2008年12月11日木曜日

キニコの冬休み

明日の午前中でキニコの大学の授業は終わる。早っ!
大学から駅までのバスは事前に予約が必要だし、電車の切符も事前に買ったほうが安い。
先日、キニコが電車で帰ろうか、それとも迎えに来てくれる?と電話で聞いてきたときに、つい慈悲深い気持ちになってしまって、迎えに行ってあげると答えてしまった・・・。後悔。

と言うわけで明日は片道3時間、渋滞すれば4時間の道のりを、ペンシルバニア州の片田舎まで往復せねばならない。これで1日つぶれる。ガソリンがちょっと安くなって良かった。

大学の休みは1月18日まで。1ヶ月も! 高い学費取っておいて、ぼったくりだよね。8月25日始まって5月12日まで。途中、10月に5日、11月に1週間、冬休み1ヶ月、3月に10日のお休みがある。1ヶ月30日として、200日余りしか学校にいないんだよね。すぐお金に換算したくなるんだけど、5万ドル÷200日=250ドル。1日250ドル! 

あぁ、キニコが帰ってきたら、またしても言い争いになるのかと思うと気が重い。今の学校が気に入らないと言って、随分前から編入を口にしている。編入そのものに反対しているわけじゃない。高い学費を払っているのだから、嫌々行って欲しくはない。でも、口で言っている割には、アクションが伴っていないのだ。そこのところに腹が立つ。本気で編入するなら、もうそろそろ願書をだしていい頃なのだ。

キニコの言い分は、「学校の授業が面白くない、中味がない。あれなら高校の授業の方がずっとレベルが高かった。」でも良く考えてみると、それもそのはず。キニコの高校は私学で、しかも他とは比較にならない最高級の授業だった。クラスの人数だって平均10人~12人ほど。質が高くて当たり前。

編入先は公立を考えているようだから、授業の質は更に落ちるだろう。自分が受身である限り、授業から得られるものは、どんどん少なくなる。そのところが分かっているのだろうか。

私が話そうとすると聞く耳を持たないし・・・。正直言ってキニコの帰宅は、ちょっと気が重い。

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