2010年9月23日木曜日

お引越し

もうコネチカットから引越したのだから、いい加減ブログのタイトルも変えようと思ったのですが、タイトルは変えるわけには行かぬようで、ブログもお引越する事にしました。

新たなブログは「カロ通」。
コネ通同様、この名前もまったくセンスも何もあったもんじゃありませんが。

と言うことで、今後はこちら↓で引き続きブログをお読みください。
http://jodakosan2.blogspot.com/

2010年9月22日水曜日

フロリダの鳥

フロリダでは頻繁に珍しい鳥に遭遇します。これまで写真に収めることの出来た鳥をご紹介しましょう。

まずは、先日昼ごはんを食べに出かけた帰りに、丹頂鶴のような鳥を発見!
Sandhill Crane(カナダヅル) (・・・フロリダなのに何故カナダ?)
逃げちゃうかなと恐る恐る近づいたけど、全然逃げなくて、ほら、こんなに近くで写真が撮れました!

その次がこれ。キツツキ。Pileated Woodpecker(カンムリキツツキ)と言うらしい。
近くにいた人たちがキツツキだと指差している方向を見たら、止まってました。


こちらは前回来た時に、通勤路でしばしば見かけた鳥。
ニワトリのような、ニワトリでないような・・・。もしかしてキジの仲間? 
この鳥だけ何だか解明できず。
この鳥と一緒にいたと思うから、こっちはメス?

これは、かわいそうだけど、なんとも気色悪い鳥だわ・・・。
Black vulture (クロコンドル)。

こちらは、随分前に撮ったペリカン。

かなり前に植物園で見たTricolored Heron (サンショクサギ)

Snowy Egret (ユキコサギ)

下は以前、既にご紹介したWoodstork (アメリカトキコウ)とSpoonbill (ヘラサギ)。

昼食で時々訪れるレストランで、去年見た鳥。多分Blue Heron(アオサギ)。

他にもカメラを持ち歩いていないときに見かけた珍しい鳥や、激写タイミングを逃したのがたくさんいたので、次回は写真に収められるように頑張りたいと思います。

2010年9月21日火曜日

音沙汰なし

先日、母からメールあり。
孫たちは元気にしているかと尋ねられ、
「全くウンともスンとも言ってこないから、生きているのか死んでるのか知りません」と答えた。

昔から便りのないのは良い知らせって言うけど、それにしても限度があるっしょ・・・。

まだキニコのほうは、聞きたいこととかあってメールやテキストメッセージを送ると、
「yes」
とか
「guess so」
などと、簡潔な(愛想のないとも言う)返事があるものの、シナコの方はなしのツブテ。

故に、シナコのピアノの先生から、
「シナコちゃんは大学に行っても、学校で個人レッスンを取りたいからオーディションを受けるっていっていたけれど、どうなりましたか?」と尋ねられても、答える術なしです。

入学後間もなくは、「お金が引き出せない」だの、「教科書だけでXXドルになるけど買っていい?」、「ターゲットで必需品を買うけどパパのカードを使っていい?」だのと、お金にまつわる質問電話が3回あったけれど、以後はぷっつりと消息が途絶えました。

で、時々、「どないしてるの?」「ピアノの個人レッスンの件はどうなったの?」と電話したり(当然、留守ロクなので伝言を残すのみ)、メールを打ったりするも、なぁーんにも言って来やしない。

確かに、シナコが家を出る頃は毎日紛争で、売り言葉に買い言葉で、「あー、シナコがいなくなると思うと本当にせいせいする。もうサンクスギビングまで、ママを煩わせないでね。家にも帰らないでね」と言ったものの、流石に本当に何にも連絡して来ないと、それもまた逆に腹が立ってきますわ。

9月の初めのある日、テレビで、入寮する大学新一年生の息子や娘を大学まで送ってきた家族のニュースをやっていて、お母さんたちは涙して別れを惜しみ、娘や息子はそんな母親の肩を叩いて、「大丈夫だよ、ちゃんと連絡するから」とか、「スカイプしようね」なんて声を掛けているいる映像が流れていましたが、我が家ではありえない光景。

・・・・ウン十年前に、母からアリゾナに届いた手紙を思い出しました。
交換留学生としてアメリカに留学した時のこと。空港まで送ってくれた両親に、
「ほんじゃね~、バイバ~イ」と軽く手を振って、あっさり別れた私。
その隣で、涙を流して親との別れを惜しむ他所の子供たちの様子を見て、「アンタはほんまにドライや」と寂しく思ったとか。

けど、別れ際はそんなもんでも、少なくとも私はその後の1年間、頻繁に両親に手紙は書いて様子は知らせたもんね。アイツ等よりはマシじゃ。(って、そんなアイツ等に育てたのは私やから、あまり威張れないし、腹も立てられないか・・・。)

2010年9月7日火曜日

カロライナ良いところ

今朝はタクシーが無事に来るか心配だった。

と言うのも、我が家のある地区は新興住宅地で、まだグーグルマップにも反映されていないし、GPSでも出てこない。ジャーマンのトラックが来る時も、家具の配達の時も大変だった。いえ、まずは最初の頃、自分で自分の家にたどり着くのも。近くの目印になるような場所の住所を入力して、その近くまで来たら後はわかる。家具屋のトラックは、しっかり説明したにも関わらず、全然違う所に行って迷ってたし。

という訳で、昨日タクシー会社に電話して予約した時にも詳しく道順を説明し、分からなかったらすぐに電話してもらうようにお願いした。今朝のタクシーの運転手さんは、さらに出発前から電話をくれて、道順を確認。「念のため15分早く出るよ」と言うので、「予約した時間そのものが、既に15分の『迷い時間』を含んでるから、そんなに早く来なくていいよ・・・」

この運転手さんは大丈夫そうだったので、そうは言ったものの、タクシーが来るまではドキドキ。
でも無事に予約時間に到着。

我が家は空港に近いから、空港に着いたのは出発時刻の1時間半以上前。

これまでもこの空港は何度か利用したけれど、仕事で出掛けるという同じ条件下、つまり同じような時間帯、同じような荷物の量で、ラガーディア空港と比較してみると、まさに雲泥の差! 

