またまたフロリダに参っております。
仕事でフロリダに来るようになって、丸1年が経過しようとしています。
ということで、フロリダの春夏秋冬を見てきたわけですが、去年の5月には見なかったぞと言うような生き物にここのところ遭遇しています。(単に、得意の「覚えていない」だけかも・・・)
まずはコレ。
飛んでいる姿はまるでツル。
これまで見たことがなかったので、渡り鳥かと思ったけれど、今日会ったオジサンによるとトキの仲間らしく、渡り鳥ではないらしい。このところ頻繁に見かけて、2度も写真に収める事に成功。
ところがフロリダの「トキ、サギ、ツル」で調べたけれど、この鳥と同じ鳥が見つからず、結局正体不明。どなたか、何かご存知ですか?
今日はお昼ご飯の帰りに、「フラミンゴが飛んでる!!」
叫んだ途端、直ぐそばの小川に降りた。直ちに車をとめてもらってカメラを握って見に行く。後続車のオジサンも、同じように車を路肩に寄せて降りてきた。
オジサン曰く、「これはフラミンゴじゃないよ。ピンクのスピーンビル(ヘラサギ)だよ。フラミンゴはフロリダにはいないから。」でも遠目にはフラミンゴ。ただし、スプーンビルはピンクなわけじゃなく、白いスプーンビルもいる。確かに群れの中には白いヤツもいた。
今回見た珍しい生き物のハイライトは何と言ってもLove Bug(ケバエ)!
しかしLove Bugとケバエじゃ名前に隔たりあり過ぎやな…。
また「生き物」と言っても、実際に生きているのを見たわけじゃなくて、私が見たのはみんな死骸ばかりなんだけれど。
時々駐車している、あるいは走っている車の中で、車の前面に信じられないくらいおびただしい数の黒い虫がへばりついているのを目撃した。何だろう…とずっと気味悪く思っていたら、先日ローカルニュースでも報じていた。丁度ホテルの朝食時で、テレビの画面を見ながら、「これこれ!しょっちゅう見かける、山ほど車にへばりついてる虫は!」と私が騒ぎ立てていると、隣の席のオジサンが「ケバエだよ。5月と9月ごろ毎年発生するんだよ。特に今年はひどい気がする。30分置きに車を止めて、フロントグラスを掃除しないと前が見えないときもあるんだ」だって。冗談抜きで、私が見かけた車の前面は、かなりひどかった。
以降、写真を撮ろうと、そんな車がないかなぁと探しているけれど、残念ながら見つからない。ただ1台、ホテルの駐車場にこんな車が止まっていた。虫そのものは落としたみたいだけれど、見事に虫の跡がついてました。。
ところでLove Bugの名前の由来。
フロリダのケバエは、9ヶ月ほど幼虫で、親虫になって交尾をするのだが、その後オスとメスはずっと引っ付いたまま。そのうちオスは死んでしまい、それでもメスはオスの死骸をひきずったまま卵を産むそう。それゆえLove Bug。
日本にもケバエはいるようだけれど、どうやらフロリダのLove Bugのようにずっと引っ付いたままというのではないみたいです。
あ、ちなみにウミガメの産卵シーズンも始まっております。
2010年5月27日木曜日
2010年5月20日木曜日
うぐぐぐ・・・
やっぱし、家を買うのは、洋服を買うみたいに簡単には行きまへんな・・・。
現在ローンの申請中なのですが、既に事前の承認はもらっていたものの、いざ正式の申請となると色々とややこしい問題が浮上してきて、一筋縄には行きません。
と言うのも、そもそもコイオが帰国してしまうことは最初から想定内だったので、ローン会社のブローカー(仲買人)にはそのことは伝えてあって、できるだけ手続きのために日本とアメリカとで書類が行き来したり、コイオがアメリカに来なくてはいけないような状況は避けたいとしていた。
そこでブローカーであるパット君のアイデアは、「Free Trader Agreement」と呼ばれるものにコイオがサインをすれば、私一人でローンを借りることができる、しかもサインも電子サイン(PDFファイルやファクス)で十分、とのことだった。
しかし、どうやらこのパット君が、かなりのおっちょこちょいと言うか、読みが甘い人だったみたいで、色んなことが露呈して来ました。
まず、Free Trader Agreementと言うものを弁護士にお願いしたところ「これは、NC州の法律上は婚姻関係にある夫婦は全ての資産においてお互いに50%の権利があることになるので、離婚を前提にした別居中の夫婦が、どちらかの配偶者が離婚訴訟中に購入する物件については、法律上夫婦の持ち物とは考慮されずにどちらか片方のものであるとするための書類である」とのこと。我が家の場合は離婚するわけじゃないから、そのケースには当てはまらないので、別の契約書が必要と言うことで、特殊な契約書を用意してもらった。
ところがこの契約書は、パットさんが言っていたような電子サインで済むような簡単なものじゃなく、公証人の前で署名しないといけない。コイオは日本だから、英文書にサインできる公証人なんて限られているから、えらい大変なことになった。(公証人はなんとか見つかったのだけれど。)
こうした手続きのことで、すったもんだしているうちに、これまでパット君は、私一人でローン申請ができるとずーーっと主張していたくせに、土壇場になって、「フリーランス」の私じゃやっぱり一人でローン申請するのは無理と言い出した。つまり、フリーランスの場合、引越ししても収入に影響がないっことを証明しなくちゃいけないのだが、わたしの場合は確かにどこに住んでも、さほど収入には影響はなさそうだが、それを第三者に証明してもらうとなると非常に難しい。だからその証明を不要にするために、今回買うNCの家は、コネチカットの借家をファーストホームとして、セカンドホームとしてローン申請をすると言っていたのだ。
