息子のマイクともども、本当に良くやってくれるし、マイクと一緒に仕事をしているメキシコ人のレイも、いつも真面目に一生懸命仕事してくれるし、これまで色んな家に住んだけれど、ここほど前向きに、事前に、積極的に、家の管理やアップグレードをやってくれる人達はいなかったです。
今日は、オーニング(可動式日よけ、awning、今回初めて知った言葉!)の取り付けが完了しました。リモコンで日よけを出したり、収納したり出来ます。
1ヶ月ほど前に、大家さんが、「オーニング付けようかって思うけど、どう思う?」って聞いてきました。「それはいいんじゃない! 絶対、この家の付加価値になるよ!」と賛成はしたものの(願わくば、去年思いついて欲しかったなぁ)、その後どうなっているかは知りませんでした。
去年は去年で、「庭に噴水をつけたらどう思う? 僕は水の流れる音って心を洗われるようで気持ちいいんだけれどねぇ」と相談され、風流とかそう言う事に興味ゼロの私は、
「噴水ねぇ・・・べつにあってもなくてもいいけど・・・」と冷たく答えると、大家さんはがっかりしたようで、その案は取り下げになったみたいです。
大家さんも頑張ってくれてるけど、自分のことも自慢すれば、この家を引越すことがわかっていながら、私もこの家に付加価値をつけようと(見に来た人の目に良く映るように)、今年の夏も花を植えました。残念ながら、サイドに植えた花(写真下)は、日当りも悪く水の吸収が悪い土で、あまり育たなかったんですけどね。
2-3ヶ月前に台所の蛇口が固着して左右に回りにくくなったときに、大家さんに修理を頼み、息子のマイクが来てくれました。
先日も大家さんが電話して来て、
「食器洗い機はまだ使えそうか?」
「う~ん、新しいものに替えたほうがいいかな、中のパッキンに黒カビが生えてるし・・・」
「わかった。オーブンはどう?」
「コンロとオーブンはこのままでも大丈夫と思うよ。でも電子レンジは、コンロの真上に取り付くタイプに替えるよね? そのほうが良いと思うよ」
「わかった、そうするよ。他に何でも気がついたことがあったら言ってね。」
ま、私が使うわけでもないけど、本当に、提案すれば何でも受け入れてくれるし、提案する前から、これはどう思う? あれはどう思う?って、次々ここの家々を良くする相談をして、改善してくれるのです。
通常のステレオタイプの大家さんは、「既存のものをできるだけ長く使って元を取る、もしくはそれ以上に得る」って言うのを考えると思うのですが、ここの大家さんだけは違うのであります。
今日は、オーニングの取り付けの他にも、庭の草花を植え替えてくれました。(勿論、我が家のみならず、隣近所のも断続的に植え替えています。)
レイが丁度庭を掘り起こしていたので、
「私のポットに入ったこの花、持って行けないから、可哀相だけど何とか処分してくれる? こっちの植木鉢も、もう枯れちゃったけど、中身を捨てに行くにも重すぎて運べないし・・・」と言うと、「え、この花置いていくの? じゃあ僕が貰い受けるよ。他の植木鉢も、心配しないで。中身を捨てて、綺麗に洗って取っておくよ。また次にどこかで使うから」
と言うことで、全て持ち去ってくれました。
息子のマイクも来ていて、
「引っ越しのときに、いろいろゴミがでるでしょ? ゴミ屋さんもいっぺんに持って行ってくれないし、一箇所に固めておいてくれたら、後でゴミ捨て場に運ぶから」
ゴミの処理には、実は頭を悩ませていたのですよね。
当日まで必要な大きなゴミが、実は結構あるのです。ランプとか(新居には電気が予め付いている)。どうしたらいいかなって困っていたから、本当に助かった!
この家はタウンハウスで、多少安普請な面もあるけど、本当に気持ちよく住ませてもらいました。
大家さんが建てた物ではなく、元の持ち主から買ったもので、ことあるごとに大家さんは、
『ここを建てた人はケチで、最低限しかやってなかったから、機会があるたびに僕はアップグレードしてるんだ』と言っていました。その言葉通り、常にアップグレードしてくれています。
大家さんに代わって、この家を宣伝してあげたいけど・・・ブログじゃ限界がありますからね。
でも、ご興味のある方は、ご連絡くださいまし。
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