小さな子供を持つある友達が、「子供が頭が良いかどうか、小さいころからわかるもの?」と聞いてきた。
私は「わからない」と答えた。だって、小さいころ賢そうだったのに、やっぱり大したことないと判明したわが子の例もあるし、だいたい賢いかどうか判断している私の基準が低かったわけだし。自分があまり頭が良くないものだから、ちょっと賢いことを言った娘をうっかり頭が良いと思ってしまったのである。これは世間的にはかなり低い物差しで計っていたことになる。が、それに気づかないでいた。しかし、人生長いし、これからひょっとしたら頭角を現すかもと、わずかな期待を込めて「わからない」と答えたのだ。
ところが、別の友人の年賀状で、息子さん2人がそろって京大・東大と言うのを知った。ひぇー、ぶったまげた。その友人も頭脳明晰。今は博士課程で勉強している。ご主人も頭が良い。彼女は「仕事が忙しくって、ロクな子育てをしてこなかった」と言う。じゃ、子育てのスタイルはうちと全く同じじゃない。(私の場合は、自分が楽しむのに忙しくて、だが。)なんで結果が違うのよ!
他の友人たちを見渡して、なるほど、やっぱり親が頭が良いと、やっぱり子供も同じようにお勉強が出来るケースが多い気がする。なんだ。なんでこんな簡単なことに早く気づかなかったのか!
そこで先の質問に対しての答えが出たような気がした。
子供が賢い(勉強が出来る)かどうかは、DNAが決めることなのだ!
トンビがタカを産んだのは昔のこと。それは勉強したくてもできない時代の話で、実はトンビだと思われていた人は、そもそもタカのDNAを持った、中味はタカだったに違いない。
と言うことで、皆さん悩むのはやめましょう。カエルの子はカエルです。自分たちのDNA以上の子はできないので、勉強のことはなるようになるから無駄なことは考えず、義理人情に厚く、礼儀正しく、他人を思いやれる子供に育てる努力をしましょう。
子供の躾に失敗した者からのアドバイスであります。
ちなみに質問した友達は賢いので、彼女の子たちも同様にお勉強ができるでしょう。
2 件のコメント:
ここに書くことがいいかどうかわからないけど、書いちゃおう。
Nさん(旧姓)のお子さん方は(うちより1年ずつ植えなんだけど)京大と奈良女。今年のA子の年賀状で知ったけど、彼女の長女は四国にある国立大の医学部に行ってるそうです。
私からするとJodakoさんは頭脳明晰だと思う。だからこんなすっきりした文章が書けるんだと思うし。行動力もある。うらやましい!アメリカと日本じゃ受験システムも違うから何とも比べようがないよね。
うちの場合、功績があるとしたらそれは旦那の子育て。そのことについてはそのうちブログに書こうと思っています。
NさんもA子も同級生だよね? へぇーーー、やっぱりみんなスゴイんだなぁ。私は英語だけであの学校に入っただけに、同級生はみんな賢いと思っていたけど、やっぱりそのお子さんも賢いのだなぁ。私の結論を裏付けるよう。
別の友人はDNAだけじゃなくて、育った環境によるのじゃないかと言うのだけど、うちのシナコが教えもしないのに幼少のころからわたしとクリソツな行動を取ることから、遺伝子の威力って怖い・・・と思っていた。環境と遺伝子では2対8くらいの影響力じゃないかと、密かに思っているのですが。
コメントを投稿