ところが、ファーストホームとセカンドホームを維持するためには(実際はファーストホームの賃料は間もなく不要となり、セカンドホームがファーストホームになって、月々の支払いはそれだけになるのだが、ローンの申請上は両方を維持する前提でなければならない)、どう考えても私の収入では支払い不能であるのは明らか。故に、ローンの申請は私一人じゃ出来ないと言い出したの。コネチカットの家の賃料なんて最初から教えてあるから、そんなの当初からわかってたはずなのに。
と言うことで、急遽コイオもローンの借入人として名前を連ねることになり、そのためにあらゆる書類がやり直しになって、えらい手間です。
うーん、パット君は人は良さそうなんだけど、なんちゅうか思慮浅いみたいで、ナンギな人なのかなぁ…。
まぁ同時に、この経験から私もいろいろと学習させてもらっているので、高い授業料と思うことにするか。(方向性が変わるたびに弁護士に相談してるから、弁護士費用も馬鹿になってないような気が…。)ま、次に億万長者の大邸宅を購入するときには、失敗なくできるってことですわ。
ちなみに、購入する家は、元々希望していた人の契約はキャンセルになったので、私が欲しかった方の物件になりました。
現在ローンの申請中なのですが、既に事前の承認はもらっていたものの、いざ正式の申請となると色々とややこしい問題が浮上してきて、一筋縄には行きません。
と言うのも、そもそもコイオが帰国してしまうことは最初から想定内だったので、ローン会社のブローカー(仲買人)にはそのことは伝えてあって、できるだけ手続きのために日本とアメリカとで書類が行き来したり、コイオがアメリカに来なくてはいけないような状況は避けたいとしていた。
そこでブローカーであるパット君のアイデアは、「Free Trader Agreement」と呼ばれるものにコイオがサインをすれば、私一人でローンを借りることができる、しかもサインも電子サイン(PDFファイルやファクス)で十分、とのことだった。
しかし、どうやらこのパット君が、かなりのおっちょこちょいと言うか、読みが甘い人だったみたいで、色んなことが露呈して来ました。
まず、Free Trader Agreementと言うものを弁護士にお願いしたところ「これは、NC州の法律上は婚姻関係にある夫婦は全ての資産においてお互いに50%の権利があることになるので、離婚を前提にした別居中の夫婦が、どちらかの配偶者が離婚訴訟中に購入する物件については、法律上夫婦の持ち物とは考慮されずにどちらか片方のものであるとするための書類である」とのこと。我が家の場合は離婚するわけじゃないから、そのケースには当てはまらないので、別の契約書が必要と言うことで、特殊な契約書を用意してもらった。
ところがこの契約書は、パットさんが言っていたような電子サインで済むような簡単なものじゃなく、公証人の前で署名しないといけない。コイオは日本だから、英文書にサインできる公証人なんて限られているから、えらい大変なことになった。(公証人はなんとか見つかったのだけれど。)
こうした手続きのことで、すったもんだしているうちに、これまでパット君は、私一人でローン申請ができるとずーーっと主張していたくせに、土壇場になって、「フリーランス」の私じゃやっぱり一人でローン申請するのは無理と言い出した。つまり、フリーランスの場合、引越ししても収入に影響がないっことを証明しなくちゃいけないのだが、わたしの場合は確かにどこに住んでも、さほど収入には影響はなさそうだが、それを第三者に証明してもらうとなると非常に難しい。だからその証明を不要にするために、今回買うNCの家は、コネチカットの借家をファーストホームとして、セカンドホームとしてローン申請をすると言っていたのだ。
ところが、ファーストホームとセカンドホームを維持するためには(実際はファーストホームの賃料は間もなく不要となり、セカンドホームがファーストホームになって、月々の支払いはそれだけになるのだが、ローンの申請上は両方を維持する前提でなければならない)、どう考えても私の収入では支払い不能であるのは明らか。故に、ローンの申請は私一人じゃ出来ないと言い出したの。コネチカットの家の賃料なんて最初から教えてあるから、そんなの当初からわかってたはずなのに。
と言うことで、急遽コイオもローンの借入人として名前を連ねることになり、そのためにあらゆる書類がやり直しになって、えらい手間です。
うーん、パット君は人は良さそうなんだけど、なんちゅうか思慮浅いみたいで、ナンギな人なのかなぁ…。
まぁ同時に、この経験から私もいろいろと学習させてもらっているので、高い授業料と思うことにするか。(方向性が変わるたびに弁護士に相談してるから、弁護士費用も馬鹿になってないような気が…。)ま、次に億万長者の大邸宅を購入するときには、失敗なくできるってことですわ。
ちなみに、購入する家は、元々希望していた人の契約はキャンセルになったので、私が欲しかった方の物件になりました。
2010年5月11日火曜日
家を買いました!
