ラベル ジョダコのつぶやき の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ジョダコのつぶやき の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年9月23日水曜日

散歩

フロリダでのアルコール漬けの日々がたたり(ホテルでは週4日ビールとワインがただで飲めたらしく、卑しいママがこのチャンスを逃すはずはない)、ママちゃんは見事に弛緩した肉体を引っ下げて家に帰ってきた。

最近フィットネスに目覚めているパパちゃんが、日本のお土産に任天堂DSの「歩いてわかる生活リズムDS」(万歩計とそのデータを蓄積するソフト)なるものを買ってきたので、ママちゃんは早速これを身に付けて歩くことにした模様。一緒に僕も連れて行ってくれるので、このところメタボ気味だった僕も次回の健康診断では糖尿の疑いは晴れるかも。
まあ、いつも思い立ったら吉日、だけど、熱しやすく醒めやすいママちゃんがいつまで続くのか見ものだ。ママの大嫌いな寒い季節が目の前だから、止めるのも時間の問題か。

散歩から帰ってすぐに体重計に乗っているけど、いつもがっかりしているのを見ると、今のところ効果もイマイチらしい。

と言うことで、とりあえず1週間は続いているこのところ約1時間に及ぶ僕の散歩コースをご紹介しよう。

まず家の前の坂を下る。そして右折。
少し前までは左折していたのだが、左手に出ると小さな家が並んでいて、車道と歩道の間にスペースがない。つまり僕は家の庭先で用を足すことになる。ちょっと前、オシッコした後にクセで後ろ足で土を蹴り上げていたら、そこへ家主が車で戻って来た。
「おい、僕がどんなに一生懸命手入れしてるか知っているのか!」とママは怒られ、以来、右に出る事にしたらしい。 

右手に出ると並んでいるのは店や事務所で、歩道と車道の間にも草が植えられ、ここで用を足した方がお咎めが少ないのだ。写真は近所のメキシコカンレストラン。
ちなみにママは日本からポイ太くんと言うウンチ取り袋を取り寄せ、きちんと拾っている。但し僕のウンチも3回目くらいになるとかなり軟便になって、拾いきれず・・・そう言う時、ママは見てみぬ振り。でも大方の人は拾ってないから、これでも偉い方。 

そのあと中古レクサスのディーラーの前を通り、電力会社の前を通ると、角に僕たちペットの雑貨を売っているお店がある。ここを左折して住宅街のほうへ入る。 
曲がると左手にロブスター・ビンと言う名の、生きたロブスターを売っているお店。一度殻くらい舐めてみたいけど、ママちゃんはそんな高級なものは買ったことはない。噂で聞いたけど、ロブスターって生きたままゆでると「キャー」って声をあげるらしい・・・。かわいそうだし、ちょっと怖い。 
そのまま歩き続けるとタウンホール(市役所)の前まで来る。 
更に歩くと、町の目抜き通り、グリニッチ・アベニューと交差する。 
そのままグリニッチ・アベニューを横断。(写真はアベニューの北側) 
更に直進。
このあたりはまだ事務所。 
そのまま歩き続けると、徐々に住宅街に入る。 
この交差点まで来て左折。このまま直進すると、この先は歩道がないところになってしまうんだよね。このあたりは突然歩道がなくなったりして困るのだ。 
道路わきの歩道をどんどん歩く。この辺はお家も大きくて、なかなか目の保養になる。 
右手に大きなお屋敷があるなぁ。 
もう少し行くと右手に墓地が。昨日まではこの手前で右折してたけど、今日は続けて真っ直ぐ行くらしい。 
そのまま歩いていると先に1号線が見えてきた。 
この先が1号線との交差点。
ママはフロリダで1号線の出発点だか、終点だかに行ったと自慢している。メイン州まで続いているから、今度はそっちの端っこにも行ってみたんだって。 
丁度このあたりで30分。1号線には出ずに、ユーターン。反対側の歩道を歩く。 
しばらく真っ直ぐ歩くとロータリーに出た。このロータリーの先から、左側の歩道がなくなってしまった。交通量も多くて車道を歩くのは危ない。 
ロータリーの先はさっきの墓地。ママはそのまま墓地の中を歩く事にしたみたい。 
あらら、墓地の道もなくなっちゃった。でも僕的には、舗装されてない道の方がうれしいな。 
結局表通りには出られず、墓地の裏側から、裏の細い通りに出た。この辺り、小ぢんまりとして雰囲気いいな。 
先へ進むと、あら、さっきのお屋敷の所に出るんだ。お屋敷の角を左折して、元来た通りへ。 
来た道を下り、さらに元来た曲がり角を1つ飛ばして、一本先のワコビア銀行(写真左の建物)の角を右折してグリニッチ・アベニューへ向かう。 
消防署&警察署の前を抜け、 
再びグリニッチ・アベニューへ。 
そのまま横断して、 
真っ直ぐ進むと花屋の前を通る。 
そろそろ菊の季節。先日からママは買おうかどうしようか思案しているみたい。ここで買うと高いから、ホームデポで買ったら。 
このまま道なりに左手に曲がると、家のほうへ続く線路沿いの広い通りへ出る。
前の緑の屋根のある陸橋のように見えるところが駅。
でもそちらへは向かわず、STOPの標識を右折して遠回り。じゃなきゃ1時間歩けないのだよ。誰かが言った。30分運動して、その先から初めて脂肪の燃焼が始まるそうな。 
右折すると上り坂。エクササイズにはもってこい。
一筋目を左折。まだ登りは続く。ママと僕の脂肪を燃やすにはいい感じ。
坂を登りつめると、今度は下り坂。突き当たりの三叉路を左折する。
曲がると、こんな感じ。 
少し行くとさっきのロブスター屋さんが右手に見えてくる。 
ロブスター屋さんの正面。なんか怪しげ。 
そこを右折すると、我が家へと続く殺風景な広い通りに出る。 
中古レクサスのディーラーのところで通りを渡り、
ディーラーの前を通って、
そろそろ家が近づいてきた。
はい、とうとう家に続く私道に戻りました。今日のお散歩はおしまい。
どう、僕のお腹、ちょっとへっこんだでしょ?
ママの? あー、あれは、全然。

