2009年1月20日火曜日

オバマ大統領就任式

朝からテレビをつけっ放しにして、オバマ大統領の就任と演説を楽しみにしていた。

就任の誓いの言葉を途中で忘れて詰まっちゃったけど(と思ったら、判事の方が語順を間違えたので戸惑ったらしい)、続くスピーチは素晴らしかった。これまでの間違った(と言う言葉は使わなかったけど)方向性からの転換とアメリカの再出発を誓い、期待と希望を与えてくれた。

大統領が言った様に、現在の状況も昨日今日に起きたことではないし、問題が山積みなだけに、一朝一夕には成果が現れないだろう。でも、これまでのブッシュ政権の単独主義から脱して、各国と協力して行くと言った世界へのメッセージには、聞いていて嬉しくなったし、大いに期待したいと思う。

それにしても200万弱とも言われる人々が就任式を見に集まっていた。去年の春に桜を見にワシントンに行ったとき、公衆トイレの前に長い列が出来ていたのを思い出して、トイレは大丈夫かなとしょうもない心配をしてしまった。ニュースで「4100のポータブルトイレが用意された」と出ていたから、200万人として、487人につき1個。今朝のワシントンの気温は華氏で20度台(-5~-2℃)、風があって体感温度は11度(-11℃)・・・。スタンドでホッカイロを売ったら、売れただろうな~。

就任式を見ようと集まった人々の大半が黒人だった。この寒いのに・・・と思ったけれど、もし私がアフリカ系アメリカ人だったとしたら、やっぱりこの歴史的瞬間を自分の目で見て感慨に浸りたいと思ったに違いない。

とうとうオバマ氏が大統領になったと思うと、本当に今日は嬉しい。

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