2009年12月21日月曜日

マイノリティー?

US Newsの例の記事の一環で、チャータースクールだけ、あるいはマグネットスクールだけでのランキングが掲載されているのだけれど、データの一部として「マイノリティーの学生の割合」と言うのがある。

チャータースクールの1位から10位までの学校のマイノリティーの割合を順番に書き写すと、
8.4%, 24.9%, 96.3%, 97.6%, 99.6%, 10.4%, 99.4%, 29.4%, 72.4%, 10.4% となっている。

チャータースクールが出来る背景(学力レベルが低かった)を思うと、チャータースクールになった=マイノリティーが多い地区と言うことも言えるかもしれない。もしそうなら、この躍進はどうだ。

と、そんなことに感心してこのトピックを選んだわけでは、実はないの。
単純に、90%以上もいてマイノリティーなのーって思っただけ。

このマイノリティーの内訳が何なのか詳しくはわからないけれど(ちなみに90%以上のところはテキサス、カリフォルニアだから、前者はラティーノ、後者はラティーノとアジア系かな)マイノリティの割合がどんどん増えていて、白人がマイノリティーになる日は本当に近そうだ。

スペイン語がそのうち公用語になるなんて噂も聞くけれど、実質的には半公用語の扱いだ。電話でカスタマーサービスに電話をかけても、必ず最初に自動案内で「英語の場合は1を押してください」続いてスペイン語で「ハブラエスパニョール、・・・ヌーメルドス」と言うし、銀行のATMに行っても、手続きには必ずスペイン語の選択肢がある。学校からのお手紙も英語とスペイン語の両方で書いてある。公の機関に行けば、ほぼ必ずスペイン語の説明書がある。今調べると、IRS(国税庁)のサイトもちゃんとスペイン語のがあった。

フロリダなんか行くと、ATMの画面は最初からスペイン語で操作に困る。スペイン語を読んで、英語を選択しなければならない。ガソリンスタンドのコンビニで、何かを買おうとレジに並ぶと、周りから聞こえてくるのは全てスペイン語。異国情緒豊かなのはいいのだが、英語を話すのも気はばかられる雰囲気。

ラティーノを筆頭に、本当に目に見えるスピードでアメリカのマイノリティーの割合は増えている。もはや本来の意味でのこの言葉は当てはまらないんじゃいのかな。

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