2009年4月21日火曜日

義母 (4)

月曜日、千葉の病院に入院しました。
検診と言って騙して連れて行ったのですが、やはり相当抵抗されました。

今日、夫が再びお見舞いに行きましたが、お薬のせいで、今度は他の入院患者と見分けがつかぬ様子だったと言うことです。

これまでの様子をブログで読んでいる方々が、義母のことをとても気にして下さっていて、何通もメールを頂きました。皆さん、暖かいメールをありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

私にとっては初めての体験で、自分が直面する問題は必ずしも私個人の問題に留まらず、今の社会の断面を伝えることになるのでは・・・と言う思い上がりから書き始めたわけですが、そんな生ぬるい話には終わりそうにありません。

それ以上に、今この話題を書き続けると、ブログを通して、相当の負のパワーを撒き散らしそうで、話題には相応しくないのかなと思い始めています。私の考えや、自分たちがやっていることに対しての非難を恐れて書きたくないわけではないのです。

私の中では、今はこれしかないと確信していました。少なくとも昨日までは。肉親である夫のほうは、母親にとっては最上の方法ではなかったにしろ、自分たちが対応出来る、考え得る中では、やはりこれしかなかったと思おうとしているようです。

入院期間がどのくらいになるのか、効果はどうなのか、義母は今後どうなってしまうのか。未知数だらけです。

この話を書いたあとに何時も思うのが、Life goes on... それでも人生は続きます。

物理的に離れているからでしょうが、こういうことがありながらも、私たちの普段の生活は今までと大差なく流れて行きます。罪悪感を感じる一方で、やはりそうじゃなきゃいけないとも思います。この事に全てのエネルギーを吸われてしまってはいけないと。(とどのつまりは、ジコチューって話ですが・・・)

2 件のコメント:

eri さんのコメント...

おはようさんです。
大変やなぁと思いながら読ませていただいています。明日は我が身・・・ですもの。


だから、もしジョダコさんがよければ、私としては書き続けてほしいです。

おりしも清水由貴子の自殺で、介護もいつも以上にクローズアップ。やっぱり「知る・知っておく」ってとても大切なことだと思うし、介護する(ジョダコさんの場合は今は直接、ではないけれど)側は内に抱え込まずに書いたり話したりすることで気持ちが整理できるのならそうしたほうがいいと思います。

うち、幸いにも(というべきなんでしょうけれど今後を考えるとものすごく不安)高齢の親全員健在プラスおばあちゃんに独身の叔母もいます。どうなるんだろう・・・来るべき時が来たら。

Jodako さんのコメント...

eriちゃん
そうですね。そもそもはそう言う意図、つまりちょっとでも誰かの参考になればと言うつもりがあって書き始めたのですが、あまりに内容がおどろおどろしくなると、読んでいる側も気が沈んでしまうんじゃないかと思ったりしたのです。

でも介護の話は、これだけ高齢化が進むと、今後ますます他人事じゃなくなっていく人が多いと思うので、そう言う事に関して私も思うところがたくさんあるのです。

反感も買いそうだけど、やっぱり書きたくなってしまうでしょう。黙っちゃいられない性格だし。読みたくない人はその部分を読み飛ばしてくれたらいいものね。