今年も、US News & World Reportで大学のランキングが発表された。
シナコもキニコも、そんなランキング見て何になると言うけれど、高っかい授業料払う価値があるかどうか、ほかにどうやって見極めるのよ。本人が、「私はXXを勉強したいが、この大学にはXX専門の○○教授がいて、どうしてもその門下で学びたい」とかいう確固とした目的があるなら話は別だけど、自分たちだって名前で決めてるくせに・・・。
2年前と比較して、多少順位も入れ替わっているが、並んでいる名前はほぼ変わらず。
20位までを見ると、
1 Harvard
1 Princeton
3 Yale
4 Cal Tech
4 MIT
4 Stanford
4 U Penn
8 Columbia
8 U of Chicago
10 Duke
11 Dartmouth
12 Northwestern
12 Washington University in St. Louis
14 Johns Hopkins
15 Cornell
16 Brown
17 Emory
17 Rice
17 Vanderbilt
20 Notre Dame
み~んな私学。
21位からやっと公立が食い込む。50位までにランキングされている公立は、
21 UC Berkeley*
24 UCLA*
24 University of Virginia*
27 University of Michigan - Ann Arbor*
28 U of North Carolina - Chapel Hill*
33 College of William & Mary*
35 Gerogeia Institute of Technology*
35 UC San Diego*
39 Univ of Illinois - Urbana-Champaign*
39 Univ of Wisconsin - Madison
42 UC Davis*
42 UC Santa Barbara*
42 Univesity of Washington*
46 UC Irvine*
47 Penn State - University Park*
47 University of Florida*
47 University of Texas - Austin*
これを眺めていたらシナコが学校から帰ってきた。
素直に(?)私の不安を打ち明ける。
「ねえ、イェールに入れるかもしれないって?」
「はっ!? ばっかじゃないの! そんなの入れるわけないじゃん」
「だって、キニコがそう言ってたよ」
「イェールとかってむちゃくちゃ頭良くないとだめなの。うちの学校でも毎年2,3人しか入らないけど、去年入った子のうち2人は授業が一緒だったから知ってるけど、めっっっちゃ頭良かった。私の成績じゃだめだ。みんなストレートAだよ。私はBが一杯あるもん」
確かに。9年生でBが3つ、10年生は5つ、去年は1つ。
「な~んや、そうなんか。心配して損した。もっと、めちゃ賢いかと思ったわ」
「そこまで頭よくないよ。その人たちは学校でトップクラス。一人は卒業生総代だよ。わたしは50番目くらいじゃない」
シナコいはく、上のランキング表でStanford辺りまではダンチでレベルが高いそうな。
ちょっと胸をなでおろしたが、多少がっかりもした。
「でも、私はノースウエスタンに行きたい」
「は? なんでまた」
「だって、あそこは音楽がいいんだよ。私は音楽を専攻したい」
「お、音楽? 音楽専攻してどうするのよ。そんなつぶしの効かない・・・」(と、夢のない話をする)
「だから、生物か数学も専攻して、音楽もダブルメジャーにするか、マイナーにする」
「音楽なんてやって学校の先生くらいでしょ、お金儲からないよ」(と、すぐ金の話をする)
「そんなことない、学校の先生もあるけど、プロデューサーとか・・・」
「どうでもいいけど、私学はお金がありません。公立にして」
「公立? 嫌だ。でも、カリフォルニアだったらいいな。バークレーとか。でも難しすぎて入れないよ」
「難しい? じゃあ頑張れ。うん、そうだ。UCバークレーにしよう。よし、それがいい!」
カリフォルニアは遠いから旅費にお金が掛かるけど、ま、日本からは近いか。ヴァージニアかミシガンかノースカロライナくらいにも興味を持ってくれないかなぁ。
ノースカロライナなら伝手で仕事もありそうだし、アパートでも借りて住民になって、更に学費を安くする術をマジで検討するんだけどなぁ・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