2008年5月26日月曜日

お散歩

このところ全然散歩に連れてもらっていないので腐っていたけど、流石に今日はあんまりお天気が良くて、ママも家にいるのがもったいないと思ったか、ナナ(シナコは先週から家に来ているアメリカ人のおばあさんのことをこう呼んでいる)へのサービスの積もりか、車でビニーパークまで散歩に連れて行ってくれた。

「どうせ、知っている人には誰も会わないから、そのままの格好で大丈夫」と、ママは庭の掃除をしたそのままの格好で、ナナも髪型も整えずパパから借りたTシャツを着て出かけた。

駐車場所を探していると、気和がティナと散歩している。ママは一瞬自分の服装に目をやったようだが、車を止めて声を掛けた。

「ティナ! 噂をすればって言うけど、今朝、気和の話が出たところだったのよ。」

リバーサイドからグリニッチに引っ越すことになって、今の家は借り手を捜している最中。今朝、家を見たいというお客さんを連れて来た不動産屋の女性が、僕を見て言った。

「この犬と同じ種類の犬を飼っている人を知っているわ」。
「気和のことでしょ?」

しばし車の窓越しにおしゃべりしていたが、近くに車を停めて一緒に散歩することに。
驚いたのは以前会った時は中年太りだった気和が、とってもスリムになっていたこと。

「気和は痩せたね。」とママが言うと、ティナは「食べる量を減らして、栄養管理をして特別な餌に変えたの。逆にジョーダンは太ったわね。」
「そ、誰も散歩に連れて行かないから。」
そうだ、そうだ、もっとボクを散歩に連れて行ってくれ!

さらにおしゃべりは続き、ナナはオクラホマから来ていて、以前はアリゾナ州ツーソン(Tucson)に住んでいたと言うと、ティナの両親はツーソン生まれツーソン育ちだと言う。世間は狭い。

その後、ナナは足が痛いからと公園のベンチに腰掛けて本を読み、僕たちは一緒に公園の周りを歩くことに。

ママはティナになぜ引っ越すことになったのかを話している。
「キニコの学費が高すぎて。夫の見せかけの収入は多すぎて、奨学金もあまり出ないし。」
「本当よね。一番苦しいのは中流家庭よね。何ももらえないし。うちの夫が日本に仕事を見つけたのは、そう言うこともあるの。うちは奨学金は全くでない。学費と寮費と生活費を合わせると、年間5万ドルでしょ。税金は48%だから、実際には学費を払うにはそのために10万ドルの収入がなければならないってこと。」

そう聞いて、改めてアメリカの私学に子供を通わせるのは大変だなぁと思ったよ。何だ、ボクの予防接種なんか、キニコの学費に比べたらちっぽけじゃないか。しかも、ママの癒しになっている僕と、ママの怒りの根源にしかなっていないキニコと、どっちがお金の使い甲斐があるんでぃ。

