2008年12月9日火曜日

海外留学

メディアでもしょっちゅう話題になっているが、このブログでもアメリカの大学の学費が異常に高いことはもう何度も書いて来た。

1週間くらい前のニューヨークタイムズの記事で、「学費の安い大学への進学(パスポート要ります)」と題打った記事があった。それによると、アメリカの私大の学費があまりに高いので、海外の大学に進学する者が増えているとのこと。

実例として挙げられていたのが、イギリスのUniversity of St. Andrews。この大学では現在、全校生徒7200名のうち1230名がアメリカ人だそう。10年前はわずか200名だったらしい。本年度の入学者350人中アメリカ人は100人以上だそうだ。St. Andrewsと言う学校を私は知らなかったのだが、アメリカのアイビーリーグやリトルアイビーに進学する代わりに選んだと言う生徒が記事に載っていたから、名門なんだろう。

無論、留学理由は、選考基準の違い、カリキュラムが違うので興味ある科目だけ履修できるとか、アメリカにない科目の専攻だったり、本来の目的である海外生活体験と言う理由もあるにはあるが、急増の理由はやはりお金だろう。

St. Andrewsのサイトで学費を調べてみたら、2008-2009年度の学費は11350ポンド($16884)。食事を含む寮費は、寮によって異なり4200~5710ポンド($6250~8500)。アメリカの私大と比較して2万ドル余り安いことになる。渡航費を含んでもまだ安い。

みんな考えることは同じでアメリカ国外の大学の競争もこうして激化してるのだから、キニコがカナダのマギルに入れなかったのも仕方ないな。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

またまたこんにちは。
St.Andrews市とこちらO市は姉妹都市なのね(ゴルフ場つながり)。でALTがSt. Andrews大出身と決まってる(それ以外に派遣のALTも何人もいるけど)。

私が学生のころもそうだったけど今でもイギリスの大学はほとんどが国立でゆえに学費が安いらしい(ALTの彼曰く)。それでもイギリス人にとっては決して安い額ではないよとも言ってたけど。

で、確かに優秀だと思う。この大学に行く予備軍(?)の高校生交換留学生も数年お世話したけど賢そうだった。

今度、ALTに「アメリカ人がいっぱい来てるんだって?」って聞いてみよう。

Jodako さんのコメント...

eriちゃん

ALTって何?

eriちゃんのメールを読んで、ちょっと調べてみました。

St. Andrewsはスコットランドで一番古い大学で、イギリスでも3番目に古い大学とのこと。2007年度はイギリスの大学のランキングで4位だったそう。やっぱ、名門ですね。

またイギリスの大学は政府からの助成金が出ているものの教職員は公務員ではなく、運営も独立しているので、純粋な公立ではないそうです。

公立と私立の中間ってことで、学費も中間ってところなのね。

匿名 さんのコメント...

なるほど、日本でいう独立行政法人みたいなやつなのかな?

で、あとでよく学費見たら高いよね。
私はそのALT君から20万円位って聞いたんだけど・・・。


ほんま、日本国さまさま、国立さまさまやわ~。息子たち理系なので私学やったらえらいことやったわ。感謝、感謝。


ALT=assistant language teacher別名amatuer language teacherともいう(汗)・・・ついでにアマチュアのつづりが怪しい(あってなかったらごめん)。

Jodako さんのコメント...

ALTって即ち、JETプログラムとかで公立の学校に教えに来ている外国人の先生のことなのね。最初はeriちゃんの息子の名前かと思ったよ・・・。
ちなみにアマチュアはeとuの位置が逆さま。わたしもこのごろめっきり綴りが弱くなった。漢字も。字を書かなくなったせいだね。