シナコがノースカロライナ大学に行く場合は家を購入するというシナリオを描いておりましたが、シナリオどおり一昨日家を買いました。
私も洋服を買うみたいに、気に入ったから、ま、ええかと簡単に買ってしまったので自分でもちょっと驚いてはいますが、買うべくして買ったと感じております。家と申し上げても、タウンハウスという長屋形式の中の一軒です。
実のところ、思いつきだったわけではなく、UNCに進学する際はこれが一番経済的にも、その他の事情に照らし合わせても理想的な方法だということはコイオとも合意しており、シナコが大学に合格する以前から、物件の下見を始めておりました。
一番最初の下見は大学見学をした2月。これに先立ち買主専任エージェントの存在を知り、全米の買主専任エージェント協会から、対象地区のエージェントを紹介してもらいました。その不動産エージェントに幾つかの物件を案内してもらい、どのくらいの価格でどんな物件が入手可能なのか調べました。このときにローン会社とも会って、条件を調べ、Pre-approvalももらいました。
4月の大学説明会に来た際にも、1日は幾つかの物件を見るために割きました。でもこの時点ではシナコはまだUNCへの進学を決めていなかったので、不動産エージェントにはこの話が流れる可能性は十分にあることは説明しており、エージェントとの契約も交わしていませんでした。(買主専任エージェントの場合は契約を交わし、全ての物件に関してこのエージェントを通すことを約束します。)
そして先週の水曜日、事前に様々な物件の案内をもらい、その中でめぼしい物件があったので、恐らくこの中から決められるだろうと、日帰りでノースカロライナに赴きました。ところが写真で見るのと、実際に見るのとは大違いで、結局は気に入るものはありませんでした。
実際のところは、私は「悪くないじゃない」と思ったものもあったのですが、エージェントの方が「ここの台所は暗すぎる、どうして台所なのに、こんなに暗いのだ?」「屋根裏収納への階段が、どうしてこんな位置にあるの? こんなところにあると、ドレッサーが置けないでしょ」「天井の素材がだめだわ。これだと汚れたときに、ペンキの塗り重ねができなくて、そぎ落とすしかない」「ここからの景色はどう? これは、あまりにダメじゃない?」「1階がガレージで、2階、3階が実際の居住スペースだと、お買物から帰ったらいちいち荷物を上に運ばないといけないのよ」と、私の気付かないところにアドバイスをくれて、私がダメ出しをする前に、彼女の方で問題点を指摘してくれました。
その日は結局収穫はなく、手ぶらで帰ることになったのですが、エージェントの彼女が「じゃあ、私があなたの要件に相応しいと思われる地域にこれから連れて行くから、その地域が気に入るかどうか教えて。気に入れば重点的にそこから物件を探すから」と言って、幾つかの場所に連れて行ってくれました。
最後に行った場所が、雰囲気的にはとても気に入ったのですが、実はもう疲れていて、5分も見ないで帰って来てしまいました。
帰宅後、そこが一番気になってはいたのですが、これから5月末までは仕事があってNCを訪問することは出来ません。だから、6月の初めに再度NCを訪問して、その時に先日見たその地区の物件が残っていたらラッキー、運を天に任せようと思い、コイオもそれでいいんじゃないと言うことでした。
ところが、そのことを2人の友人に話したところ、偶然にも二人ともが「時間があるなら再度見に行けば。見に行ってダメならそれでその物件は除外できるでしょ。安い買い物じゃないんだから、見に行くくらい知れてるでしょう。何を迷っているの!」と言ったのです。
確かに私にはとても気になっていた物件。今までいろいろと見て来た中で、これより良い物はなかなかなさそうでした。ただ5分しか見てないだけに、本当にそうなのか確信が持てなかったのです。
2人に背中を押されて、急遽一昨日見に行ってきました。先日行ったときに実は「これだったら完璧だったのに!」と言う物件があったのですが、それは既に売約済だったのです。一昨日、再訪した折に、私のエージェントが「売約済ってことだけど、本当に売れているの?」と質問した所、ラッキーな事に「実はローンの信用審査でひっかかっていて、もしかしたら流れる可能性がある」とのこと。
と言うことで、そこが流れたら、その家、ダメだったら先日見たもう1軒の方と言うことで、契約してしまいました。一番欲しい物件が入手可能かどうかは5月28日にわかります。でも多分、手に入ると信じております。
シナコが最後までUNCを渋ったのは、実は私たちに外堀を埋められているように感じたからじゃないかと思うのです。幾ら自分ではUNCが良いと思っていても、まるで私に敷かれたレールの上を歩むようで嫌だったんだと思います。それゆえ、私としても最後はシナコに選ばせるつもりで、UNCにならなくてもあきらめようと腹はくくっておりました。
