同じく、「アメリカ人の半分はニューヨーク・・・」で触れられていた映画のうち、下記を見つけた。
この頃、日本のドラマの多くも、インターネットで無料で見られることを知って感激していたのだけれど、本当にいろいろ無料で見られて便利。
「華氏911」を作ったMichael Mooreの「Sicko」
http://video.google.com/videoplay?docid=6646340600856118396
アメリカには国民健康保険がない。またプライベートな健康保険を持っていても、保険料は高いし、自己負担金額がとても高い。さらに治療内容が保険会社に制約や拒否され、医師が勧める治療が受けられない場合もある。あるいは、既に治療した後に来た請求額が、法外な額で、そのために破産する人もいる。
こんな状況をインタビューを通して見せるドキュメンタリー。
カナダに国民保険があるのは知っていたけど、自己負担ゼロなんて知らなかった。移民するならカナダです!
「Death of a President」
http://video.google.co.jp/videoplay?docid=-383900990793045743&ei=W7ZzSdb7Ap7OqwLYia2yBQ&q=Death+of+a+president
イギリスのチャンネル4が作成したテレビ映画。ドキュメンタリー風に仕立てたフィクション「ブッシュ暗殺」。実際のビデオクリップなどをデジタルで細工して利用。アメリカでは放映されず。
どう見ても本物のドキュメンタリーの見事な仕立て。プロットもよく出来ていて、楽しませてくれる。ちりばめられたエピソードに込められたブッシュ政権への批判。
「30Days」シリーズ
マクドナルドだけを食べ続けたらどうなるかを自ら試したドキュメンタリー「Super Size Me」を作ったMorgan Spurlockのテレビシリーズ。既に50くらいある。本当は彼がオサマビンラディンを探しに行くエピソードを探したのだけど、フルのビデオを見つけられず。たくさんあった中から、面白そうなのを下記に4つ紹介。実は、私もまだ見てないんだけど:
「最低賃金で生活する30日」
http://www.hulu.com/watch/5287/30-days-minimum-wage
「子供のいるゲイカップルとの30日」
http://www.hulu.com/watch/24921/30-days-same-sex-parenting#s-p1-so-i0
「ストレートの男性がゲイと暮らす30日」
http://www.hulu.com/watch/5293/30-days-straight-man-in-a-gay-world
「アメリカのムスリムと暮らす30日」
http://www.hulu.com/watch/5276/30-days-muslims-and-america
暇つぶしにどうぞ。
+++++
実は、上を書いたとき、Sickoの半分までしか見てなかった。今トレッドミルでエクササイズしながら(8日も続いている、快挙でしょ)残りの半分を見た。
子供を産んで(タダ)、子供を保育所に入れたり(1時間1ドルほど)政府派遣のナニーに見てもらいながら仕事したり買い物し、子供が大きくなったら大学に入れて(タダ)、老いて自分が病気になったら医者に見てもらって(タダ)、しかもおいしいパンが毎日食べられる。TVAは20%ほどで、所得税も高いけど、住むなら、特に子育てするなら、フランスだ! 今からフランス語勉強しようかな。(いえ、もう子は産みませんが。)
+++++
書き足りなくて、さらに追記。
北欧は言うまでもなく、カナダ、フランス、イギリス、イタリアなどは、自己負担は殆どゼロで、医療が受けられる。税金が少々高くても、安心して生きられて、死ねるんやったら、よっぽどそのほうがいいと、私は思うけどね。
日本も健康保険の自己負担比率は上がる一方。介護保険料も上がる一方。土日祝は乗用車の高速料が一律1000円やて? そんなん要らんから、介護や医療を充実させて!といいたい。アホウ総理大臣にはすぐにでもやめてほしい。けど、代わりがおらんのかなぁ。
あ、3日ほど前のニューヨークタイムズの一面(アメリカの新聞は一面に記事の「さわり」の部分が書いてあって、続きは他のページに飛びます)にこんな記事が出ていた。コイズミを総裁に推すかどうかの時に、実は野中広務さんを総裁にと言う声があったそうな。その時、アソウが「本当にそんな人を総理にしていいんですかね」言ったそうな。「そんな人」とは、野中さんが部落出身者だから。その場に居た亀井さんが証言。NY Timesの記事には、部落とは何ぞやというのも詳しく書いてあった。そんなことを平気で言う奴が、首相だなんて。はやく辞めて欲しいものです。
+++++
母の短歌、「箸止めて天下国家を語る夫、聴衆われは喉詰まるなり」を読んで、コイオが「キミって、ほんまに親父さんそっくりやな」と言いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