先日、母からメールあり。
孫たちは元気にしているかと尋ねられ、
「全くウンともスンとも言ってこないから、生きているのか死んでるのか知りません」と答えた。
昔から便りのないのは良い知らせって言うけど、それにしても限度があるっしょ・・・。
まだキニコのほうは、聞きたいこととかあってメールやテキストメッセージを送ると、
「yes」
とか
「guess so」
などと、簡潔な(愛想のないとも言う)返事があるものの、シナコの方はなしのツブテ。
故に、シナコのピアノの先生から、
「シナコちゃんは大学に行っても、学校で個人レッスンを取りたいからオーディションを受けるっていっていたけれど、どうなりましたか?」と尋ねられても、答える術なしです。
入学後間もなくは、「お金が引き出せない」だの、「教科書だけでXXドルになるけど買っていい?」、「ターゲットで必需品を買うけどパパのカードを使っていい?」だのと、お金にまつわる質問電話が3回あったけれど、以後はぷっつりと消息が途絶えました。
で、時々、「どないしてるの?」「ピアノの個人レッスンの件はどうなったの?」と電話したり(当然、留守ロクなので伝言を残すのみ)、メールを打ったりするも、なぁーんにも言って来やしない。
確かに、シナコが家を出る頃は毎日紛争で、売り言葉に買い言葉で、「あー、シナコがいなくなると思うと本当にせいせいする。もうサンクスギビングまで、ママを煩わせないでね。家にも帰らないでね」と言ったものの、流石に本当に何にも連絡して来ないと、それもまた逆に腹が立ってきますわ。
9月の初めのある日、テレビで、入寮する大学新一年生の息子や娘を大学まで送ってきた家族のニュースをやっていて、お母さんたちは涙して別れを惜しみ、娘や息子はそんな母親の肩を叩いて、「大丈夫だよ、ちゃんと連絡するから」とか、「スカイプしようね」なんて声を掛けているいる映像が流れていましたが、我が家ではありえない光景。
・・・・ウン十年前に、母からアリゾナに届いた手紙を思い出しました。
交換留学生としてアメリカに留学した時のこと。空港まで送ってくれた両親に、
「ほんじゃね~、バイバ~イ」と軽く手を振って、あっさり別れた私。
その隣で、涙を流して親との別れを惜しむ他所の子供たちの様子を見て、「アンタはほんまにドライや」と寂しく思ったとか。
けど、別れ際はそんなもんでも、少なくとも私はその後の1年間、頻繁に両親に手紙は書いて様子は知らせたもんね。アイツ等よりはマシじゃ。(って、そんなアイツ等に育てたのは私やから、あまり威張れないし、腹も立てられないか・・・。)
4 件のコメント:
ははは、どこもかしこも似た様な話だね。カナダ在住時代、私達夫婦は彼のお母さんからよく「お前達はちっとも電話くれない」と苦情(それでも週1くらいしてたつもり)。
今は娘が音沙汰なし。GメールやFB、ツイッターなどで「オンライン」でいることを見て「あ、生きてる」の判断。
どこもそんなものじゃない。
私もそろそろ母とスカイプでもしようかな。
そうよね~。「XXが出来ないで困った、○○な状態でママ助けて! 学校嫌だ、帰りたい」な~んて言われること思ったら、便りのないのほうがよっぽどいいわね。
とは言え、メールしても無視っていうのは、ちょい腹が立つけど。
お父ちゃんはしょっちゅう無視されてて、私にグチをぐだぐた言う。(堪忍袋の緒が切れるってやつ)
で、仕方ないから私が留守電メッセージを娘のケータイにいれる。
「何やっても返事がないもんだから、父ちゃんが死にそうなほど心配してる。電話せい!」ってね。それでやっと電話がつながる。
どうですか? 我が家の娘とそちらの娘? どっちの方がマシ? (ははは、どっちもひどいよね)
いや~おたくのA嬢のほうが全然マシよぅ。うちは、同じくパパに連絡入れなさいったって全くだめだもん。
こうなったらガマン大会の様相を呈して来たわ。どこまで放っておけるか、放っておかれるかって。
ちなみにFBでは、私はキニコには友達リクエストを拒否され、シナコとは「部分的」な友達なもんで、FBでも様子はわからないのどす。ま、それほどFBは熱心に見てないからいいんですけど。
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