カナダの学校も、キニコの志望校リストに入っていた。未だに入っているのかどうかは知らないが、カナダドルが強くなってきた最近でも、居住州外のアメリカの州立大学に行くよりは安い。(ちなみに、本日のレートは1CAD=120.54、1USD=114.19)
下記は、カナダでも有名なトロント大学(オンタリオ州)とマギル大学(ケベック州)の、2008-2009どの文系学部の学費である。
<トロント大学>
カナダ市民・永住権保持者 CAD5,836 (USD5,594)
留学生 CAD18,906 (USD18,121)
食事つき宿舎 CAD8,400~12,278
(カッコ内のUSDは、トロント大学のウェブサイトの数字。USDで支払うオプションもあるのだろう。)
<マギル大学>
ケベック州民 CAD1,768
州外市民・永住権保持者 CAD5,140
留学生 CAD14,700
マギルの寮費は見つけられなかったが、トロントの範囲と変わらないだろう。
キニコはフランス語の勉強を続けたいと言っているから、ケベック州のマギルがいいじゃん! シンガポールがだめなら、カナダだ! ・・・入れてもらえたらだけど。
(ちなみに、キニコが大学で勉強したい科目は、フランス語と生物。なんで、こんな全然かけ離れた科目なの・・・。将来はパスツール研究所でアフリカの病原菌でも研究するか?)
お金で大学を選ぶのは悲しいけれど、これが現実。払える範囲内で選んで欲しいよ、本当に。
じゃあ、どうして比較的安い日本が選択肢に入らないの?という疑問の声が聞こえそうですね。
パパは残念そうだが、どうやらキニコの選択肢には、日本は全く入っていないようだ。本人が日本や日本語に興味があれば、大学の4年間で、なんとかまともな日本人に戻ることも可能だと、私は思っているけれど、興味がない限りは中途半端に終わりそうでもある。キニコ自身は、もはや日本語で勉強をする自信はないらしい。4年前に今の学校を選んだ時に、将来は、アメリカの大学に行く、つまり英語で勉強を続けていこうと、決心した訳で、それ以降、彼女の考えは変わっていない。
キニコが終わっても、あと2年後にシナコが控えていると思うと・・・。シナコはパパの願いどおり、素直に日本の大学に行ってくれるでしょうか・・・。
2 件のコメント:
興味深く読ませていただきました。
うちの次男、末はMIT志望ですが(いけるのかどうかはしらん)、直でいかせるお金はないので、「T大かK大にはいって大学から留学させてもらってください」と言ってありますhahaha。。。と笑ってる場合ではなく、その次男が受験生だわ(T0T)、もう。あわわ。
アメリカの大学高いけれど大抵は援助金がつくから何とか通えるよと聞いたことがあるんだけれど、そういうわけではないんですね(T0T)。州立大学までもすっごい金額ですね・・・
ああ、そういえば、当時の国際電話の料金だけど、アメリカへの番号通話3分2700円、指名4500円だったと記憶しています。たっか~~~。
電話料金、よく覚えてたね~。私はまだ、「イルボンマルモルゲヌンデヨ~チョンチョニマルスマセヨ」って言えるよ~。
援助金のこと、また詳しくブログに書きますね。
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