みんなで話をしていて、何故か温度の話になった。
温度の単位に、「ケルビン」なるものがあるそう。原子の振動が全くなくなってしまう温度を絶対零度と言って、これが0ケルビンだそうだ。熱と言うのは原子の振動によって発生するものらしく、全ての原子の振動がストップすると、全く熱が発生しない状態になり、これを絶対零度だと言うのだそうだ。0ケルビンは、摂氏では-273.15℃。
摂氏と言うのは、誰もが知っている通り、水が凍る温度を0度とし、蒸発する温度を100としたもの。
「じゃ、華氏は何を基準にしてるんだっけ? 」
「なんか、起源はいい加減なものだったと思うけど、覚えてないな」
と言うことで早速調べることに。
すると・・・。ドイツのファーレンハイト氏が1724年に考案した温度の単位で、当時は温度を表す共通の単位がなく、困っていたそうな。そこで、ファーランハイトさんは、当時、身近なものの中で、一番冷たい温度とされた、氷に塩を足したときの温度を0度とし、同じく身近なものの中で一番体温が高いとされた羊の体温を100と決めたそうな・・・。
ほんま、ええ加減・・・。
4 件のコメント:
ものすごく最近、この「ケルビン」さんにお目にかかったような気がするんだけど、どこでお目にかかったのかが思い出せない(涙)。なんや、このケルビンって・・・と思ったことしか思い出せない、気持ち悪い。
そのうち、ミリバールがパスカルになったように、単位が変わったりするんかな?
ケルビンなんて初めて聞いたよ。Fはこんなええ加減な紀元なら、全部Cに改めてくれたらええのに。ついでに全世界をメートル法で統一して欲しいわ。(アメリカの力に陰りが見える今がチャンスか。) ついでに日本の数字も、3桁置きに呼び名を変えて欲しいな。一万をやめて十千にしてくれたら、楽なのに・・・。
氷(個体)から水(液体)に変わるのが0℃、水から蒸気(気体)に変わるのが100℃、以前書いていた「ガラスが液体」って話はどこで繋がるんだろうね。
物理は面白い? かな?
物理も化学もお勉強としては面白くなかったし、今も変な数式見せられると気持ちは萎えますが、こういう話は面白いです。
不思議だけど、つじつまが合っている。そいうところがね。
エンジニアリングは、とても素直で実直な世界で、それゆえ素人にもわかりやすくて興味深いのであります。
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