エバーグレーズでワニを見るツアーに出かけた。
ワニは夜行性で、特に暑い夏場は昼間に姿を現すことがない。だからスペースセンターに行ったときも、冬場にここを訪れた人はワニがウヨウヨいたと言っていたのに、私たちが行った時は「1ヶ月前から姿を見なくなった」とガイドに言われた。
今週半ばまでフロリダにいた出張者は、2週間前に同じツアーに参加したけど、ワニに出会えることはなかった。あくまでも本人は何かの陰か波かを、あれはワニだったと主張していたけど。証拠写真もないからねぇ。
と言うことでワニに出会えるとはあまり期待せずに出かけたのだが。
今日は珍しく気温が低く、20度台だった。日中もずっと曇っていて、風が吹くと冷たいと感じるほど。
エアボートに乗って湿地帯に出て行く。この人が船長のチャーリーさん。
エアボートと言うのは大きな扇風機みたいなのを回してその力で推進する。湿地帯では水中のスクリューだと植物が絡まってしまうから。この船はほぼ水面をかすめて走る。
こんな景色の中をボートは結構なスピードで進む。音がうるさいので、乗客には耳栓が配られる。
しばらく行くとチャーリー船長がボートを止め「今朝はこの辺にいたからなぁ・・・お、いたいた。コイツは慣れてて、寄ってくるんだ」と一匹のワニを指差した。
これは目の錯覚なんてことのない、正真正銘のワニでしょ。
さて今度は赤ちゃんワニのいる所へ案内してあげよう、と船長が船を動かした。
「ほらあそこに頭だけ出てるでしょ、あれは2歳くらいの赤ちゃんワニ」
残念ながら私たちの目では確認できず。
すると船長が、ボートの後手に別の大きなワニを発見。
「お、コイツはここで見たことない。あの赤ちゃんワニが見つかったら食べられてしまう・・・。悲しいかな、そう言う世界なの。僕は11年この仕事をしているけど、赤ちゃんワニが食べられるのを2回見たことがあるよ」だそうです。
あまりにあっさりワニが見られて拍子抜け。
ツアー後、ここが飼っているワニの赤ちゃんを抱くことも出来たのだが、ちょっと気持ち悪いのでパス。
この後アウトレットでお買い物して、日本食レストランで海鮮丼を食べて帰りました。
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