一昨日、マイアミでの仕事を終え、最終の仕事はオーランドなので、お客様と同じ便で移動。
実は、キニコとシナコも同じ便に乗り、私と同じホテルの部屋に泊まる予定。
出張に家族を連れて行くことは、アメリカではそう珍しい話でもないけれど、こんなこと、なかなか日本から来た人には理解してもらえなさそうなので、黙っていたほうが得策かなと、子連れで来ていることは内緒。「他人の振りをすること」と、子供には最初から釘を刺してあった。
当日、私は仕事場から、お客様と一緒の車で直接マイアミ空港へ。キニコとシナコは、ホテルからタクシーで空港へ。
空港のカウンター周辺や、ゲートでも何度も顔を合わせたが、そ知らぬ振りを通す。飛行機に乗り込むと、偶然にも私の横がお客様の1人。もう1人がその真後ろの座席で、何とその隣の2席がキニコとシナコ。
二人は事の成り行きにおかしくて、くすくす笑っているし・・・ひやひやものでした。シナコが私と似ていると言われることもあるので、気付かれるかも・・・と思いつつ。
オーランドの空港からホテルまでも、私はお客様のタクシーに同乗。キニコとシナコも別のタクシーで、無事にホテルにチェックイン。多分ばれてないでしょう。
しかし、今回は普段使い慣れていない言葉が多くて、お客様にしょっちゅう訂正されましたわ。
「地方政府」と言えば、「地方自治体ですね。」
「・・・あのぅ、家の所有者の集まり、あの・・・アソシエーションって言うんですが・・・」
「あ、ホームオーナーズ・アソシエーションね」 (なんだ、知ってるの・・・)
おまけに、「郡」と「軍」って言葉が、しょっちゅう出てきて、私の頭の中には、漢字が浮かんでいるけれど、聞く方にはわからないだろうから、いちいち、「XXXX郡」と長ったらしい名前をいい、「軍隊」と言い直し。おまけに、ついつい「群」って字をノートに書いて、「あらら・・・」と書き直していたら、脳みそがそれに奪われて、聞き逃していたり。
夕食の時、二人のお客様の部署の関係を説明してもらった時、
「二人とも国家公務員で、元は彼女もボクと同じところにいたのですが、今は彼女は東京で仕事しているんです。日本語で出向って言うんですが。」
と、「出向」を説明され、そこまでわたしの日本語って粗末だったのかしら・・・と、愕然。
ま、最後には、「大活躍でしたねー。とっても助かりました。」と、嘘でもいいから言ってもらえて、楽しく仕事を終えた昨日でした。
さ、今日からはバケーションだっ! 今夜、夫もNYから参加し、明日からはパーク巡りの始まりです。
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