新居のクロージング(=権利書譲渡)は6月10日です。エージェントを代理人として仕立てて、全ての手続きは任せています。クロージングの日も立ち会う必要はありません。あまりにも人任せと映るかもしれませんが、自分の直感を信じているので大丈夫。エージェントも本当に信頼できる、頼りになれる人にめぐり会えてよかったです。
私も洋服を買うみたいに、気に入ったから、ま、ええかと簡単に買ってしまったので自分でもちょっと驚いてはいますが、買うべくして買ったと感じております。家と申し上げても、タウンハウスという長屋形式の中の一軒です。
実のところ、思いつきだったわけではなく、UNCに進学する際はこれが一番経済的にも、その他の事情に照らし合わせても理想的な方法だということはコイオとも合意しており、シナコが大学に合格する以前から、物件の下見を始めておりました。
一番最初の下見は大学見学をした2月。これに先立ち買主専任エージェントの存在を知り、全米の買主専任エージェント協会から、対象地区のエージェントを紹介してもらいました。その不動産エージェントに幾つかの物件を案内してもらい、どのくらいの価格でどんな物件が入手可能なのか調べました。このときにローン会社とも会って、条件を調べ、Pre-approvalももらいました。
4月の大学説明会に来た際にも、1日は幾つかの物件を見るために割きました。でもこの時点ではシナコはまだUNCへの進学を決めていなかったので、不動産エージェントにはこの話が流れる可能性は十分にあることは説明しており、エージェントとの契約も交わしていませんでした。(買主専任エージェントの場合は契約を交わし、全ての物件に関してこのエージェントを通すことを約束します。)
そして先週の水曜日、事前に様々な物件の案内をもらい、その中でめぼしい物件があったので、恐らくこの中から決められるだろうと、日帰りでノースカロライナに赴きました。ところが写真で見るのと、実際に見るのとは大違いで、結局は気に入るものはありませんでした。
実際のところは、私は「悪くないじゃない」と思ったものもあったのですが、エージェントの方が「ここの台所は暗すぎる、どうして台所なのに、こんなに暗いのだ?」「屋根裏収納への階段が、どうしてこんな位置にあるの? こんなところにあると、ドレッサーが置けないでしょ」「天井の素材がだめだわ。これだと汚れたときに、ペンキの塗り重ねができなくて、そぎ落とすしかない」「ここからの景色はどう? これは、あまりにダメじゃない?」「1階がガレージで、2階、3階が実際の居住スペースだと、お買物から帰ったらいちいち荷物を上に運ばないといけないのよ」と、私の気付かないところにアドバイスをくれて、私がダメ出しをする前に、彼女の方で問題点を指摘してくれました。
その日は結局収穫はなく、手ぶらで帰ることになったのですが、エージェントの彼女が「じゃあ、私があなたの要件に相応しいと思われる地域にこれから連れて行くから、その地域が気に入るかどうか教えて。気に入れば重点的にそこから物件を探すから」と言って、幾つかの場所に連れて行ってくれました。
最後に行った場所が、雰囲気的にはとても気に入ったのですが、実はもう疲れていて、5分も見ないで帰って来てしまいました。
帰宅後、そこが一番気になってはいたのですが、これから5月末までは仕事があってNCを訪問することは出来ません。だから、6月の初めに再度NCを訪問して、その時に先日見たその地区の物件が残っていたらラッキー、運を天に任せようと思い、コイオもそれでいいんじゃないと言うことでした。
ところが、そのことを2人の友人に話したところ、偶然にも二人ともが「時間があるなら再度見に行けば。見に行ってダメならそれでその物件は除外できるでしょ。安い買い物じゃないんだから、見に行くくらい知れてるでしょう。何を迷っているの!」と言ったのです。
確かに私にはとても気になっていた物件。今までいろいろと見て来た中で、これより良い物はなかなかなさそうでした。ただ5分しか見てないだけに、本当にそうなのか確信が持てなかったのです。
2人に背中を押されて、急遽一昨日見に行ってきました。先日行ったときに実は「これだったら完璧だったのに!」と言う物件があったのですが、それは既に売約済だったのです。一昨日、再訪した折に、私のエージェントが「売約済ってことだけど、本当に売れているの?」と質問した所、ラッキーな事に「実はローンの信用審査でひっかかっていて、もしかしたら流れる可能性がある」とのこと。
と言うことで、そこが流れたら、その家、ダメだったら先日見たもう1軒の方と言うことで、契約してしまいました。一番欲しい物件が入手可能かどうかは5月28日にわかります。でも多分、手に入ると信じております。
シナコが最後までUNCを渋ったのは、実は私たちに外堀を埋められているように感じたからじゃないかと思うのです。幾ら自分ではUNCが良いと思っていても、まるで私に敷かれたレールの上を歩むようで嫌だったんだと思います。それゆえ、私としても最後はシナコに選ばせるつもりで、UNCにならなくてもあきらめようと腹はくくっておりました。
