徒の意見であるけど。

進化論に学術的な裏づけ証拠がないと言うのは、私も知らなかった。つまり進化を示唆する物はたくさんあるけれど、実際に進化したことを証明する突然変異の化石とか、ある種とある種の間を結ぶものが欠如していると言うのだ。

でも進化論が証明されていない=天地創造説にはならないとは思うのだけど。前回、アメリカのお母さんがウチに来たときに、この話になって、ビデオは見なくちゃいけなかったし、本も買ってくれて、「読め」と言われてしまった。有識者の中で、進化論支持者が、創造説支持者に変わった経緯を見るのは興味深かったけれど・・・。

今回は、そう言う話題に至らないことを願っている。