2008年10月4日土曜日

ジジババの到着

空港に迎えに行ったら、到着時間から実際に出てくるまで1時間も待たされた。入管で時間がかかったそうな。

前の人を入国管理官が連れてどこかに消えてしまい、なかなか戻って来なかった。その後、戻って来て両親に質問するも、両親は全く英語を解せず。

管理官は両親にどうやら何ジンかと聞いている模様。「日本のパスポート見せてるんやから、聞かんでもわかるやろ」思いながらも『ジャパニーズ』と答える。管理官は、後ろに並んでいる東洋人に向かって何か聞いたが、彼は「コリアン」と答えている。するともう少し後ろのほうに並んでいた人が、少し日本語が分かると言って、助けに来てくれ、ようやくめでたく入国。


車の後ろの席に乗り込むや父は、「ほんま、アメリカちゅうところはわからんなぁ」
「何が?」
「このシートベルトがどないなっちょるかわからん。なんじゃこれは、どないなっとるんや?」
「それは、真ん中の席のベルトでしょ。パパのは、あっち。」
「えっ? そうか、ようわからんのう。」
すると私の隣に乗った母も、「私のもないわ」
「ないわけないでしょ、そこやん、振り向いて見てみ」
「はー、あった、あった、そやけど、これがなかなか入らへんのよね~」
「どこにあるか、わからん。どないなっちょるんや。お~、これか。ほんま、アメリカ言うところは、わからんところやの~。」

アメリカやないでしょ。
だいたい、この車はオデッセ、日本車やで。

かくして、車に乗るたびに「アメリカ言うところはわからんの~」を繰り返しながらシートベルトを探している。

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