先週は、ご主人のお誕生日に、マンハッタンの高級レストラン(最高が30のZagatの格付け28!)Le Bernardinで、ご主人をご馳走をすると言う友人が、義理の娘(4月生まれ)と、1週間後が誕生日の私も一緒に招待してくれた。
どのお料理も超級でおいしかった。給仕も超級で、写真を撮るために、ちょっと席を立って、ナプキンを椅子に置くと、次の瞬間には新しいナプキンが差し出されたりして・・・貧乏性の私は、もったいなーと思ってしまった。
写真は、私の前菜。鯛のお刺身に金箔があしらわれ、ゆず風味のソース。フランス料理なんだけれど、メニューには和食をアレンジしたものがたくさんあって、ホント、おいしかった。
Le Bernardinのウェブサイト
週末には、アメリカのお母さんが来るのに先立ち、私と次女を夫がマンハッタンの御寿司屋さんに連れて行ってくれた。生まれて一番おいしいおすしだった! (値段もそれなり。) 普通の江戸前ではなく、創作寿司の変わりダネだけど、舌の上でとろけるトロ、サーモン、ウニ・・・。あぁ思い出しても垂涎もの。
Sushi of Gariは英語のウェブサイトしかないので、青山のSushi Gariのサイトです。
http://www.sushi-of-gari.com/
http://www.sushi-of-gari.com/
そして、誕生日当日の昨日。夫はアメリカのお母さんを招待するのも兼ねて、彼女が食べられるアメリカンフレンチのレストランTocquevilleを予約。皆でのお食事を楽しみにしていたら、前日の夜10時ごろ、キニコから電話。
「ママ、ヘラクレスの上演、明日の夜9時なんだけど・・・来る?」
正直言って、思わずムカっとした。せっかくお誕生日をマンハッタンのレストランで・・・と楽しみにしていたのに、サイテイ! 何が悲しくて片道1時間40分の長女の学校に、しかも夜遅く行かなくちゃいけないの。それも招待されるのが前日の夜? なんで、この子はいつもこうなわけ? 相手の予定とか考えてないの?
不機嫌な声で、
「えー、明日? 何でもっと早く言わないのよ。明日はママの誕生日なんだよ。そいで、みんなでマンハッタンでお食事しようと思って、パパがレストラン予約してくれてるんだよ。」
「そ・・・。」
長女はそもそも、自分の毎日の様子とか予定とか、大学のことも、必要最低限の内容すら連絡してこない。それにずっと腹を立てていた私。ちょうどその日も、アメリカのお母さんと、お互いの娘の悪口大会を開いたばかり。
しかし、長女がこのヘラクレスの舞台を自分でプロデュースして、友達を借り出して公演することは聞いていた。もうすぐ卒業だし・・・、せっかく誘ってくれるし・・・仕方がない、行くか・・・と、しぶしぶレストランの予約をキャンセルし、シナコとお母さんと三人で見に行くことにした。
学校のイベントとしての催しではなく、あくまでキニコが自発的に公演するものだから、小規模なものだろうと思って行ったら、公演が始まる時、講堂は生徒でいっぱい。全校で550人しかいない小さな学校だが、おそらく全校生徒が集まっていた。先生の姿もちらほらあった。
内容は、ヘラクレスのストーリーに合わせてダンスすると言うもの。言わばミュージカルだけれど、ダンスだけで誰も歌わない。パクパクミュージカルとでも言うか、歌はBGMの歌謡曲。総勢80名が出演し、友達が踊っているものだから、観客も大喜びだった。とにかく、ユーモアたっぷり、笑いの連続で、なかなか楽しめた。
公演前にキニコが舞台に登場し、協力してくれた仲間や先生に謝辞を述べた。そして、
「今日は、母の誕生日です。この公演を母にささげたいと思います。」
だって!!
まっ、涙ちょちょぎれものでしょ!? みんなが私を見て拍手してくれるし、思わず立ち上がって、片手を開いて大仰なお辞儀をしようかと思ったけど、キニコを恥ずかしがらせては・・・と、寸でのところで思いとどまった。
さて、帰宅したのは真夜中。夫は既に休んでいる。
ふとテーブルを見ると、花瓶に花が。
(はて、キニコに用意した花束を、持っていくの忘れたんだっけ? いやいや、舞台の後に渡したよなぁ・・・。)
まさかと目を凝らすと、カードがささっている!
そして、今夜こそ、再びマンハッタンでお食事だ。今、Zagatを見たら、こちらも26の格付けだった。ちなみにSushi of Gariも26。散財させてるなぁ・・・。
ひょっとして、今年はサイコウの誕生日かも!