2008年5月27日火曜日

トシ

私には年下の友人が多い。
大学院や仕事場を通して知り合った友達が多いからだ。

大学院時代もクラスで一番年上だったし、仕事場の同僚の中でも最初の1年を除いてはずっと年長だった。
仕事場では、自ら汚れ役を買って出て「ババア」ネタで笑いを取っていたが、本当はこれっぽっちも自分がババアだとは思っちゃいなかった。

えーそうだったの?と言っているキミ。そうだったのだよ。今こそ語る真実。口ではババアと言いんがら、内心はこれっぽっちもババアだとは思っちゃいなかったのさ。ま、みんなはどう思ってたか知らないけど。私の方は、みんなと全然変わらない積もりだったのであ~る。

昔から年齢よりはずいぶん若く見られてきた。17歳のときは小学生で通ったし、社会人になってからもディズニーランドは学生料金で入れたし、プールでは高校生にナンパされるし。夫とデートしてた時は父子と間違われた。・・・ま、こういうのは若く見られたとは言わず、子供に見られたと言うべきか。

外国では特に東洋人は若く見られるし。だから口ではババアといいながら、自分は若いとずっと思ってきた。

ところが、どうだ。ここ1、2年は肉体的に、物理的に年齢を感じるようになったのだ。
実際に年を取ったと感じる場面が出てきて、愕然としている。なんて悲しい!

この先は男性の読者には、読まずに飛ばしてもらいたい。

まず、これまでデオドランドなど必要としなかったのが、脇の下に汗をかく! 夜中に寝汗をかく! ま、ま、ま、まさか、これが噂のホットフラッシュか!

だいたい性格が悪くなった。いや、それも言うなら、更に悪くなった。しつこくなった。短気になった。そして日本語でもムードスイングと言うのか、感情の起伏が激しくなった。

今のところ、まだオンナだけど(こういう事を公な場であるブログに平気で書けるところがオバハンだ!)それもいつまでのことだろう。昔に比べると閉経が早まっていると聞く。寿命は延びているのに、それに反してオンナの寿命は縮まっているとは、不思議だ。

と言うことで、先日の誕生日も、誕生日というのは嬉しいのだけれど、またひとつオバハンになったことは全く憂慮すべき出来事であった。

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