ラガーディアはいつも混んでて大変で、まさにhecticという表現がぴったり。それに引き換えRDU空港は空いてて閑静できれいで。列のないセキュリティーなんて初めて。いいなぁ。いっつもこれだといいのに。

そうそう、先日Home Depotでバー付きシャワーヘッドが売り切れで、他の店舗の在庫を調べてもらったと書きましたが、あのときの店員さんがすっごく親切だった。在庫がある店舗リストの中から、「あなたの家からだったら、ここが一番近いわよ」と選んでくれて、その店に電話したときも、「今からお客さんが取りに行くから、棚から出してサービスカウンターに用意しておいてね」と頼んでくれました。

日本のお店じゃこのくらいの気配りは当たり前のことかもしれませんけれど、アメリカじゃそうそうあることではないのですよ。思わず「本当にご親切にどうもありがとう!」と言いました。すごく嬉しかったから。

と言うことで、今のところ、空港はええし、人は親切やし、ノースカロライナは暮らすにはなかなかええところかもしれません。

2010年9月6日月曜日

更にその後

とうとう家の片付けが終了!

残ったのは、テレビがないから、どうしたらいいかわからないDVDプレーヤー、同じくテレビがないから使えないWii、テレビもデッキもないのでどうしようもないVHSビデオの映画(私が寄付しようとしたら、キニコがカナダに持って行くと言って忘れてった)がケースに入ってリビングの隅に積み上げられていますが、他は全て収まるべきところに収まりました。

空になった衣装ケースや容器が10個くらいあって、それは納屋へ。(なんでこんなに衣装ケースがあるんだ?) おびただしい数の旅行鞄も、プラスチックのスーツケースは納屋へ、ドデカイ布のスーツケースは寝室の隅に、そして残るダッフルバッグ類は、鞄を鞄の中に入れて(8個は入ってる)、私のクローゼットへ。(なんでこんなに鞄があるねん!)

あーすっきりした。後は今の状態を保つだけ・・・けど、どうなるかな。

実は明日からまた出稼ぎに出ます。これがあったから、それまでに片付けを終えようと目標があってよかった。さもなければ、ずっと荷物に囲まれた生活を続けたかも。

今回はちょっと長丁場の1ヶ月。ドナドナドナ・・・かわいそうなジョダは先ほど、近所のペット旅館に預けて来ました。トロント行きで予行演習してたから、大丈夫かな。嫌がらずに入って行ったし。明日は朝が早いので、今日からしか預けられなかったのです。(ほんとは今日も祝日でおやすみだったところを、特別に受け入れてもらいました。)

ジョダのアレルギーは3日間、子供用のベネドリル・シロップを飲ませてようやく熱も引き、耳の腫れも引きました。でも掻きむしった後がかさぶたになって、今でもぺろぺろ舐めてましたが。ネットで調べたら、Frontlineによるアレルギーって結構あるらしいです。やっぱりかなり強いお薬なのね。アレルギーより、ダニにかまれる痛さの方がましか・・・。

そうそう、シャワーのその後ですが、外せるはずの壁に取り付けたパイプ。あれさえ本当に外れるなら、買ってきたバー付きシャワーセットは使えるけれど、外れないなら返品しないといけない。そこで保証係のパットさんに電話をしてみました。

「昨日来たプラマーの人に、外れるかどうか見に来て欲しいの。外れるなら、返品しない。取り付けは10月でいいから」

丁度連休前の金曜日でした。「プラマーに見に来てもらったら有料だよ。だけど僕が行けばタダ。だけど今日は行けない。あのパイプさえ外れれば、そのシャワーヘッドが本当に取り付くって言うなら、パイプは外れる。これは間違いなし。ただ取り外しには特別なツールが要るんだ」

と言うことで、パイプの取り外しさえしてもらえれば、実際の取り付けは私でもできるし、取り付けそのものは急がない。どちらかと言うとセール品だったから、取り付くなら、もう1つのバス用にも買い足したい。

パットさんが「君が取付をするなら、パイプの取り外しは僕がやってあげる」と言うので、出稼ぎから帰ったら、パットさんに連絡することになりました。そしてすぐさま、先日取り付けて使ったシャワーヘッドの返品と、もう1つバータイプの買い足しにHome Depotへ走りました。(後でアメリカのお母さんと電話で話して分ったのですが、パイプを取り外す特別ツールは、「へ」の字に曲がったパイプの中に突っ込む棒のようなもので、これを入れて、大きくぐるぐる回して緩めるそう。パイプは丸くてすべるから、外からレンチなんかじゃ掴めないから。な~るほど。)

それにしても、使ったものを返品できるなんて・・・アメリカですね。箱はびりびり、中身はちょっと濡れている・・・そんなものを、返品カウンターに持って行くと、何の質問もなく手続きが始まり、「はい、代金はクレジットカードに入金されます」と言われ、その時に「ところで、何が悪かったのですか?」と聞かれました。

