2010年1月13日水曜日

H1N1型インフルエンザ (4)

ようやく私も流行に乗り、ブタインフルエンザと診断されてお医者さんから帰ってきた。
昨夜は熱が39度2分まで上がり、ちょっと心細くなったので、お医者さんに行く事に。但し、相変わらず解熱剤を飲むと、素直に熱は下がってくれる。

「熱が101度とか102度で、こんな高熱しばらく出したことないです」
「そうですね、なかなか高いですね。薬は飲んでますか?」
「Advil(イブプロフェイン)飲んでます。飲むと熱は直ぐに下がります」
「他に症状は?」
「あとは体が痛いくらい」
「咳は?」
「咳は出ます」
「鼻水やのどの痛みは?」
「ありません」
「症状を聞いていると、やはりブタインフルエンザですね」

と言って、処方箋の紙に何か書いている。検査もしないで、タミフルくれるのかな?

「検査しないんですか?」
「検査はもう意味がないんです。あれは病気が流行し始めたときに、どんなインフルエンザが流行っているのかをコミュニティーとして把握するためのものですから。これだけ蔓延した今では、もう必要もない。あなたが個人的興味からどうしても知りたいというなら、調べますけど。」
「いえ、別にいいです・・・」
「症状からしてブタインフルエンザに間違いないです。じゃ、はいこれ。」

と、手渡された紙は処方箋ではなく、処方箋の紙に書付けられた注意書き。
1.水分をたくさん取ること
2.熱や痛みにはAdvil
3.咳にはスチーム

インフルエンザには、解熱剤飲むくらいしかできないと言うのは聞いていたけど、やっぱりそうか。

「解熱剤飲んで、おとなしくしてたらいいんですね」
「いえ、別におとなしくする必要もないんですよ。やりたいことは何をやっても良い。家事をやっても、動き回っても」
「・・・別に、家事はしたくないんですけど・・・」
「ただ、熱があるときは人にうつすので、その間だけ他人と接触しないように心がければそれでいいです。このインフルエンザは、高熱が2日ほど続いて、そのあと咳が出て来るけれど、たいてい4日もすればケロッと治る。あなたの場合ももう熱が2日目だから、そろそろ下がってくるでしょう」

実際、お医者さんで熱を測ったときはもう平熱だった。出る前に計った時は38度2分だったんだけど。

ってことで「ブタインフルエンザ」と診断されただけで、帰ってきました。

日本から戻ってからお買い物に一度も出かけていないので、冷蔵庫はすっからかん。帰りにスーパーや日本食品店に寄って、晩御飯の食材を買おうかと思ったけれど、「周りの人にうつしてはいけない」という殊勝な気持ちから、買い物もせずに帰ってきた。

食材がないので、今夜も晩御飯は作れない。ああ、誠に残念じゃ!
今夜はレトルトカレーにしよう。るんるん。

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