2009年7月26日日曜日

シナコ in Paris

コイオが、とうとうシビレを切らせてシナコに電話した。

「この週末はヴァレリーとマリアは、郊外に住むヴァレリーの両親の家に行っていて、シナコ一人で留守番していた。ロンドンはマリアがママなしでは寝られないということで、結局行かなかったらしい。アリアンスフランセーズは面白くないと言ってる。なんかイマイチ元気そうじゃなかったから、お前も電話してみたら」というメールが昨日届いた。

元気じゃないんなら、電話なんかしたら余計に里心つくじゃん、とは思いつつ、とりあえず今朝電話を入れてみた。でも誰も出ない。

さっきヴァレリーから電話。

週末は、アルノーと一緒にトゥールドフランスの凱旋門でのゴールを見に行ったらしい。

「シナコって、トゥールドフランスが何だか知ってるの?」
「知ってるって言ってるよ。ね、XXも知ってるよね?」とシナコに選手の名前を挙げて聞いている。
「はーん。で、アルノーとは何語でしゃべってるの? どうせ英語でしょ?」

フランス語で「アルノー、シナコとは何語で話してるの?」
「Toujours Francais!」(いっつもフランス語)とアルノーの声。
「へー。で、私のフランス語と、シナコのフランス語、どっちが上手?」
「今は、シナコだねー」
「ふん。ま、そりゃ良かった。パリに行かせた甲斐があるってものだよ。で、アリアンス・フランセーズには楽しく通っているのかな?」
「楽しくは、なさそうだね。シナコに代わろうか?」
「うん」

「アリアンス・フランセーズ、面白くないの?」
「全然」
「何で? オジサン、オバサンばっかりなの?」
「うん、みんな20歳から40歳の人たちばっかり」
「そりゃ残念だ。ま、仕方ないな。午後はどうしてるの?」
「買い物に行ったり、家に帰ってパソコンしたり」

と言うことで、同年代の友達がいないのが面白くないみたい。今日はヴァレリーが従妹を紹介してくれて、その従妹と一緒にパーティーに出かけるらしい。

ま、ホームステイってのは、そんなものだから。必ずしもイベント尽くしじゃないし、自分の思うようには行かないし。きっと良い経験になるでしょう。

残念なのは、ヴァレリーと話す時は100%日本語で、マリアと話すのもヴァレリーに通訳してもらってるらしい。もっと頑張らんかい!

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