新居のクロージング(=権利書譲渡)は6月10日です。エージェントを代理人として仕立てて、全ての手続きは任せています。クロージングの日も立ち会う必要はありません。あまりにも人任せと映るかもしれませんが、自分の直感を信じているので大丈夫。エージェントも本当に信頼できる、頼りになれる人にめぐり会えてよかったです。
2010年5月6日木曜日
高価な犬
またしてもジョダに付加価値が付きました。
一昨日は1年ぶりの予防接種の日。
日本では、毎年必ず受けなければならないのは狂犬病のみ。アメリカの場合は必須の予防接種はないのですが、獣医に行くと、この辺りでは3年に1度狂犬病、毎年はジステンバーの入った4種子混合にボルデテラ(百日咳)の注射、血液検査、検便、寄生虫テストに虫下し…。おまけに我が家のお坊ちゃま君は繊細で、3年前に予防注射でひどいアレルギーを起こしたので、以降はアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン剤とステロイドの注射を受けて…今年もしめて520ドル也。
ほんっとに高い! ジョダを買った値段より毎年の注射の方が高いなんて。今後はもう検査とか検便とかやめようかなぁ。どうせいつも「健康」だし、伊達に「病気」ってわかると治療費もかかるから、いっそ知らないほうが安上がりだし…。
予防接種を終えて、「アレルギー反応が出るといけないから、20分くらいしたら様子を見に来ますから帰らないで待っていて下さい」と獣医さん。待つこと半時間。ようやく見に来てくださいましたが、「大丈夫みたいね、じゃ帰っていいですよ。」
唯一この獣医さんの良いところは、我が家から至近。最近更に近いところに移転したので、歩いて5分になりました。儲かっているのでしょうね。外はガラス張り、中もこんな感じで、まるで人間様のクリニックのよう。
その日は1年半ぶりに、アメリカの妹Betsyの家に遊びに行く約束をしておりました。シナコが放課後に受ける試験(試験の当日休んだので埋め合わせ)が終わったら、そのまま出かけることになっておりました。(余談ですが、実際に出かけられたのは4時半で、ラッシュアワーに掛かり、もんのすごい渋滞でニュージャージーまで3時間近くかかりました。私がニュージャージーは遠いと言うと、遠いのはコネチカットだ、とBetsy。)
獣医さんから戻って約2時間。そろそろシナコから電話があるかなぁと思っていた頃、ジョダが家中を走り回っている。階段をだだだ…っと駆け上がったかと思うと、だだだ…と降りてきて、床の上に頭を擦りつけ、さらには息をはぁーはぁー言わせている。家の中は冷房が聞いていて決して暑くないのに。
変だなぁと見て見ると、耳が少し腫れて分厚くなって熱を持っている。身体も熱いし、肌もところどころ赤みを帯びている。アレルギー反応が少し出ている模様。
だけど帰ってもう2時間だしなぁー。前の時は30分くらいで、まぶたも腫れ上がって目も開かない状態だったし、走り回るどころか、床にへばって虫の息だった。それに比べると随分まし。どうしようかと迷ったけれど、これから出かけることを考えると心配になり、一応獣医さんに電話をする。
「大丈夫と思うんですけど…前回も子供用のアレルギーに効くシロップを買って飲ませなさいってことでしたし、そうしておけばいいですよね?」
「いえ、念のため連れてきてください」
そら、そう言うわよね。「大丈夫」って言って、死なれでもしたら訴訟問題になり兼ねない国の獣医さんだもんね。
ってことで再びジョダを獣医へ。
「確かにアレルギーですね。うーん、でも多分放っておいても大丈夫だとは思いますが、頭を振って痒がっているし、やはり大事を取って、もう一本注射しておきましょう」
再び、抗ヒスタミンとステロイドの注射を打たれる。
「あ~、これでまた、診察料と合わせてお金取られるんだよなぁ」と思わず一緒に来たキニコに日本語でこぼすと、
「あ、追加の注射は料金は要りませんから。」
あら、日本語がわかったのかしら…。
今夜出かけることを告げると、
「出かけるのですか? 置いていかないほうがいいでしょうね、念のため。じゃあ、お大事に!」
帰って、ものの30分もしないうちに、ジョダの耳も身体も冷たくなって、耳の腫れもひきました。ジョダを連れて行くのは大変だし、向こうにも迷惑だから、やっぱり置いていこうと言う事に。
さて、渋滞で到着が遅れたこともあり、食事をして帰宅したのは10時半。一人寂しくお留守番をしていたジョダが喜び勇んで出迎えてくれましたが、見ると体中が真っ赤で、また熱を持っている。息遣いも荒い。一見元気そうなんだけど、夜だし心配になって、すぐさまドラッグストアへBenadrylを買いに走りました。
