友人がウォシュレットを自宅のアパートに取り付けた。実際に取り付け作業をしたのはご主人だけど。「なんと快適!」との声を聞いて、さらに、10月に両親がアメリカに遊びに来る事になり、ウォシュレットなしで生きられないと思われる我が父は、こちらに居る間中、便秘になるのではと思い、この機会に取り付けることにした。ああ、なんと思いやり深い娘!
正確に言えば、Totoのウォシュレットではなく、韓国製の物だから、電気式ビデ、または尻洗浄機とでも言うのかな。こんな名前じゃ売れないよなぁ。
今、調べたら「温水洗浄便座」と言うそうな。ま、その韓国式温水洗浄便座を、友人に教えてもらったウェブサイトで調べて注文した。Totoのウォシュレットと比較しても遜色なく、ウォシュレットにはない水道用のフィルターがついている。こちらの水は鉱水が多いし、水道水にいろんなもが混じっている(その証拠にトイレの水のタンクの蓋を開けると、底のほうに何やら一杯溜まっている)から、フィルターなしじゃすぐに詰まってしまうんじゃないかと思われる。
注文してから待つこと1週間。ようやく到着して、ルンルン気分で取り付け開始。思った以上に簡単で、最後に便座をスライドして乗っけるだけ。これで完成がと思いきや・・・。がが~ん!!
な、な、なんと、注文した便座の形状が我が家のトイレのサイズに合わないでないの! そんなはずはない。ちゃんと調べて計ったのに。再びウェブサイトを開いて、もう一度サイズの測り方のページへ。
シートを止めている2本ボルトの中間点から便器の先までの距離が、16.5インチかそれ以下なら丸型シート。16.5インチかそれ以上なら長型シートとある。計ったとき、我が家のトイレの寸法は16.5インチ。ぱっと図を見て、長型だと思って注文したが、実際には1.5インチほどシートのほうが大きい。再度計ってみると、丁度16インチ。(ボルトの位置ってのが、実際にシートを外すまではわからなかったのよね・・・。)
それにしてもこのインストラクションはいい加減。ぴったり16.5だったら、どっちなんだよ。だいたい、16インチのうちのトイレでも、余っている長さは、0.5インチじゃない。優に1.5インチはあったから、上記はオカシイ。
怒っていても仕方ない。せっかく取り付けたチューブやスクリューナットを再び取り外し、元の便座を取り付ける。早速交換して欲しいけれど、未使用と言えど、チューブやパイプは一旦取り付けてしまった。便座だけは、まっさらだから、この部分だけ交換してもらえばいい。他の部品は全て共用だし。
販売元に電話したがカスタマーサービスは電話に出ない。仕方なく、カスタマーサービスにメールを書く。「全て未使用で、取り付けを一度もされていないものなら、返品可」との返事。でも、部品は一旦取り付けたから、便座だけ交換して欲しいとメールを打つと、「全て一体で売っています。部品と本体を分けることは出来ません」との返事。
メールではもどかしい。電話で話したいから、電話をかけてとメールを打っても、「誤解を避けるべくすべて通信記録を残すため、返品交換に関しては、電話でのやりとりは受けておりません。」
もう、ほんっと、あったまくる!
結局、全部返送することになったのだが、「商品に傷がある場合のみならず、袋が空いた部品、箱にダメージがある場合も、かなりの交換費用(1割~5割)が課されます」とか言ってきて、めっちゃくちゃ頭にくるけれど、交換してもらえないと使えないし、とうとう昨日返送しました。450ドルの製品に、返送料だけで70ドルだよ。とほほ・・・。
こうなったら、破れかぶれ。もうどうでもいいから、早く新しいのが来て、取り付けて、このゴタゴタから解放されたい。(あー、交換に幾らかかるんだろう・・・。) 結末まであと3週間?
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