おお、11月23日から放ったらかしになっていた。
楽しかった日本でのお話は、またの機会に書くとして、最近の出来事を書くことにしよう。
12月8日にアメリカに戻り、3日後には長女キニコが冬休みで、帰宅。キニコを学校へ迎えに行った帰りの車では、時差ぼけで睡魔が襲う中、母を気遣うこともなく漠睡するキニコを横目に、メタボで関取のようなお腹に、気合を入れるために、同じく関取のごとくパチパチっとたたきたいところ、洋服が邪魔をしていい音もしないし。仕方なく、ほっぺたを自分の平手でパチパチっとやりながら、何とか目を開けて運転することに成功。
時差ぼけ、時差ぼけ、と昼寝をしているうちに、あれよあれよと年末年始。気がついたらお正月も終わって、今日から、昼間は優雅な独りという、日常に戻った。
まず、ED(変な想像しないでね。Early Decision、つまり早期に合否が出る受験システム)でキニコが願書を出していた第一志望のジョーンズホプキンズ大学からは、悲しいかなDeferred(合否結果の延期)というお返事が来ました。不合格ではなかったものの、今回は結果が出ず、一般受験者と同じプールに入れられて、4月に結果が出るというもの。早い話、青田刈りするほど欲しい生徒ではないってことで、4月の結果も望み薄でしょう。たとえ合格したとしても、奨学金など望めるはずもないしね。
ここに至って、ほーんとに心の底から、どっこでもいいから、一番学費の安いところに行って欲しいと思っている。コネチカット州立大学だって、州内に住んでいるからってみんながみんな行けるわけでもないんだし、お願いだからここにして!と言ってるのだけれど、今のところ本人は行く気なし。もちろん願書は出している。あ~あ、頭っからアメリカの大学しか念頭に置いてこなかったことを、今更ながらに悔やまれる。ここまで学費が高くなるとは、誰が想像したでしょう。ニュースでも5年前の50%増しだと言っていた。10前から確実に10000ドル上がっているし、20年前からだと3倍だよ。
この年末年始は、先立つものを考えて、どこにも行かず、まさに寝クリスマスの寝正月。朝から晩まで一家でパジャマで過ごした日もあったかも。私は確実にあった。夫はお買い物に行ったり、クリーニング行ったり、洗車したり、お出かけしてたから、一日に1回は着替えていたかも。(自宅にいるときは、2人ともパジャマです。あ、よそ様のパジャマと違って、我家は既製品のパジャマじゃないから、一見したパジャマとはわからない・・・はず?!)
30日はNJのミツワ(旧ヤオハン)へお正月の買出しに。1時間ちょっとで着くはずが、1時過ぎに家を出たのに、着いたら5時だった・・・。渋滞じゃおまへん。事故。ジョージワシントンブリッジに向うブロンクス・エクスプレスは、いつも渋滞しているのだけど、この日は結構流れていた。と思ったら、ちょっと上り坂のところを上がったところで停滞。夫が運転するオデッセはちゃんと停止。どきっとして後ろを振り向いたら、後続の車も停止。ほっとして、缶入りDiet Pepsiを口元に運ぶ夫。一口飲もうとしたその時、ドーン!と音がした。やった!と思ったら、続いて、ゴン。
玉突き。一番後ろのカムリ?が止まりきれずに(行き先の表示に気を取られていたらしい)後続のトヨタAvalonに突っ込み、家の車が押されて、前のスバルにぶつかった。隣を見ると、見事に頭からコーラを被った「コーラもしたたるいい男」の夫が(コケにしているばかりじゃなく、たまには夫のことも褒めとかなくちゃね)、超憤慨している。ダッシュボードも、足元も、コーラが飛び散りまくり。
車を降りて見たら、スバルの被害は、白いバンパーにオデッセのナンバープレートが転写されているだけ。我家のオデッセは、昨年、替えたばっかりのバンパーが見事に大破。(だから、替えないであのままにしておけばよかったんだよ・・・。)後ろのAvalonはボンネットが開いて変形しているけれど、前も後ろのバンパーも、少し凹んでペイントが傷ついているくらい。4台目のカムリ?は、前はぐしゃぐしゃ、車の下からパワステ溶液が流れ出し、ボンネットからは煙が。
とりあえず、路肩に車を寄せ、警察に電話をし、互いの連絡所などを交換。一番前のスバルは、もともとバンパーも凹んでいたようだし、古い車だし、実害はないので、警察を待たず行ってしまった。このあと、警察を待つこと1時間あまり。待てど暮らせど来ないから、私も2回、みんなで合わせて4回も911してしまったよ。
保険の見積もりでは、どうやら2000ドル余りかかるらしい。4台目の保険から回収するらしいけれど、トータルで1000ドル以上になると、来年からの保険料があがるのら・・・。
天使のように心の清い我家。どうやらお札にも羽が生えているようだ。
5時に着いたミツワでは、おせち料理の品々がたくさん売り切れ。栗きんとんのための栗の甘露煮でさえ売り切れ。これだけは何としてでも作らなきゃ。唯一韓国製の缶詰の栗だけあったので、それをゲット。黒豆もないし(もちろん既に出来合いのもの)、昆布巻きもないし。お陰で最小限のおせちで済んだから、きれいに2日でなくなった! (これを延々と毎日食べるのが苦痛なのよね。)
2日からはシナコは学校、3日には夫が会社。そしてその夜キニコが寮に戻り、4日の今日から晴れて私はグウタラ主婦に復帰することができました。
めでたし、めでたし。
4 件のコメント:
年末は大変やったんや!
事故ってやっぱり腹立つし、後の処理が面倒やね。それにしても、怪我がなくてよかったよ。
テヘランでも一回、オカマされたことがあったけれど、事故ったら車を動かせないのが大変だった。(車を勝手に動かしたら保険の請求ができない)高速の真ん中で、我々のために渋滞ができてて、おまけに隣の車線では見物の渋滞もできて、事故が唯一の楽しみ(?)だったらしく、いい見せもんやったな~。
とはいえ、おせちの買出しとはじゅんこちゃんにしてはエラ~イやん。ほんで、おせちは無事できましたか?
一番後ろの車は大破してたけれど、直後はまだ動いたので、うまく路肩に寄せられたから、良かったけれど、その後は動かなくなって結局牽引されていきました。
そういえば、サウジでも、事故は一大エンターテイメントだったから、それを見たい人たちが、周りに無秩序に駐車して、現場に走って見に集まっていたから、めちゃくちゃ渋滞してたよね。
話し変わるけれど、毎週金曜のリヤドの処刑現場。テンテンと見に行こうかと話してて、「見に行ったら離婚!」と夫に言われてあきらめたけど、やっぱり見に行けばよかったかな~。
私はサウジで車ぶつけて逃げました。怖かったよ。ナンバーを読み取られて復讐されるかと思いましたが大丈夫でした。
それから、ワールドカップでサウジが勝った時に車で群集の中に突っ込んだら、外から蹴られまくって車がボコボコになりました。日本車ではなくGMの車だったので大丈夫だと思ったのですが、車の外装って弱いことをあの時知りました。
もう一つ、処刑場の話。あそこのそばに住んでいた私のスタッフの話はリアルでしたよ。聞いただけで行きたくなくなりました。多分サウジでお話ししたと思いますけど、忘れちゃったならまた今度お話します。
サウジの処刑場の話、忘れちゃったよ。多分見に行ってたら、思い出すたびに食べ物がのどを通らなくて、今頃メタボの体じゃな勝ったかも・・・。
今からでも遅くない。是非話して。
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