公園にはガチョウの親子があちこちにいた。
リスだったらすぐにでも追っかけたくなるんだけど、なんだかコイツらには興味がわかなかった。

ボクが無視しているもんで、それを面白がってママは写真を撮っていた。











(気和については2007年11月10日の「ガールフレンド?」を読んでね。

2008年5月7日水曜日

ボクの価値

またしても、ボクの価値がアップした。
価値が上がっても、これまで以上に大事にされたりもしないんだけど、ま、これで簡単に捨てたりはされないでしょう。

数日前、ママに連れられて予防接種を受けに行った。予防接種のタイミングからは、既に5ヶ月も遅れてたんだけれど、めんどくさがり屋のママは延ばし延ばしにしていました。

ようやく重い腰を上げて連れて行ってくれたのはいいのだけど、僕は前回はアレルギーが出て死にそうになったので、ドキドキものでした。そこで、今回は 「事前にアレルギー予防の注射を打ちましょう。一番アレルギーの出やすいレプトスピラは辞めて、ボルデテラ、ジフテリアは打ちましょう。ジステンバーとパルボウィルスは免疫力が残っているか調べて、血液検査と寄生虫のテストもしましょう。」

日本で義務付けられている肝心の狂犬病は、毎年接種じゃなかったので、今回はパス。(それだったら、連れてくるんじゃなかった・・・)とママは思っているようでした。

「それでお幾らになるのでしょうか?」
ママが聞くと、先生はコンピュータのところに行って、
「これと、これと、これと・・・・注射とテストだけで、400ドルちょっとですね。」

ママは一瞬息を呑んだようだったけれど、この人は、100ドル越えると何が何だか解らなくなるのだ。で、「じゃあ、お願いします」なんて言ってたよ。僕は家に帰ったら、「え、このアホ犬のために400ドル?!」とパパが怒るのが想像できて、小さくなっていた。

すべてが終わってから、会計でママは462ドルも払っていました。
帰宅してから、なにやら書類をごそごそやってから、ママは叫びました。
「オハイオじゃ、注射全部打っても40ドルじゃない! アレルギーも出なかったし! これからは車でオハイオまで注射しに行こ!」

翌日、またお医者さんから電話があり、
「ジフテリアの免疫力が低い結果がでましたので、注射を打ちに来てください。値段ですか? 35ドルです。」
この35ドルに診察料が更に加算されるのだ。

ママは、二つ返事で、「では金曜日にお伺いします」だって。流石に今回は合わせても70ドル程。オハイオに行くガソリン代のほうが高そうだ。

2008年3月13日木曜日

やはりシナコ

最近、ママは出稼ぎに忙しい。どうやらコネ通の存在自体忘れているんじゃないかと思う。
同時に僕の存在も忘れていると思う。

グリーンカードの面接で、2月にみんなが日本に行っていた間はちょっぴりさびしかったけれど、それでも1日に2回も、誰かが訪問してくれて、僕と遊んでくれた。だからあの10日間は良かった。

シナコなんて、普段家にいたって、いろいろと理由をつけて、僕を散歩に連れて行ってくれない。「散歩に行っていない暦2ヶ月」と言っても過言じゃない。キニコがいれば、雪が降ろうが槍が降ろうが、散歩に連れて行ってくれる。(必ずしも、極寒の日に散歩に出たいわけじゃないけれど、めったに機会がないもので、そんな寒さでも僕は我慢して喜んでいる振りをする。でもそのうち前足がかじかんで、動けなくなるのだ。)

でもシナコと来たら、「今日はこんなに宿題があるから無理」「今からピアノの練習するからだめ」「レポートの締め切りが明日だから」と、適当な理由をあげつらって逃げようとする。ママもママで、都合の悪いときは、「ジョダは、私の犬じゃない。世話しないなら誰かにあげれば?」といい、調子のいいときは、「子供の中で“息子”が一番かわいい!」とか言うのだ。要は、僕はこの家族にアビューズされているのだ。人間だったらシェルターに駆け込めるのに、僕の場合はシェルターに駆け込んだ後、生命の保証がないだけに我慢している。

というわけで、シナコに恨みがあるので、シナコの失態を暴露しよう。今週の月曜、パパもママも泊りがけの仕事で家にいなかった。つまりシナコと僕と二人ぼっち。月曜の夜、シナコは体操部のディナーパーティーと称して、遅くまで帰宅しなかった。僕は晩御飯抜かもと不安だったが、それは覚えていてくれた。

