2008年5月26日月曜日

Tocqueville



誕生日の翌日に行ったのがこのレストラン。お誕生日もさることながら、アメリカのお母さんを歓待するためでもあった。噂通り、おいしかった。

このレストランは環境に優しい「グリーン」の特別メニューとしてGreenmarketというメニューがある。季節によって内容が変わるのだが、食材や調理法に気を使っている。主に通常の有機食材に加え、「糞便こやし」で育てた野菜や、持続可能な点に着目した方法で食品を生産調理したものもある。

みんなは普通のメニューから選んだけれど、私はGreenmarketのメニューから選んだ。

Greenmarketのコースを注文したお客には、下の買い物袋が進呈される。


嬉しくて翌日のお買い物から利用している。

ウェイターのお兄さん(?)が、どう見ても中東の血が混じっているようで、尋ねずにはおれない。
「あの・・・失礼な質問をしたいのですが・・・。」
すかさずシナコが、「ママ、やめて!」

尚も、「答えたくなければ答えなくていいんですけれど、どちらのご出身ですか?」
「何だ、そんなことですか。アルジェリアです。でも大学からはフランスでしたが。」
「やっぱり~! 絶対アラブのどこかだと思ったんですよね。私たち、本当はアルジェリアに暮らすことになっていたんですよ。でも内戦が起きて、結局翌年サウジに行きました。夫は何度もアルジェに行ってます・・・」べらべらべらべら話す私に、夫もシナコも嫌そうな顔。

でもウェイターはとっても優しくて、最後にブログに載せるからと被写体にもなってもらった。



「また来てくださいね!」
「うん、来ます」って答えたから、今週から10月12日のコロンバスデーまでGreenmarketのメニューが刷新されたので、また行かなくちゃ!

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