昨日は生憎の雨で、シナコを体操の練習があるYWCAにドロップして、すぐに駅に向かった。ラッキーなことに、駅近くの高速の高架下に丁度一台分の駐車スペースが空いていた。75セントをパーキングメーターに入れた。これで4時間は大丈夫。多分6時以降は無料だと思いつつ確信がなかったので。
駅に着くや否や、5時の電車がホームに滑り込んできた。良かった。これを逃すと30分後までないのだから。ニューヨークのグランドセントラル駅に着いたのが5時45分。コイオとの待ち合わせまであと15分。慌てて駅構内にあるカード屋さんへ走り、結婚記念日用のカードを探す。あまりチョイスはなかったので、適当なのを選んで、そこでペンを借りてサインする。結婚記念日への深い思い入れが、15分前にカードを買うという行為によく表されている。
外は大雨。こんな日、マンハッタンのタクシーは絶対につかまらない。地下鉄と歩きでレストランへ。行ったのはQuality Meatsと言うところ。こんな雨の日に空いているんじゃないかと思ったら、レストランはすっごく混んでいた。カップル、友人同士もさることながら、スーツ姿の男だけのグループで、一見してビジネスディナーとわかる人たちが多い。ふん、マンハッタンのビジネスはまだまだ大丈夫なのだなと思った。(ビッグスリーがこけるまで?)
前菜はハマチの刺身&アボガドと、あれはなんて言うのだ。生牡蠣や海老・ロブスターなどが載ったプレート。正直言って、ステーキが来る前にお腹が一杯になった。
ステーキは焼き加減とか焦げ具合はとっても良くて、味も良かった。
が、やっぱり日本のお肉には敵わない・・・と言うのが私の結論。しかも大きいし、全部は食べられなかった。今後ステーキの時は、前菜なんかすっ飛ばして、いきなりお肉を注文しよう。そのほうが美味しく食べられるだろう。でも、やっぱりもうNYのステーキはいいや。
コイオにカードを渡す。コイオも今朝は「何にもないからね」と言っていた癖に、ちゃんとカードを用意していたじゃないか。
「いつ買ったの?」
「え、今日。会社の下で。」
ま、お互いそんなもんだ。でも用意しただけましでしょ。
帰りは更に大雨。グリニッチの駅から歩いて帰っていたらびしょぬれになっていたので、シナコの「せい」で駅に車で行ったのではなく、シナコの「お陰」で駅に車で行ったことになった。
帰宅するとシナコはまだご飯を食べていなかった。可哀そうに、ジョダもまだ餌をもらっていない。「なんで残したお肉持って帰ってくれなかったのよ~」と文句を言いながら、シナコは電子レンジで昨日の八宝菜をチンして食べた。
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