「何にも悪くないです。悪かったの私。私の背が低いことが・・・」

と言うことで無事返品して、見切り品セールだったバーつきシャワーヘッド買おうとしたら、売り切れ・・・。別の店舗に在庫があると教えてもらって、移動。

こちらのHome Depotでシャワーヘッドを買って帰ろうとしたのですが、お店を出ると、お隣がBed Bath & Beyondという店で、なんと「店じまいセール」をやっているじゃありませんか。覗いてみると「これは買わいでか!」と言うお値段。値引き価格の更に50~75%オフになっているのです。

キニコとシナコのベッドのものは、シーツも布団カバーも枕も枕カバーも、皆それぞれが大学に持って行ってしまい、お揃いのものもあったのに、残っているものはどれもバラバラ。ベッド下収納をするために、ベッドライザーというプラスチックの台をベッドの足にかませていますが、ベッド下の衣装ケースが丸見え。

これまでは、それでもいいや、そのうち徐々にと思っていたのですが、このチャンスを逃してなるものかと、必死でセール品の山をあさりました。流石にセール品だから、せっかく良いのが見つかっても、同じものを2つ見つけるのは難しいし、上が見つかっても下が見つからない、似通った色がなかなか見つからない・・・かなり長時間探しまくりました。

で、ベッドスカート、シーツ、枕カバー、布団カバー、ついでにクッションまで買い込んで帰ってきました。

ところが家に帰ると、買ったはずのものとは違うものが・・・。仕方なく翌日交換に。すると、セール価格の上に、実は2割引のクーポンも使えると言うのです!!! アメリカにお住まいの方はご存知のように、Bed Bath & Beyondはしょっちゅうダイレクトメールで割引クーポンを送ってきますでしょ? 実はうちには「新しい入居者の方へ」という特別クーポンが来ていて、いつものように1点のみ2割引じゃなくて、「全商品2割引」と言うクーポンなのです。

それで再び家まで戻って、クーポンを握り締め、昨日買ったものを一旦全部返品して(レシート上ね)、新たにバスルームにも新しいタオル買い足し、更に20%引いてもらいました。

と言うことで、キニコとシナコのミスマッチだったダサい部屋も、Nauticaの布団カバーとクッションで、すっきりと生まれ変わりました。色は茶色で暗いけど、この値段じゃ文句は言えない。 

家に帰って計算したら、購入金額は上代の18%! 530ドルが95ドル! (定価で買ったら、布団カバー1枚が100ドルだよ。)

このベッドカバーは前からあったもの。裏返したら似たような色だった・・・。ジョダが乗ると毛が付くから普段はカバー掛けときます。
・・・そう言えば、少し昔に友達が言いました。
「関西のおばちゃんと、関東のおばちゃんの違い知ってるか? 関東のおばちゃんは、どんな高いものを買ったか自慢する。関西のおばちゃんは、どれだけ安く買ったか自慢する」

全くその通りで。

2010年9月2日木曜日

家のこと、その後

今朝は7時45分に目覚ましを掛けていたのに、夕べ寝たのが2時だったから起きれなくて・・・8時45分になっても、まだベッドでうつらうつらしていたら、階下でドアをノックする音が。

パジャマ(たって、Tシャツですが)に短パンはいて、寝癖でぐちゃぐちゃの髪をあわてて水で濡らして、急いで玄関を開けると、先日来た建設会社の保証係りのおじさん。

・・・そう言えば、先日のチェックの時に、修理が必要となった箇所の補修に、今朝8時半に来るって言ってたな・・・。すっかり忘れておりました。5-6人を引き連れてやってきて、ドアの開閉が悪かったところや、洗濯機を入れるときにつけた壁の汚れを取るためのペンキの塗り直しとか、些細なところをあと数箇所修理してくれました。

他に問題はないかって聞くので、ウォシュレットとシャワーのことを相談しました。直ぐにお隣の家に来ていた配水管の担当の人を呼んでくれてみてもらいました。

ウォシュレットの方は、「栓の向きを変えればホースが取り付くよ」と言って、パイプのタイプを替えてホースが取り付くようにしてくれました。わーい、わーい!

ヘアキャッチャーも、「こんな風に引っ張り出さないと付けられなの」って言うと、「お風呂の栓は取り外せるよ」と言われました。「やってみたけど、外れなかった」と言うと、「じゃあ、見ててご覧、外れるから」と。でも「確かにこれはめちゃくちゃ強く締めてあるなぁ」と言って、ペンチで緩めて取ってくれました。「我が家にはペンチがないから、もう1つのお風呂の栓も取り外して」とお願い。これで次からは、簡単に栓そのものが外れます。普段は栓を外しておいて、お湯を張るときだけ、栓を入れればよくなりました。

「だけど詰まったら、いちいち栓をを外さないと除去できないんでしょ? 詰まるのわかってるんだから、どうして最初から簡単に外せるようにしておかないの?」
「それがダメなんだよね。しっかり外れないように取り付けるのがスタンダード」
「どうして? 馬鹿げてない?」
「そうだね。だけど、これで僕等の仕事もできるから」
だそうです・・・。

シャワーは・・・あんまり簡単なことじゃないみたい。
とりあえず、ボスに相談するから状況を写真に収めると言い、
「シャワーの横に立って、シャワーのヘッドに向かって手を伸ばしてみて」と言われ、ポーズ。
(パジャマのまま、髪もバサバサで写真に収まるの嫌だったけど・・・)

シャワーはボスと相談して妙案があれば連絡してくれるとのこと。

みんなが帰った後、ウォシュレットは取り付けに成功しましたが、電気のコードが短くて延長コードを買いに行かねば使えません。

午後からはソファーの配達があるので、それを待ってから買い物です。配達は12時から4時。(日本だったらこんなに幅のある配達時間の連絡ってないですよねぇ。)

