このところのムカつくニュース。
(1)
最も腹立たしいのは、太田農林水産大臣の辞任。辞めたら責任取れるわけ? 本当の責任の取り方を履き違えてるんじゃないの? 彼が農林水産大臣だった在職期間中の給料でもって、汚染米で作られた製品を買い取れって言うんだ。「心配ない」って言ったのは、アンタでしょ。前言撤回したにしろ、いまだそう思っているのは明らか。問題は、既に消費されているものじゃなくて、今製品として残っているものなんだよ。アンタが心配ないって言うなら、私産を投げ売って、買い取って、自分で消費するなり、販売するなりしてみろよ! 辞めて責任取が取れるなら、こんな簡単なことはない。私だって、今から、母親・妻を辞めて、単なる同居人に成り下がりたいと思います。これで、母・妻としての(飯炊き)責任から逃れられるので、自由に(宅配に頼って)生きたいと思います。
(2)
次に腹が立ったのは、ペットの火葬場に関するニュース(クローズアップ現代)。
ペットの火葬場の所在地・建設に関しては法律がないそうである。で、業者が住宅地の真ん中に簡易の償却施設(ニュースの映像で見る限りは、焼き芋屋さんのトラックと大差なかった)を使って営業しても、それを規制することはできないそう。
ええっ!? 仮にも火を使うのでしょ? 防火法はどうなのよ? 近隣の住民は臭いなどで悩ませられていると言う。
確か、ごみ焼却炉は、温度が低すぎて、煙と共に大気汚染物質が多量に排出されるから規制の対象になったはず。黒煙が出てるって言うんだから、やっぱり「公害」だよ。だれか死んだペットの胃の中に、爆発物でも仕込んで、こんな危険性もあると、問題提議をすればいいのに。(私って過激?)
焼却施設に関しては、住宅地に出来ることは大いに問題あり。でもペットの霊園はどうかなぁ~。
ウチの千葉のマンションの出入り口近くには、小さな三角地帯の墓地がある。ブロック塀でかこまれ、入り口もどこだかわからない。(マンション購入時には気づかなかった。) でも、夜に帰宅するときに、その側を通るのはちょっと怖いのよね~。これがペット霊園だったら、怖くないのに。今朝、夫が出勤するときに、「ねぇ、ペット霊園の方が、あの墓地よりいいよね? 代わりに立候補したいくらいだよね? 何で、黙っているのよ!? 絶対ペット霊園のほうが、怖くないでしょ?」
夫は、しぶしぶ頷いて、家を出て行きました・・・。
あ、でも、勿論ジョダは、市役所かどこかに引き取ってもらって、オシマイであります。霊園だなんて、勿体無い! だいたい、自分の遺言にも「私の墓は作るな」って書いてるんですから。将来どこに住むか分からない子供たちが、私の墓の守をしなくちゃいけないなんて、あまりに気の毒。死んだら、死んだんだから、墓なんていりません。娘たちが希望するなら、遺影でも持ち歩いて、そこに語りかけて(唾かけて)もらうだけで十分。
(3)
オハイオ通信の記念すべき2回目に登場したオプラ・ウィンフリー。あの時、オプラのブッククラブについて触れた。彼女が勧める本には、その旨記されている。でも今日のBarns & Noble(アメリカの大手本屋)のメールで、オプラ・ブッククラブが推奨する最後の本が紹介されていた。ってことは、ブッククラブが終わること? 最近は全然、推奨本は読んでないけれど、何だかひとつの時代が幕を閉じたようで、少し物悲しい。
(4)
リーマンブラザーズとAIGの話で、アメリカの新聞は持ち切りだけど、大半の意見はAIGを救済すべきではなかったと言うこと。AIGの経営破たんからの影響は免れただけに、そうでなかった場合はどうだったかは分からないけれど、実質これで助かった人はみんなお金持ち。保険会社だったから一般への影響を考慮して救済されたということもあったけれど、実際に問題があったのは保険部門ではなく投機部門。
リーマンブラザーズにしても、その他の破綻した銀行にしても、はたまた政府の注入を受けて破綻を免れた全世界の銀行・企業にしても、調子のいいときは、全ての管理職をはじめ、社員も会社の儲けを享受し、調子が悪くなると、関係ない納税者のお金がつぎ込まれる。彼らの場合は、実質的な「調子」って言うのは、数年後までは結果が分からないものなのに、出来高で利益を得るって、ちょっとおかしくないか。しかも、規模が大きくなればなるほど、社会に与える影響が大きいと救済されて、一個人(つまり、我が家)は救済されない。これも変だ! (バブル崩壊のせいで、我が家のマンションは購入当時の4分の1に限りなく近い。売るに売れずに、借金だけをせっせと払っている。それを誰が助けてくれるって言うんだ!?)
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