翌朝、6時過ぎごろから僕はおちおち寝ていられなかった。というのも、パパとママが交代で1分おきに電話を鳴らすのだ。でもシナコは起きない。ママは留守電に向かって叫ぶ。「シナコー!えー加減に起きなさい!何時だと思っているのよ! 学校に遅れるよ!」 これが7時前まで続いた。パパとママはどうやらその後は電話ができない状態になったのか、遅刻が確定したからか、そこで電話はぴたっとやんだ。その後は30分に一度くらいママからの電話が鳴る。それでもシナコはまだ起きない。日曜から夏時間で時差ぼけってのもあるけれど、ここだけの話、あいつは天然にぼけているのだ。

9時前、とうとうシナコは電話で目を覚ました。この電話は学校からかかってきたもの。
「シナコさん、今日は州の統一テストの日ですよ!」

シナコの焦りようったら、ざまあみろってんだ。でも僕は急に心配になってきた。あせって、僕をトイレに庭に出すのも、朝ごはんをくれるのも忘れて、出かけてしまうのではないかと。でも、直後にママからも電話があって、「あんたが遅刻するのはいいけど、ジョダの世話だけはちゃんとしていってよ!」と釘を刺してくれた。いいとこあるね。

果たして、シナコは半泣きになりながらも、タクシー会社に電話し、待っている間にちゃんと僕のトイレとごはんの世話をして、着替えて出ていった。テストのほうは、後日追試を受けるらしい。

ところで、その日の午後、キニコが春休みで帰ってきてくれた。僕は当分さびしい思いをしないで済む。

2007年10月10日水曜日

ガールフレンド?

久しぶりに気和に会った。ちょっと痩せていたように思う。
それとも、ボクの方が太ったのかな。最近、中年太りか、お腹のあたりが出てきたんだよね。
いや、お腹の出具合では、ママちゃんの横に並ぶものはいない。この前、妊娠したって言ったら、ボクもシナコも信じたもん。

久々に会ったのに、気和はボクのにおいを嗅ごうともしないで、綱でお母さんを引っ張ってる。
気和のお母さんは、
「ゴメンね。今朝東京から帰ってきたばかりで、しばらくちゃんと散歩に連れて行ってもらってなかったものだから、気和、ちょっと待って。」

「東京!?」
「そうなの。夏に主人が転職して。東京のドイツ銀行なの。一応2年契約で、気に入れば更新するかもしれないけれど、次女があと2年で高校卒業だから、それまでは私は行ったり来たりするつもり。」

この家族とは、ボクを通じて知り合ったのだ。

ここに引っ越して間もなく、キニコがボクを散歩していると、向こうからボクそっくりな奴がやってきた。ボクは今までそっくりな奴に会ったことがなかったので驚いた。向こうも、初めてそっくりな奴を見るみたいだった。

向こうのお母さんが、「ラットテリア?」と、声をかけてきた。
それがきっかけで、仲良くなった。

ボクは、あいつの名前が「気和」なんて、超日本的なのに驚いた。アメリカ人の家族なのにさ。漢字まであてがわれちゃって。
気和は、アンタだって日本人に飼われているくせに、ジョーダンなんて、ハイカラな名前つけられちゃってさ、と言いたげだった。
気和の家族はお上品な感じで、この近くの大きな家に住んでいる。お父さんはアメリカ人だけれど、早稲田に留学していたらしく、家族で10年近く東京に住んだことがあるんだってさ。娘は2人とも結構日本語が話せるらしい。

「エリカがバレーボールの試合や練習で、帰宅が遅かったから、殆ど散歩に行ってないのよ。」
「あ、この前、バレーボール部で、洗車やってたでしょ。エリカちゃん、見たよ。」
「そうそう、オールドグリニッチで・・・わかった、わかった、気和」
気和が、うるさく催促するものだから、お母さんもママちゃんもおしゃべりをあきらめることにしたみたい。

2007年6月1日金曜日

インビジブル・フェンス

先日、ママちゃんがボクのためにInvisible Fenceを購入しようかと思い立ち、説明のためにセールスの人を家に呼んだ。このフェンスは、その名の通り目に見えないフェンス。Invisible Fenceは登録商標で、他にも類似品はたくさんある。類似品ではトラブルが起きていることもあり、ママちゃんは本家本元の会社の製品を購入しようとしたのだ。

説明を聞くと、家の四方を囲むようにワイヤを地中に埋め込み、ボクは特別な首輪をする。ワイヤに2mくらい近づくと、まずは首輪から警告音が出て、更に近づくと首輪の内側の電極の突起が僕の肌にビリビリってショックを与える仕組みらしい。