実は昨夜からジョダの様子がおかしい。夜中も足で耳を掻きむしっていました。今朝様子を見ると、体中が赤みを帯びていて、耳も熱を持っていて腫れている。アレルギー反応のよう。
唯一考えられるのは、昨日ジョダにつけたダニが付かないようにする薬。フロントラインという薬で、3回分(3か月分)で60ドルもする高価な薬なのですよ。このあたりは藪が多いから、ダニがついたらいけないと思って昨日買ったのです。オハイオにいた時や、コネチカットで最初に住んだ家は庭に一杯草が生えていたので、夏場はフロントラインを使っていました。今まで何ともなかったのに。

しばらく様子を見ていましたが、だんだんひどくなっているみたい。ソファーの配達も気になったけれど、いつ来るか分らないから、20分で戻ると張り紙をして薬局へ。子供用のアレルギーに効くシロップ(抗ヒスタミン)を買ってきてパンに浸して食べさせました。1時間以上経って、ようやく少し効いたみたい。これまでより効きが悪いかな。

ソファーが来たのが4時。ショールームで見たときは、さほど大きく見えなかったけれど・・・家の中で見るとでっかい。コイオが「何で一人で暮らすのに、3つもいるねん!」と怒ってましたが・・・。「だって、家族がそろって、お客さんが来たら座るところないやん」と言うと、「いつ誰が来るねん」と、3つ買う事にかなり反対してましたが。(だから、皆さん遊びに来てね!)
ちょっと部屋一杯になったけど、なんかいい雰囲気やんか。ジョダに乗って欲しくないから、お客さんが来る時以外はカバーしてしておきましょう。(一生カバーしたままかな?)
ジョダにもCostcoで専用ソファーを買ってあげました。
ソファーが来たので買い物に出かけました。Costcoで壊れたラジオを交換し、ホームデポで延長コードを買い、ついでにもう一度シャワーのコーナーを見てみると、これぞ解決策!というシャワーヘッドを発見。壁から出ているパイプを専用のパイプに替え、バーが付いていて、そのバーにスライドするシャワーヘッドが取り付けられる。勿論ヘッドは取り外せる。バーは吸盤で取り付けるので、ネジ穴を開ける必要なし。これなら私でもできる、と早速購入。

「昨日違うシャワーヘッドを買ったんだけど、どうも具合が悪くて。使っちゃったけど、こっちが良かったら返品できる?」
「レシートありますか? あれば大丈夫です」
「ほんと? 使ったのよ。しかも箱とかも捨てちゃってないよ」
「レシートがあれば返品できますよ」
・・・ちょっと信じられないけれど、ラッキー。

帰宅して早速、水道の大元を止め、壁から出ているパイプの取り外しにかかった。

が・・・ビクともしない。
私の力じゃ外れない。
あーあ。せっかく解決できたと思ったのに、やっぱりプロのおじさんに頼まないとだめだわ。

シャワーが解決するのはいつのことやら。

2010年9月1日水曜日

もうイヤ!

なんだか何もかも上手く行きません!
何でだ!

今日は4時間も買い物に出て、必需品(?)を色々と買ってきました。
帰ってきて、それぞれを試すも・・・全然上手く行かん。
腹立つ~!

ホームデポでは、シャワーヘッドを買いました。
この家のシャワーヘッドは壁から直接出ている固定タイプ。これじゃ犬も洗えない。しかも固定位置がめちゃくちゃ高い。以前にベッド・バス&ビヨンドでホースの付いたシャワーヘッドを買ったのですが、シャワーの出ているところが余りにも高くて、私の背では毎回シャワーヘッドが外せない。そこでこれは返品。

今日はホームデポで、何か対策はないかとお店のマネージャーにも相談したものの、ホテルでよく見かけるバーにスライド可能なシャワーヘッドが付いているのはあったのですが、このバーは平坦(面一)なところにしか取り付かない。我が家のバスは、平坦じゃないのですよ。壁とユニットバスの壁面との間に段差がある。運よくバスの壁面に取り付けられたとしても、接着剤での取付ではなくボルト付けなので、プラスチックの面にスクリューで穴を空けたらバスの保証もパーになるよとホームデポのマネージャーに言われ、あきらめました。

彼の提案は、ホースつきのシャワーヘッドに替えて、切り替えには毎回踏み台を使用すると言うもの。これが一番手っ取り早そうだったので、取り合えず試してみる事に。ウォルマートでフィッシャープライズの子供用の踏み台を買いました。

で、先ほど何とか苦労した挙句、ようやくシャワーヘッドを取り付けました。(途中、レンチが外れなくなって、かなり格闘しました。二面幅が付いていてレンチで締めるようになっているものの、だれた二面幅で、レンチが少し回ってしまって外れなくなってしまったのです。私の握力ではレンチの幅調整のネジも動かなくって、かなづちで叩いてようやく外れました。踏み台に乗ってもまだ背が足りなくて、伸ばした手が痛くなり、同じく今日ホームデポで買ってきた5段の脚立まで出動!(←エアコンのフィルターが天井に付いてて、取り替えるのに脚立がないと届かない。フィルターって毎月~2、3ヶ月に1度替えなきゃいけないだって!前の家では2年間も替えてなかったぞ・・・。)

何とかシャワーヘッドは取り付けたもの、シャワーヘッドの切り替えレバーが固い! フィッシャープライズの踏み台をお風呂の中に常備する事にしたのですが・・・これでも背が足りなくてしんどい。しばらく使ってみてダメだったら、プロに頼むかなぁ・・・。