シロップのままでは飲んでくれなかったので、パンに浸したらガツガツ食べてました。Benadrylを飲んで30分もしないうちに、体の赤みはそのままながら、熱は引いた模様。翌朝にはすっかりよくなっておりました。
来年はもう予防接種しないでおこうかな。これだけ投資して頓死されてもねぇ。
一昨日は1年ぶりの予防接種の日。
日本では、毎年必ず受けなければならないのは狂犬病のみ。アメリカの場合は必須の予防接種はないのですが、獣医に行くと、この辺りでは3年に1度狂犬病、毎年はジステンバーの入った4種子混合にボルデテラ(百日咳)の注射、血液検査、検便、寄生虫テストに虫下し…。おまけに我が家のお坊ちゃま君は繊細で、3年前に予防注射でひどいアレルギーを起こしたので、以降はアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン剤とステロイドの注射を受けて…今年もしめて520ドル也。
ほんっとに高い! ジョダを買った値段より毎年の注射の方が高いなんて。今後はもう検査とか検便とかやめようかなぁ。どうせいつも「健康」だし、伊達に「病気」ってわかると治療費もかかるから、いっそ知らないほうが安上がりだし…。
予防接種を終えて、「アレルギー反応が出るといけないから、20分くらいしたら様子を見に来ますから帰らないで待っていて下さい」と獣医さん。待つこと半時間。ようやく見に来てくださいましたが、「大丈夫みたいね、じゃ帰っていいですよ。」
唯一この獣医さんの良いところは、我が家から至近。最近更に近いところに移転したので、歩いて5分になりました。儲かっているのでしょうね。外はガラス張り、中もこんな感じで、まるで人間様のクリニックのよう。
その日は1年半ぶりに、アメリカの妹Betsyの家に遊びに行く約束をしておりました。シナコが放課後に受ける試験(試験の当日休んだので埋め合わせ)が終わったら、そのまま出かけることになっておりました。(余談ですが、実際に出かけられたのは4時半で、ラッシュアワーに掛かり、もんのすごい渋滞でニュージャージーまで3時間近くかかりました。私がニュージャージーは遠いと言うと、遠いのはコネチカットだ、とBetsy。)
獣医さんから戻って約2時間。そろそろシナコから電話があるかなぁと思っていた頃、ジョダが家中を走り回っている。階段をだだだ…っと駆け上がったかと思うと、だだだ…と降りてきて、床の上に頭を擦りつけ、さらには息をはぁーはぁー言わせている。家の中は冷房が聞いていて決して暑くないのに。
変だなぁと見て見ると、耳が少し腫れて分厚くなって熱を持っている。身体も熱いし、肌もところどころ赤みを帯びている。アレルギー反応が少し出ている模様。
だけど帰ってもう2時間だしなぁー。前の時は30分くらいで、まぶたも腫れ上がって目も開かない状態だったし、走り回るどころか、床にへばって虫の息だった。それに比べると随分まし。どうしようかと迷ったけれど、これから出かけることを考えると心配になり、一応獣医さんに電話をする。
「大丈夫と思うんですけど…前回も子供用のアレルギーに効くシロップを買って飲ませなさいってことでしたし、そうしておけばいいですよね?」
「いえ、念のため連れてきてください」
そら、そう言うわよね。「大丈夫」って言って、死なれでもしたら訴訟問題になり兼ねない国の獣医さんだもんね。
ってことで再びジョダを獣医へ。
「確かにアレルギーですね。うーん、でも多分放っておいても大丈夫だとは思いますが、頭を振って痒がっているし、やはり大事を取って、もう一本注射しておきましょう」
再び、抗ヒスタミンとステロイドの注射を打たれる。
「あ~、これでまた、診察料と合わせてお金取られるんだよなぁ」と思わず一緒に来たキニコに日本語でこぼすと、
「あ、追加の注射は料金は要りませんから。」
あら、日本語がわかったのかしら…。
今夜出かけることを告げると、
「出かけるのですか? 置いていかないほうがいいでしょうね、念のため。じゃあ、お大事に!」
帰って、ものの30分もしないうちに、ジョダの耳も身体も冷たくなって、耳の腫れもひきました。ジョダを連れて行くのは大変だし、向こうにも迷惑だから、やっぱり置いていこうと言う事に。
さて、渋滞で到着が遅れたこともあり、食事をして帰宅したのは10時半。一人寂しくお留守番をしていたジョダが喜び勇んで出迎えてくれましたが、見ると体中が真っ赤で、また熱を持っている。息遣いも荒い。一見元気そうなんだけど、夜だし心配になって、すぐさまドラッグストアへBenadrylを買いに走りました。
シロップのままでは飲んでくれなかったので、パンに浸したらガツガツ食べてました。Benadrylを飲んで30分もしないうちに、体の赤みはそのままながら、熱は引いた模様。翌朝にはすっかりよくなっておりました。
来年はもう予防接種しないでおこうかな。これだけ投資して頓死されてもねぇ。
2010年5月1日土曜日
シナコの大学事情(19) とりあえずこれで終章にしま章
