2010年8月3日火曜日

ネットでの出会い

ったって、出会い系サイトじゃないですよ~。

ブログに書き込んでくださったコメントをきっかけに、コネチカットに住むある方(仮にAさんとしましょう)と知り合いになりました。何度かメールのやりとりをしているうちに、実は同郷(小学校、中学校の同窓)と言うこともわかりました。世の中狭い!

Aさんから、NCに引越すに当たり個人事業主よりは会社形態の方が良いのじゃないかと言うアドバイスを頂き、メリットもデメリットもよくわからないままに、思い立ったら吉日の私。ご職業が経営コンサルタントであるAさんに、是非会社設立のノウハウを手取り足取りご指導頂きたい!と、さっそく日曜日にお会いして来ました。

ワンマンの有限会社(one person limited liability company)の会社の作り方は教えていただきましたが・・・レシピは、州に会社設立の申請して、連邦政府からTAX IDを取得して、銀行にビジネス口座を開設するだけ。申請書を弁護士に作成してもらわずに自分で書けば、申請料の数十ドルだけだそう。

その後はドメインネームを登録して、会社のメールアドレスを作る。年間たったの10ドルほどでドメインネームって買えるのね。(会社じゃなくても、個人のドメイン作ろうかなぁ。)

会社にする事によって節税になるのかと思いきや、ワンマンの会社の場合はその効果はゼロ。税申告は、個人申告(会社としての税申告なし)なので、結局個人事業主と全く変わらない。

会社形態にするメリットは、「会社」であるという信用(見栄え?)と、最大のメリットは会社が倒産あるいは負債を抱えたときに、個人資産は守られると言うこと。

この二点に関しては、私の仕事の場合、関係ないのですよね・・・。

節税効果がないなら、もういいやと、ほぼあっさり会社はあきらめましたが、このところの悩みをAさんに相談してみました。

それは税申告の話。2010年度まではコイオのアメリカでの所得が発生しているため、コイオの会社が確定申告をするけれど、永住権を持っている私たちは、2011年度からは自分たちで確定申告をしなければならない。

NCに日本人の会計事務所があるか少し前に探してみたところ、それらしいところはない。別に日系でなくてもいいのかな。

Aさんに聞いてみたところ、コイオが日本で仕事して日本でも納税するため、この辺の事情に詳しい日系の会計事務所あるいは会計士のほうが良いでしょう、NCにこだわる必要なし、とのこと。そして、「何人か知り合いの会計士がいますから、ご紹介しましょう。」

その夜、直ぐにこの近くに住む日本人女性の会計士を紹介して頂き、早速今日、お会いしてきました。

これまでよく分らなかった経費のつけ方や、予定納税のこと、今後のホームオフィスの経費計上のこと、寄付した物品・寄付金などはどう付けるかなどなど、いろいろ説明していただき随分すっきり。今まで放置していた予定納税も、こう計算してこうしましょうと決めて頂いたし、2011年度からの確定申告もお願いできる事になって、私の不安は一気に吹き飛びました。

Aさんには、他にも、私の仕事に通じる可能性のあるNCでの知人を紹介しましょうと言って頂いています。元はと言えばネットでの出会い。正直言って、最初は心配だったけれど、こうした出会いにも通じるのだなぁとちょっと嬉しい。

ちなみに、会社設立のメリットはやっぱりないそう。但し、「個人事業主」としてCounty Clerkに登録しておくと、ビジネス用の健康保険に加入が出来、その金額は税金控除の対象になるそうです。

そうか、その手があったか。

でもね、アメリカの健康保険てべらぼうに高くって、1人1ヶ月500ドル程だよ・・・。どうするかなぁ。

6末でコイオの会社の健康保険も打ち切られ、今は保険なしの心細い身。娘たちは万一に備えて、大学の保険が使える秋までは、一時的に海外旅行保険に加入したのだけれど、いざとなったら飛行機に乗って日本に帰れば保険があるからいいや・・・と、私は、無保険のまま。だから、死んでも救急車に乗ったり入院したりできません。飛行機に乗れない大病の場合は、這ってでもカナダの国境を越えて、カナダで倒れようと心に誓っております。(確か、カナダは外国人も面倒見てくれるのよね??)

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