コネチカットで使っていたウォシュレットの取付も試みたのですが・・・トイレのタンクと水道栓との距離が短すぎて、ウォシュレットについているパイプが取り付かない。明日またホームデポに行って短いパイプがあるかどうか探してみます。なかったら・・・宝の持ち腐れだわ。

我が家には今テレビがありません。暖炉の上にフラットスクリーンテレビを置く場所が確保されているものの、テレビ自体が高いのと、月々の視聴料も高いから、普段余りテレビを観ない私はテレビの契約をしていません。年末に子供が帰って来て、テレビ好きのコイオも来た時に自分で買ってもらうことにしています。

でも世間の情報に疎くなるから、それまではラジオで過ごそうと、Costcoでラジオ付きiPodのチャージャー兼プレイヤーというのが59ドルで見つけたので、キッチンに置こうと買って来ましたが・・・壊れてました。コンセントを入れても、接触が悪いのか電源が繋がったり切れたり。また明日交換に行かねば。

お風呂の栓に取り付けるヘアキャッチャー。日本ではいろんなものが出回っているけれど、こちらではなかなか見つからない。しかも我が家のお風呂の栓はかなりの高さがあるのですよ。
前の家で使っていた日本で買ったヘアキャッチャーは、浮いてしまって全然だめ。今日、ホームデポで見つけたものは(売り場のおじさんもヘアキャッチャーが何だか知らなくて、見せてあげたら、「おぉ、こんな物があったか、早速娘のバスルームに置かなきゃ」だって。)、真ん中が凹んでいるタイプ。
これじゃダメなのはわかっていたのですが、柔らかいプラスチック製だったので、この凹んでいる所を逆に引き出したら使えるんじゃないか・・・と思って、4ドルちょっとだし、ダメ元で買ってきました。
これは大成功! 

今日の収穫はこれだけかも。

2010年8月31日火曜日

カナダから帰りました

やっぱりカナダは遠い。

帰りはアパラチアの山越えを避けるルートで、ピッツバーグとリッチモンドを経由するルートだったのですが、ペンシルバニアはアパラチアの麓だから全くの平野ではなく丘陵地帯。ま、これは別に良かったのですが。

トロント郊外のニューマーケットと言う町を出発したのが朝7時。早めの出たものの、やはりトロントへの通勤ラッシュにしばし巻き込まれ、バッファローへ抜ける国境(Peace Bridge)には2時間半後に到着。平均的な所要時間かもしれませんけど。

その後は順調だったものの、4時半ごろからワシントンDCの近くに差し掛かり、帰宅ラッシュに巻き込まれ、ようやく渋滞を抜けるまで2時間。これは疲れた・・・。

当初の予定では8時半には帰宅できるはずが、結局は9時半の到着と相成りました。しばらく遠距離運転はしたくない気分です。

あと60マイルほどで家という85号線という高速道路(Interstate)を走っておりました。とっぷり日も落ちて真っ暗。車も少ない。私は左手の追い越し車線におり、右斜め前の車を抜かそうとしておりました。すると突然、その車がブレーキを踏む。

警察かと思って私もブレーキを踏みながら目を凝らすと、前方に雌鹿。その車の前を横切って私の車線へ。運よく、そのまま渡り切ってくれましたから良かったけど、道の真ん中で止まったりしてたら・・・とぞっとしました。鹿が渡り切ったときには、私の車との距離はもう5メートルくらいしかなかったですから。

だけどあの鹿、渡りきった先は中央分離帯。どうなっちゃったでしょう・・・。

と言うことで、カナダで何してきたか書きますと、カナダに着いた翌日、キニコのアパートへ荷物を搬入に行きました。ところがまだ大家さんが掃除中。しばらく待っていてということで、近所の餃子屋さんへ出かけ腹ごしらえ。ワンブロックで中華街のあるSpadinaです。

キニコのアパート・・・と言うか、3階建ての一軒家のそれぞれのフロアが貸し出されて居るのですが・・ここはトロント大学が目と鼻の先。しかもキニコの授業がある学舎が最も近いので、大変便利。大家さんは中国人のご夫婦。2日前まではこの家の一階に住んでいたそうですが、奥さんの方は毎朝5時に起きてScarboroughに住む息子さん夫婦の家に孫の世話に通い、帰宅は11時を回る生活をしていたそうで、それが辛くなってきたのでScarboroughに家を買ったそう。と言うことで今年からは1階も貸し出し。

アパートの前から見た大学の学舎    
テラスがある3階がキニコたちのユニット
背後にトロント名物CNタワーが見える       
         
キニコとルームメイトのリア(中国系カナダ人)の住居は3階。テラスが付いていてなかなか良さそう。契約は9月1日からなので、キニコは特別に先入れてもらうのですが、まだ前の住人の一人が住んでいて・・・、正直言ってこんなに汚く暮らしているの??と驚くほど、台所も冷蔵庫もトイレも部屋も汚かったです。(大家さんの奥さんも眉をひそめながらも、「彼女たちは医学生で実験とか一杯あって忙しかったから、仕方ないのよ。大丈夫、私がきれいに掃除するから」と言っていましたが・・・そう言う問題か?? キニコとリアには、くれぐれも清潔に生活しなさいと言い渡しておきましたが・・・。)

リアはキニコより1学年下。でも、話した限りキニコよりずぅーーっとしっかりしている。大家さんにもあれこれ確認していたし。

キニコの部屋に荷物を運び込んだ後、私は一路、友人の住むトロント郊外へ。トロントから1時間弱のところ。のどかと言えばのどかですが・・・オハイオを彷彿とさせる田舎でありました・・・。

友人Mちゃんには3歳の娘がいます。去年の5月にキニコのオリエンテーションでトロントに来た時に一緒に食事をしたのですが、その時はまだ「赤ちゃん」で、人見知りもするし、顔を見た程度で終わっちゃったのですが、今回は最初は人見知りしていたものの、しばらくするとなついてくれ、ちゃんと私の話し相手にもなって、めっちゃくちゃ可愛かったです。

私が「お父さんとお母さんとどっちが優しい?」と聞いたら、
「ジョダコちゃんが一番優しい」だって。
子供はなんて正直なんだ!

