2009年9月24日木曜日

新聞

最近はあまり新聞を読まなくなった。
あまり面白いニュースないし、活字が小さくて老眼の目には辛いし。
かと言って、テレビのニュースも殆ど視てないから(大相撲のところだけ)世の中の動きには疎くなった。

でもNYタイムズを購読してるものだから、もったいないから読めとコイオに言われている。コイオはファイナンシャルタイムズを取っていて、それを行きの電車で読み、会社で日経とウォールストリートジャーナルを取っているから、これを帰りの電車で読むと、NYタイムズを読む時間はないらしい。NYタイムズは私の「経費」で落としているから、私の責任でもある。

で、毎日しぶしぶ紙面は開く。けど、普通のニュースは面白くなくて、ついついオモロイ記事だけ探して拾って読んでいる。

2-3日前のニュースにこんなのがあった。

8ヶ月前からドイツの経済相になっているKarl-Theodor zu Guttenbergという37歳の人。どうやらドイツで人気上昇中で、次期首相か、とも噂されているらしい。彼は12世紀から続く貴族の出らしく、奥さんもビスマルクの直系だって。でもこの家族はレジスタンスに参加したらしく、中にはヒットラーの暗殺計画に加わっていた人もいたそうで、人々の受けは良い。面白かったのが、彼のフルネーム:Karl-Theodor Maria Nikolaus Johann Jakob Philipp Franz Joseph Sylvester Freiherr von und zu Gttenberg。なんと長ったらしい。勿論私が面白がっている所が記事のメインの部分ではありませぬ。


そして今日のオモロイ記事は、リビアのカダフィの話。

今、NYで国連総会が開かれている。そこで昨日カダフィがスピーチしたそう。なかなか笑えた。

国連総会では、最初がブラジル(多分議長国)、次がホスト国(つまりアメリカ)、その後は早いもの順で国家の主席がスピーチするそうな。でもスピーチ中は、席を離れている人も多く、たいがいの首脳は外の廊下で諸外国の首脳とおしゃべりしているらしい。

スピーチに与えられた時間は15分。でもこれを守らない人も多いらしい。一応15分を過ぎると、赤いランプが付いて合図が送られるらしいけど、それ以上はなく、国家主席のスピーチを無理に止めたりはしないそう。

上記の順番に従ってオバマ大統領が昨日は2番目にスピーチ。これまで国連に非協力的だったアメリカだけど、前向きに取り組むって言ったらしいから、ちょっと嬉しい。オバマのスピーチは38分。

で、次に演壇に上がったのがカダフィ。なんとカダフィは90分もしゃべったそうな。主題に入るまでで既に17分。主題は、安保理にアフリカの国を入れろ、とか、結構うなずける話もあるけど、まぁ笑えるよ。

イラクで大量殺戮をした者は罰せられるべき

タリバンがイスラム国家を築く権利を誰も妨害できない

豚インフルエンザはどこかの実験室が武器として生み出した陰謀ではないのか

JFKとキング牧師の暗殺の調査を行なうべき(JFK暗殺の黒幕はイスラエルだ)

国連本部はリビアに移動してはどうか(NYに来ると時差ぼけになるし、アルカイダの攻撃の可能性があるので皆が危険にさらされるから)

イスラエルとパレスチナは統一してイスラチナになったらどうか

安保理の常任理事国は永久に席が確保されているなんて封建制度もはなはだしい、永久というものは神にのみ許される

アフリカの息子オバマ大統領には僕と同じく永きに渡って国を治めてほしいものだ

・・・だってさ。

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