何でママちゃんがこのフェンスを買おうと思ったかというと、ボクのためというよりは、本当は自分のためなのだ。裏庭には木製のフェンスが張り巡らされているけれど、フェンスの下には隙間が空いているし、ある部分ではフェンスとフェンスの間にも隙間がある。ボクがこの隙間を見逃すはずはない。最初の頃はおとなしく庭の中にいたけれど、だんだん庭にも飽きちゃったし、隣の庭にはリスもウサギも走っているし、どうしても後を追いたくなるんだよね。

で、何度も庭からエスケープを繰り返していたら、業を煮やしたママちゃんは長~い綱にボクを繋ぐようになった。ところが庭には木が生えてるし、2段になった庭の、上の段のタイルとタイルの間の隙間に、しょっちゅうボクの綱が入り込んで、動けなくなってしまう。そのたびにボクは「く~ん」と悲しげな鳴き声をあげて、助けを求めるんだけれど、どうやら僕を助けに外に出て行くのがママちゃんはメンドクサイらしい。

Invisible Fenceの広告が入り、今なら599ドル!という文句に、興味をそそられて、早速電話したらしい。599ドルで2エーカーまでらしいけれど、うちの家の土地なんて1エーカーもないちっぽけなものだから、裏庭のみならず前の庭も全部カバーできる。自分でまがい物を買ってきて取り付けてもいいのだが、前庭にはアスファルトのドライブウェイがあり、ワイヤを埋め込むには、このアスファルトを切り込んでワイヤを埋めてから再びカバーするという作業が必要。これはなかなか素人じゃ難しい。

インビジブル・フェンスを導入しても、その後きちんと犬を訓練しなくちゃならないんだって。たいていの犬はすぐに学習するらしい。一番訓練が難しいのが、ジャックラッセルやビーグルの類。つまり、ジャックラッセルの親戚であるラットテリアのボクは、一番訓練が難しいタイプらしい。動物を見ると、どうにも我慢できなくなっちゃうんだもん。でも訓練用のビデオも付いているし、「99%の犬は、大丈夫です」とセールスのおばちゃんは自信を持っていた。「この子は頭はいいんですよ」と、決してキニコやシナコを褒めないくせに、僕のことは褒めていたので嬉しかった。

説明を聞いてすっかり買う気になったママちゃんだったが、そこはパパちゃんに相談してからと、一応パパちゃんを立てて、その時は契約にはサインしなかった。

夜、パパちゃんに話をしていた。パパちゃんは、だいたい元々ボクのことがあんまり好きじゃない。「ファミリールームのカーペットを敷きたいと思いながら、お金がないから我慢しているのに、このクソ犬のために600ドルだと。俺は反対だね」と冷たい。最近は自分の稼ぎがなくて、発言権が弱まったママちゃんは、あきらめきれないまでも、もう少し待つかって雰囲気。

そしたら、今日、アメリカのお母さんから電話があって、話しているのを聞いてしまった。「600ドルもするから、夫も二の足を踏んでいるのよ」とママちゃんが言うと、「それじゃあ、あの犬よりも高いじゃない!」 それを聞いて、「ほーんとだ、もったいない」と、ママちゃんはすっかり納得してしまったみたい。

ちぇ・・・。

でもさ、去年の暮れ、獣医に連れて行かれて予防接種を打たれたら、ひどいアレルギー反応で目が開かなくなるまで顔は腫れるわ、熱は出るわで、あわてて再び獣医に連れて行かれて、中和剤を打たれて、赤ちゃん用のアレルギーの飲み薬まで飲まされて。あの時の予防接種と中和剤・薬の値段がしめて400ドルだったから、ボクの価値は、もう800ドルは優に越えているんだけどなぁ。

2007年5月16日水曜日

はじめの一歩


ジョダオです。
ラットテリア(♂)で、もうすぐ5歳。
日本からコネチカットに越して来た。その前はオハイオに住んでいた。だから、太平洋を2回も横断したことになる。

毎日することないから、ぐうたらしてる。
マンション暮らしだった日本と違って、だてに小さい庭があるもんだから、あんまし散歩に連れて行ってもらえない。お陰で最近、中年腹になってきちゃった。

ボク以上にぐうたらなのが、ここのママちゃん。ちょっと信じられない。いや、ママちゃんのみならず、この家族、みんなトンデモナイ。

長女のキニコは、僕には一番優しいんだけど、最近は生きてるんだか死んでるんだか、全く音沙汰なし。次女のシナコはマヌケが服を着て歩いているみたい。ほんとにオトボケ少女なのだ。パパは「仕事」と称して、家に寄り付かない。でもその気持ち、ちょっぴりわかる。

こんな家族に飼われて、果たしてボクは幸せなんだろうか。