嘘です。間違ったことを覚えちゃいけないから、ちゃんと、「ジョダコちゃんは、本当はめっちゃくちゃ怖いんだよ」って正しておきました。

そうそう、はーちゃんには、おばちゃんと呼ばれないように、「ジョダコちゃん」と最初に釘をさしておきました。すると「あの・・・おばちゃ・・・あの・・・ジョダコちゃん・・・」と最初は言ってたけれど、そのうちすんなりジョダコちゃんと呼んでくれておりましたわ。ほほほ。

「おばちゃん」と呼ばれたくなくなったら、本物の「おばちゃん」になった証拠でしょうね~。そのうち「おばあちゃん」と絶対に呼ばれたくないと思うんでしょうね。それがシニアになった証拠なんでしょう・・・。

はーちゃんに対する私の心境は、正直言って「孫」に接する気持ちに近かったかも。
あな悲しや・・・。

Mちゃんも旦那さんのSさんも、忙しい中、歓待してくれて感謝感激。 Mちゃんはお料理上手で、美味しいご馳走を一杯作ってくれて、私は引越で2キロも体重が落ちて喜んでたのに、K家に滞在したわずか2日間ですっかり元に戻ってしまった・・・。どうしてくれる。

帰る日はお弁当まで用意して持たせてくれて、涙がちょちょぎれるほど嬉しかったです。

そうそう、今回カナダで気付いたカナダの違い。

まず、カナダでは(オンタリオ州では?)、生ゴミは他の生活ゴミと分別しなければなりません。キニコのアパートでも大家さんの奥さんが小さなバケツを台所のシンクの下から出してきて、「生ゴミは分別してここへ入れて、下の生ごみ用のゴミ箱へ入れてね」と言ってました。Mちゃんの家でも生ゴミは別。紙類は分解するから生ゴミと一緒でもOK。だけど週に1回しか収集に来ないそうだから・・・早くからゴミ箱に入れると臭いそうだよな~。私だったら生ゴミも収集日まで冷蔵庫に保存するかも・・・。

その次は、ビニール袋に入った牛乳が売っている! 
勿論紙パックに入った牛乳(1L,2L入り)も売っているのですが、それは割高で、Mちゃんの家ではビニール袋入り(4Lが3つの袋に分けてある)を買っていました。勿論中身を全部別容器に空けても良いのですが、ビニール袋の先をちょんと切ってそのまま容器にスポンと入れて使用するのがカナダ流。

おお! こんなのをYoutubeで見つけました。ミルクバッグの説明どす(英語どすが)。
http://www.youtube.com/watch?v=VTPgd4HUk4w

話はそれますが、上のミルクバッグを説明しているYoutubeのビデオを作った人が、メープルシロップで飴を作る作り方を説明しているクリップもありました。面白そうだから、カナダにお住まいの方、是非お試しあれ!
http://www.youtube.com/watch?v=CVycchqwlac&feature=channel

2010年8月28日土曜日

トロントにて

昨日は家を出るのが案の定遅れて、朝9時半。行きしなに、ジョダを預けそのまま出かけました。
当初はアメリカ国内で一泊して翌日国境を越えるつもりでしたが、国境は込むから時間が読めないとか思って、結局、トロント空港近くまで来て1泊。到着は夜中の12時半でした。お陰で今朝はゆっくり休めました。

ナビが示す道を進んだのですが・・・。どうしてこんなルートを行くの?と言うルートでした。

今、地図で確認すると、ダーラムに対してトロントはほぼ真北の位置関係にあるのに、進んだルートは、一旦西(グリーンズボロ)へ進み、その後北上して、再びエリー湖沿いを東へ進むという無駄なルート。と言うのも、ダーラムから真北へは高速が走ってないからです。

でも、このナビのルートはアパラチア山脈を通る山道。途中一般道も混ざって信号で止まるし・・・最低。

今、グーグルマップで調べて、帰りはピッツバーグとリッチモンド経由にしようと思います。こうすればほぼ高速ばかりで、主に平野部を走れますから、遠回りでも運転は楽なはず。

ではでは、今からキニコのアパートへ行って来ます!

2010年8月26日木曜日

明日からカナダ

引越は終了したものの、落ち着きましたと言えるには程遠いです。
きっとすべてのものが整理されて、入るべきところに収まるまでには、数ヶ月掛かりそう・・・。
とっ散らかった家を眺めると、ため息が出てくるのですが、これ以上は無理、と怠け心が頭をもたげています。

家の整理に加え、いろいろな手続きもあって・・・時間が取られるものだから、家の片付けは遅々として進みませぬ。

昨日は車の登録をコネチカットからノースカロライナに変更。80ドルもあれば良いだろうと思って行ったら、なんと228ドル! 高っ! お金がなくて慌ててATMに走りました。そしてもらったナンバープレートは、なんと1枚だけ!