皆々様、
昨日めでたくオンラインでデポジットを支払い、正式にUNCへの進学が決まりました。ほ~んとにほっとしております。ほっとした途端に、どんな歌を聴いてもすぐさま替え歌を作って歌いたくなるようなルンルン気分でございます。
今日、シナコはオリエンテーションの申込みをしておりましたが、私は一緒に参加できそうにないと言うと、
「じゃあ一人でどうやって行くのよ?」
「そら、飛行機でしょうが」
「・・・」
超級に生意気なくせに相変わらず情けない。親の代わりにおねえちゃんに行ってもらおうかと一瞬考えましたが、キニコはバイトだし、やっぱり一人で行くしかないね。
昨日帰宅予定のもう一人のバカ娘は、その名に恥じぬようしっかりと飛行機に乗り遅れ、本日帰宅。本人曰く2時間前にはちゃんと空港に行っていたのに、チェックインが長蛇の列で乗れなかったと。他にもそう言う人がたくさんいたって言いますが、ほんまか。
キニコが乗って帰ってきたのは聞いたこともないLANという名のエアライン。安かったのだと思うけど、チリの航空会社でトロント発、NY経由でサンチアゴまで行くらしい。到着のターミナル4はどうやらマイナーな航空会社の寄せ集めみたい。ターミナルは、ここは中東か?と思うくらい中東人っぽい人で溢れてる。
「アッサラマーレイコム」
「ワレイコムサラーム」
と懐かしい挨拶も飛び交ってる。
思わず到着便を確認してみると、ラホーレ、アンマン、クウェートからの便が近い時刻で到着でした。キニコも降りてくるなり「ここはどこかと思ったよ。」
さてキニコを車に乗せての帰途の会話。
「あ~キニコが帰って来てくれて嬉しいよ~。もうシナコと四六時中2人きりじゃないもんね~。」
「なんで?」
「え、キニコに代わりに言ってもらう」
「聞くわけないじゃない。私にだって『うるさい』だよ。ま、でも、シナコも大学行けば変わるよきっと。私もそうだったし」
お、いっぱしの口聞くじゃん。
キニコ「でも私は3年間くらいだったでしょ、シナコは4年生の時からじゃない」
(自己申告は3年間でも、私の記憶では5年間くらいはまともに口を利かなかったと思うな。)
私 「毎年エスカレートしてるし、ここ2年間は最悪だよ」
キニコ「1年生くらいの時は、良かったのにね」
私 「いや、1年生も既にナンギだった」
キニコ「じゃあ、幼稚園くらいか」
私 「いや、幼稚園もナンギ」
キニコ「…じゃ、2歳くらい」
私 「いや、2歳も…」
キニコ「じゃ、ナンギじゃなかったときないじゃない」
私 「いかにも…」
キニコが帰宅後、シナコはこの町で行なわれている何チャラ・フェアに行きたいから連れて行けと。キニコも一緒に向かう車内で、シナコがキニコに尋ねる。
「ね、キニコが私だったら、お金のことが全く関係なかったとしたら、どこの大学行ってた?」
「USCかUNCだね。W&Mは絶対に行かない」
「なんで?」
「カレッジタウンだよ。他にすることがない。1週間も居たら息が詰まるよ」
「じゃあUSCかUNCだったら?」
「どっちも同じじゃない。規模も内容も。でもUSCは私学で出来る子ばっかり来てるけど、UNCは公立だから幅があるから、それだけ自分が上位に行くチャンスがあるってことだよ」
そこで私が口を挟む
「ってことなら、自分だってそうじゃない。公立でしょうが。何で上位に行かないの?」
「あ、私は馬鹿だから」
開き直ったか…
そうそう、コイオがシナコの卒業式に参加できる事になりました。来るにあたって航空券をマイレージで取るか購入するかで悩んだのですが、マイレージは通常のマイレージ数ではもう予約が出来ず、スタンダード(=
通常の倍のマイレージ数)なら取れるとのこと。6月だったのでまだそれほど高くなく、倍のマイル数を使うよりはいいだろうと、買う事にしました。
「でも、買ったことはシナコには内緒にして、マイレージで取った事にしておこな。じゃないとあいつは『そんなお金があったらUSCに行けた!』って言うに違いない」
既に、昨日も5月半ばから始まるインターンシップ(地元の企業や非営利団体で無償で仕事をする)に備えて「ビジネスアタイヤ(きちんした仕事用の服装)じゃないといけないから、洋服買わなくちゃ」と言うので、
「ママの服を貸してあげるよ。買ったら、お金かかかるし」と言うと
「なんで!? UNCにしたんだから、もうお金あるでしょ!?」ですって…。
あ~あ、先が思いやられます。
ま、という訳で、あれだけ悩んで、もめて、色々と大変でしたが、無事に血を見ることもなく幕を閉じることができました。そこで「シナコの大学事情は」は、ひとまずこれにて終了にしたいと思います。続きは「シナコとジョダコの果し合い」または「シナコ・キニコ・ジョダコの三つ巴」はたまた「ノースカロライナ移住作戦」とでも題して、お送りすることに致します(笑)。
皆様からは、激励、ご声援、アドバイスを賜りまして本当にありがとうございました。
