2009年4月21日火曜日

あほ

今日は、明日の仕事のための移動日。
雨だったが、嵐は昨夜で終わったようで、単に一日中小雨が降り続いていただけ。

でも12時過ぎに空港に着くと、1時半の私のフライトは30分遅れになっていた。お腹が空いたから、何か軽く食べようと唯一のレストランに入ったが、スープを頼むと「まだ準備中」。今日は寒くて、暖かいものが食べたかった。メニューを見ても、あまり食べたい物がなく、レストランを出た。結局マクドナルドでハンバーガーとコーヒーを買った。

掲示板を見ると、更に1時間遅れ。食事が終わってゲートに行く。ゲート変更になっていた。変更先のゲートに行く。しばらくすると「飛行機は到着していますが、クルー待ちです」とのアナウンス。さらに30分遅れ、3時発に変更になった。

飛行機のスケジュールが遅れ、クルーの労働時間が規定を超えるとそれ以上は仕事ができない。そこで別のクルーを手配しなければならなくなるのだ。天候などの場合は、殆どの便が遅れるため、クルーの手配が大変になる。

ふと、シラキューズの再来かと思った。1年余り前に、車で4時間ちょっとのところに飛行機で行き、キャンセルやなんやかやで10時間以上かかった。あの時は冷房が効きすぎて寒かった。今日は外の気温も低く、空港内もめちゃ寒い。あ、そう言えば、あの時と同じターミナル、同じゲートじゃん!!! 縁起悪~!

3時を回った。「クルーは揃っていますが、整備不良があり、出発時間は現段階では未定です」とのアナウンス。嘘でしょ・・・。今回の行き先は車で5時間余り。飛行機を選んだのは、目的地が飛行場の目と鼻の先なので、レンタカーすら必要ないから。

しかたがない、と思って、再び本の世界に戻ることにした。

「おくりびと」の元となった青木新門の「納棺夫日記」を読んでいた。これが面白い! 映画は見てないけれど、本も十分面白い!

4時。ふとゲート前の表示に目をやる。あれれ・・・? 私の飛行機の表示が消えている。また、ゲート変更になったのかな? あわてて、メインの表示板を見に行く。そこにも表示がない。おっかしいなぁ。キャンセルとも書いてないし。再びゲートに戻って、カウンターのお姉さんに聞く。

「あら、その飛行機なら、とっくに出ましたよ。3時37分に」
「えっ、嘘でしょ!? 私はこの目の前にずっと座って待ってたんですよ」

ほんとに、ゲート真正面、3メートルのところにいたのだ。

「お名前もお呼びしましたが」
「嘘っ!!」

アナウンスは聞き逃した可能性はあるけど、絶対名前は呼ばれてないよ。それか、とんでもない発音で呼ばれたか。

と言ういことで、なんとか6時発の最終便に振り替えてもらって、8時に無事到着しました。

くそっ。青木新門のせいだ!

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