えっ、NCでは1枚が基本なわけ? 法律では車の後ろ側だけにプレートをつけることが義務付けられていますが、これまで住んだところでは、どの州も当然のように2枚のプレートをくれました。

帰り道、運転しながら気をつけて見てみると、確かにどの車も前にはプレートなし。ふーん。そうなんだ。ノースカロライナって変わってる。

昨日は私のシビックの登録変更だけでしたが、オデッセの方はどうしたら良いのか相談しました。と言うのも、オデッセはコイオの名義になっています。

すると・・・面倒なことに、配偶者では登録変更が出来ないので、コイオが「委任状」を書いて、それに公証人の前で署名し、その委任状とコイオの免許証のコピーを持って行って初めて私が代理で登録変更できる、とのこと。日本で公証人の前で署名するのって面倒なのよね。アメリカじゃ銀行やスーパーや宅配便の店なんかに公証人がいるのだけれど。あ~あ。今後車を売るとかなったら、また委任状やら面倒なので、今度コイオがアメリカに来たときには、車の名義変更もしてもらいましょう。

アメリカでは全米ネットの銀行と言うのがありません。国土が広いっちゃあ広いですけど、今日日どこにでもどの銀行があっても良さそうなものなのに・・・そうじゃないんですねぇ。

カリフォルニア時代はバンクオブアメリカを利用していましたが、オハイオには(今は知らないですが)当時はバンカメはなかったのでその口座は閉じ、仕事先の関連会社の信用金庫に口座を作りました。この口座は未だに維持しています。

コネチカットではシティバンクとTdと言うカナダ系の銀行(カナダのTdの関連会社)の口座を持っていました。後者はキニコに生活費を渡すため。アメリカの口座に入金すると、必要に応じてキニコがインターネットでお金をカナダのTdの口座に無料で移すことができます。

ところがシティもTdもノースカロライナにはないのです。調べた結果、同じくカナダ系のRBCがカロライナにはありました。この銀行でも同じようなサービスが受けられるので、昨日はダーラムのRBCに行って、キニコと私の共同口座を開設。(これに2時間掛かった!) キニコがカナダでRBCの口座を開設してリンクすれば、二つの口座間で自在にお金をやりとり出来るようになります。

シナコの方は、大学のお抱え銀行がワコビア。学校の中で使える学生カードとワコビアがタイアップしているため、シナコはワコビアで口座を開設。私も先月来た時にワコビアに口座を開設していたので、今日はシナコの口座を私との共同口座に変え、自分の口座との間でお金をやり取りできるようにしました。

また今日はお役所へも行って、「個人事業主」の登録をしてきました。登録証の控えを持って、ワコビアでビジネス口座も開設。これまでは、プライベートもビジネスも口座は一緒くたで、クレジットカードも一緒くただったのですが、会計士の方に、「きちんと分けたほうが良い」と言われ、カロライナへの転居を機に分ける事にしました。

シビックのオイルチェンジも必要だったから、今朝朝一でホンダのディーラーに車を持って行きました。キニコと一緒に2台で行って、1台で戻って来ましたが・・・。片道25分ほどの距離ですが、今後ひとりになると、サービスを受けている間ずっと待ってなくちゃいけないのかな・・・。と思ったら、シャトルサービスがあって、ダーラム、チャペルヒル、ラーレイ内ならシャトルで送迎してくれるそう。良かったぁ。

そうそう、引越して早々、家の中にアリが! 空っぽの家の時にはいなかったのに、食品が入った箱の回りや、キニコのクローゼットの中に小さいアリが一杯! 害虫駆除はしてあるはずなので、今朝、建設会社に連絡したものの、処理の対象はシロアリだけだったそう。別契約をすれば、同じ会社が年に4回来て、アリのみならずクモや蜂とかも駆除してくれるそうなので、すぐさま契約。早速今日、来てもらって処理してもらいました。明日からカナダに行くのに、帰ったら家中真っ黒だったりしたら、ぞっとしますから・・・。

そう、明日からカナダです。また長距離を運転するのかと考えただけで、流石の私もゲンナリ。でも思い起こせばオハイオ時代に何度もオクラホマまでひとりで運転しました。あれは900マイルだったのに対してトロントまでは720マイルの13時間ですから、大したことないじゃないと、自分に言い聞かせています。(けど、あの時はもっと若かった・・・。)

考えてみると私のアメリカのお母さんってタフだなぁ。今でも、どこに行くのも殆ど車で出かけるのですが、この夏もオクラホマからワシントンやバージニアに車で遊びに行っていました。私たちがカリフォルニアに住んでいたときも、一人で車で訪ねて来たし(約1600マイル!)、ニュージャージーには何度も車で来てましたからね(1450マイル)。ほんと、タフだわ。

と言うことで、明日から9月1日まで出かけてきます。

ジョダは近所に預かってくれるところを見つけたので、お留守番です。そこに慣れてくれるといいんだけどな。

2010年8月23日月曜日

引越終了

幾つかハプニングはありましたが、無事に引越が終わりました。

ジャーマンは力はあるし、家具を運ぶことは問題ないと思っていたけれど、素人だからそれ以上は期待していなかったのですが、荷物を要領よく上手に組み合わせてトラックに積み込むので、びっくり。

トラックの運転席上の狭い部分には「ここには大きな箱を入れる」と言うから、「マットレスを置いたら?」と言うと、「そんなことしたら、マットレスの出っ張った部分のスプリングが曲がってしまうよ」と言われました。「自分たちで引越したことあるの?」と聞くと、「何回引越したかわかんないくらい」と言われ、全て任せる事にしたのですが、本当に効率よく上手に隙間なく積んでくれて、感心しました。

一昨日、ジャーマンたちが運転するU-Haulのトラックが出発したのが12時、私たちがその後、貴重品や残った細かいもの自分たちの車に積み、片付けを終えて(と言うか、大家さんの息子のマイケルが覗きに来て「そんなにきれいにしなくていい加減でいいよ、どうせ工事を入れるから」と言ってくれたので途中で中止して)グリニッチを出発したのが3時。

