2009年4月25日土曜日

車が壊れた・・・

数日前、シナコから迎えに来いコールがあったのでカローラのカロ子で家を出ようと、ハンドルを回すと「ギギギ・・・」と怪しげな音がする。しかもハンドルがちょっと重たい。

むむ・・・パワステがいかれたかな・・・。
そのまま出かけて、ハンドルがもっともっと重たくなってしまったら・・・と思い、カロ子は諦めオデッセに乗り換えた。

修理に持っていくにも、車を持って行った後に家まで帰る足がないので、コイオが日本から戻るのを待たねばならない。

まあカロ子ちゃんは9年落ちだし、走行距離が10万マイル(16万キロ)を越えているから、そろそろあちこちガタが来るのは仕方がない。去年の秋口に、この車で冬が越せるか心配だったので買い換えようか迷ったのだが、キニコは夏に免許、シナコも仮免を取ったばかり。カロ子でしっかり練習してから買い換えるのが賢明だろうと見送った。

パワステの故障・・・原因は何かわからないけれど、ポンプだとすると修理に少なくとも500ドルはかかるだろう。このまま修理しないで下取りに出せるかな・・・。

冷やかしで、近くのホンダ・ディーラーを訪れることにした。買い換えるならホンダって決めてたから。私の車は主に、近場をうろうろするのと、子供たちが運転する車になるので、大きいのは要らない。サイズ的にはカロ子くらいが丁度いい。

当初はフィットを考えていたのだが、Insurance Institute for Highway Safetyが、小型で燃費が良く人気のある3機種(トヨタYaris、ダイムラーSmart ForTwo、ホンダFit)の衝突テストを行なったところ、障害物とのオフセット衝突では問題はなかったのだが、3機種ともに中型車との正面衝突では良い結果が出なかったと、つい先日ニュースで報じていたので、子供が運転することを考えてFitはやめた。

関連記事はこれ。アメリカのYarisは日本でヴィッツらしい。
http://autos.goo.ne.jp/news/society/article_123428.html

ホンダに行くと、何だかすごく活況だった。お客さんが一杯いてびっくり。私の担当をしてくれたのはインド人のおじさん。

「最近の売れ行きはどう?」
「結構、いいよ」

冷やかしで行ったのだが、結局、おじさんと一緒に3台も試乗してしまった。おじさんとのおしゃべりが楽しく、遠い所まで運転した。

「一台売って、幾らコミッションもらえるの?」(普通、そんなこと聞くか・・・)
「一台売れたら、75ドル」
「え、こんなこと言ったら悪いけど、1台売ってそれだけ? 新車でも中古でも?」
「新車でも、中古でも」
「へー! あ、でもそれはお給料に上乗せのボーナスってことね?」
「違うよ。お給料ってのはないの。15日間で300ドルもらえる。それだけ。」
「15日間で300ドルって、1日20ドル?」
「しかたないよ、この不況だから、何でもやらないと。幸い、僕の家内の稼ぎがいいんだ」

おじさんは53歳。大学生の息子と娘がいる。娘は寮に入っているが、息子はテキサスに住む兄の家族のところに同居しているそう。おじさんも2ヶ月前までテキサスに住んでいたが、奥さんの仕事がこちらになって、一緒に来たのだと言う。つまり、車販売暦2ヶ月。

「今日は何台売った?」
「今日はお天気がいいから、1台だけ。君の1台」(まだ、売れてないんですけど・・・)
「お天気がいいとダメなの?」
「うん、みんな遊びに行っちゃうからね」
「ふーん。じゃ、ここ15日間では?」
「12-3台かな。」
「へー、わりと売れるのね。1日1台くらい売れるんだ」
「1日に2,3台売れるときもあれば、全然売れないときもある」

おじさんの苗字はシンだった。

「シンってシーク教徒に多い名前だよね」
「お、シーク教を知ってるの? 聞いたことないって人が多いのに」
「神戸にはいっぱいインド人が住んでいたから。シークはターバン巻いてるんだよね」
「そうなんだ。でも、ここでターバン巻くと変な目で見られるし、ディーラーのマネージャーにも巻かないでって言われたから仕事中は巻かないの。合わせられることは、合わせないとね」
「髪の毛、生まれてから一度も切らないでしょ。でもあまり長くないのね」

おじさんの髪は背中の真ん中くらいまでしかなく、量も少なかった。

「ははは、若いころはもっと腰くらいまであったんだが、歳を取るとどんどん減って、短くなるんだ」

なんか、このおじさんが気に入ってしまった。

車も2008のCivicで気に入ったのがあった。走行距離はたったの11000。値段も2006のシビックと変わらない。新車を買うよりは随分安い。パワステが故障しているカロ子をそのままで下取りして、幾らになるか調べてもらった。Kelley Blue BookのFair状態での下取り価格より高い値段を提示してくれた。これなら、欲しいなぁ。

「でも、カローラの故障が、大掛かりな故障だったらだめだよ。何なら、今からカローラを取って来てみてもらう?」

と言うことで、一緒にカロ子を取りに行った。点検の結果、先ほどの提示価格でOKとのこと。
もうこうなると、そのまま買っちゃおうか・・・と一瞬思ったが、さすがコイオに一言の相談もなく車を買っちゃうのはなぁ。と言うことで、キャンセル可能なデポジットを払ってとりあえず押さえておいてもらい、明日コイオが戻ったら相談することにした。

なんやかんやで私に3時間半も付き合ってくれたから、おじさんに75ドル儲けさせてあげたいな。

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