昨日めでたくオンラインでデポジットを支払い、正式にUNCへの進学が決まりました。ほ~んとにほっとしております。ほっとした途端に、どんな歌を聴いてもすぐさま替え歌を作って歌いたくなるようなルンルン気分でございます。
今日、シナコはオリエンテーションの申込みをしておりましたが、私は一緒に参加できそうにないと言うと、
「じゃあ一人でどうやって行くのよ?」
「そら、飛行機でしょうが」
「・・・」
超級に生意気なくせに相変わらず情けない。親の代わりにおねえちゃんに行ってもらおうかと一瞬考えましたが、キニコはバイトだし、やっぱり一人で行くしかないね。
昨日帰宅予定のもう一人のバカ娘は、その名に恥じぬようしっかりと飛行機に乗り遅れ、本日帰宅。本人曰く2時間前にはちゃんと空港に行っていたのに、チェックインが長蛇の列で乗れなかったと。他にもそう言う人がたくさんいたって言いますが、ほんまか。
キニコが乗って帰ってきたのは聞いたこともないLANという名のエアライン。安かったのだと思うけど、チリの航空会社でトロント発、NY経由でサンチアゴまで行くらしい。到着のターミナル4はどうやらマイナーな航空会社の寄せ集めみたい。ターミナルは、ここは中東か?と思うくらい中東人っぽい人で溢れてる。
「アッサラマーレイコム」
「ワレイコムサラーム」
と懐かしい挨拶も飛び交ってる。
思わず到着便を確認してみると、ラホーレ、アンマン、クウェートからの便が近い時刻で到着でした。キニコも降りてくるなり「ここはどこかと思ったよ。」
さてキニコを車に乗せての帰途の会話。
「あ~キニコが帰って来てくれて嬉しいよ~。もうシナコと四六時中2人きりじゃないもんね~。」
「なんで?」
「え、キニコに代わりに言ってもらう」
「聞くわけないじゃない。私にだって『うるさい』だよ。ま、でも、シナコも大学行けば変わるよきっと。私もそうだったし」
お、いっぱしの口聞くじゃん。
キニコ「でも私は3年間くらいだったでしょ、シナコは4年生の時からじゃない」
(自己申告は3年間でも、私の記憶では5年間くらいはまともに口を利かなかったと思うな。)
私 「毎年エスカレートしてるし、ここ2年間は最悪だよ」
キニコ「1年生くらいの時は、良かったのにね」
私 「いや、1年生も既にナンギだった」
キニコ「じゃあ、幼稚園くらいか」
私 「いや、幼稚園もナンギ」
キニコ「…じゃ、2歳くらい」
私 「いや、2歳も…」
キニコ「じゃ、ナンギじゃなかったときないじゃない」
私 「いかにも…」
キニコが帰宅後、シナコはこの町で行なわれている何チャラ・フェアに行きたいから連れて行けと。キニコも一緒に向かう車内で、シナコがキニコに尋ねる。
「ね、キニコが私だったら、お金のことが全く関係なかったとしたら、どこの大学行ってた?」
「USCかUNCだね。W&Mは絶対に行かない」
「なんで?」
「カレッジタウンだよ。他にすることがない。1週間も居たら息が詰まるよ」
「じゃあUSCかUNCだったら?」
「どっちも同じじゃない。規模も内容も。でもUSCは私学で出来る子ばっかり来てるけど、UNCは公立だから幅があるから、それだけ自分が上位に行くチャンスがあるってことだよ」
そこで私が口を挟む
「ってことなら、自分だってそうじゃない。公立でしょうが。何で上位に行かないの?」
「あ、私は馬鹿だから」
開き直ったか…
そうそう、コイオがシナコの卒業式に参加できる事になりました。来るにあたって航空券をマイレージで取るか購入するかで悩んだのですが、マイレージは通常のマイレージ数ではもう予約が出来ず、スタンダード(=
通常の倍のマイレージ数)なら取れるとのこと。6月だったのでまだそれほど高くなく、倍のマイル数を使うよりはいいだろうと、買う事にしました。
「でも、買ったことはシナコには内緒にして、マイレージで取った事にしておこな。じゃないとあいつは『そんなお金があったらUSCに行けた!』って言うに違いない」
既に、昨日も5月半ばから始まるインターンシップ(地元の企業や非営利団体で無償で仕事をする)に備えて「ビジネスアタイヤ(きちんした仕事用の服装)じゃないといけないから、洋服買わなくちゃ」と言うので、
「ママの服を貸してあげるよ。買ったら、お金かかかるし」と言うと
「なんで!? UNCにしたんだから、もうお金あるでしょ!?」ですって…。
あ~あ、先が思いやられます。
ま、という訳で、あれだけ悩んで、もめて、色々と大変でしたが、無事に血を見ることもなく幕を閉じることができました。そこで「シナコの大学事情は」は、ひとまずこれにて終了にしたいと思います。続きは「シナコとジョダコの果し合い」または「シナコ・キニコ・ジョダコの三つ巴」はたまた「ノースカロライナ移住作戦」とでも題して、お送りすることに致します(笑)。
皆様からは、激励、ご声援、アドバイスを賜りまして本当にありがとうございました。
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