もう何度かカロライナには車で行っているから、ナビなしでも平気と、シビックを運転するキニコにナビを渡し、わたしはオデッセを運転して行きました。

キニコには私のことは気にしないで、自分のペースで運転するように言い、予め次はどこのサービスエリアで止まるか打ち合わせ、彼女が始終先行する形で進みました。

メアリランド州のサービスエリアで2回目の休憩を終え、キニコを先に出発させ、私もすぐに続いて出たのですが、サービスエリアを出るまでに、間に何台か入って来て、キニコは先に行ってしまいました。それらの車に続いて出た後、キニコを追うべく、ちょっとスピードを上げました。でも全然追いつかない。私もかなりスピードを上げて走ったので、「あいつ、一体どれだけスピード出しているんだ・・・」と思いながら、40分ほどが経ち、ふと見ると先が二手に分かれています。けれど両方とも「北行き」。

え、なんで!? 私は南向いて走っていないといけないのに、何で北向きなの? 慌ててキニコに電話。

「何でか知らないけど、北向いて走ってるんだけど・・・」
「えっ!? ずっと北向いて走ってたの?」
「知らない、いつの間にか北だったみたい・・・」
「だって、さっきのサービスエリア、北向きにも南向きにも出れたでしょ? ママ、逆に出ちゃったんだよ。ダサっ!もう、45分も経ってるよ。」

メアリランドのサービスエリアは、北向き車線と南向き車線の中央に位置し、両方の車線がひとつのサービスエリアを利用しているのです。何にも考えずに前の車に続いて出たのですが・・・。あー!! (何がナビなしで平気だ・・・ナビがあればこんなときは直ぐに気がついたのにね・・・)

と言うことで、キニコとの間は約100マイル、1時間半も開き、この先は別々に行動する事に。本当は疲れたら途中で泊まるか、車を止めて仮眠しようと言っていたのですが、それもままならず、キニコは12時45分に到着。私は午前2時15分の到着となりました。

翌日のジャーマンたちの帰宅の飛行機は夜7時だったので、翌朝のスタートはゆっくりにしようと決めていました。トラックが来たのが11時過ぎ。荷物を全て降ろし、私たちが運べないものを全ての部屋に入れ終わったのが2時半。

U-Haulのトラックを返却し、ジャーマンと弟のウィリアムにシャワーを浴びてもらい、その後、遅い昼食にスタミナを補うステーキを食べに3人で出かけました。ベジタリアンのキニコは当然お留守番。

レストランの前で、2人に「筋肉を見せて!」とポーズをとってもらいました。

その後、少し早いけれどそのまま空港へ送って行きました。(右がジャーマン)

帰宅後、残った荷物を見て気が遠くなりましたが・・・

気を取り直して、何とか片付けられるものは片付け、2-3時間でこの進捗。

のこりは数ヶ月かけて片付けるか・・・??
左奥の一塊は、キニコがカナダに持っていくものだから、それでごそっと減るはず。

夜9時半ごろにジャーマンから電話。無事にNYに着いたのかと思いきや、「悪天候でまだ空港にいるよ、もしキャンセルになったら、ホテルに泊まるから、迎えに来てくれる?」 

4時から空港にいるのに、なんとも気の毒。私も眠たかったけれど、寝るに眠れず。10時半過ぎに「今やっと搭乗した」と電話があり、私も安心してベッドへ。

ということで、ブログはここまでにして、またぼちぼち部屋を片付けを再開します。

今、キニコがシナコの忘れ物を届けに、オデッセで出かけていきました。
忘れ物は、等身大の鏡、自転車、延長コード、などなど・・・。
入寮してから私たち親には全く連絡がないけれど、それも平和でいいわ~。

2010年8月19日木曜日

続・引っ越し秒読み

だれや、もうブログは更新しません言うたんは・・・。

ちょっと作業の中休み。
今、大家さんの電子レンジの掃除を終えたところ。普段からきれいしてるから、15分ほどでぴかぴかになりました。(と、何気に自分のきれい好きをアピールする。)

今朝はピアノ運送業者が早く来たので、早めにSalvation Armyに行くことができました。
けど・・・1日でこんなにたくさんの不要品が集まるのねと思うほど、倉庫には不用品がうずたかく積まれて殆ど一杯。

私たちが昨日荷物を運び込んだとき、丁度Salvation Armyのトラックが不要品のピックアップに来ていて、倉庫が空になった直後に運び入れたのですよね。

事情を話すと、
「僕たちは何も抜いたりしないから、運び込まれたものは全て倉庫にあるよ。どうぞ心行くまで探して。ちなみに右手が洋服以外の雑貨。洋服は左側の山だよ」

本当にうずたかく積まれている・・・。持ち込んだものは一番下のほうだし、見つからないかも・・・と思いながら、順々に上の袋をのけていきました。

ものの5分ほどで発見!!!

たいていの人の洋服は大きなゴミ袋に詰め込まれて持ち込まれているのですが、私たちはきれいにたたんで紙袋に入れても持ち込んでいました。だから紙袋を探せばよかったわけです。あのシャツは紙袋の上のほうに乗せたことは覚えていたし、幸いにも2つ目にチェックした紙袋に入っていました! 

あーよかった。弁償しないで済んで。

よし、これから食品棚の中身を詰め込む作業をしようっと。(昨日の夜、ガスレンジもぴかぴかに磨いたし、もう料理する気ゼロだからね。)

ちなみに、コイオさんは、またショッピングモールに買い物に出かけています・・・。
ほんま、買い物好きやな。