2010年4月28日水曜日

シナコの大学事情(17)

USCからの回答が、シナコのUSCのアカウントにアップデートされました。
結果は、グラントが4000ドル加わり、workstudy(奨学生に優先的に当てがわれる学内のアルバイト)として2,000が加わりました。…でも、これでは私たちがお願いした額には全然足りません。

しかしシナコは、「全部足したら、2000ドル足りないだけ。5,500のローンは私が払う。大学出て働けば払えるもん。たった2000ドルだよ。そんなの出せるじゃない!!!」

全然「たった」ではありません。精一杯頑張って死に物狂いの努力して、それでようやく出せそうな額を条件にしていたはず。それ以上1銭たりとも無理できない。

「ローンは自分で払うんだから! 返せるもん」と。

そりゃ返さなきゃいけないし、長年かけたら返せるでしょう。でも簡単なことではありません。卒業と同時に22,000ドル+利息の借金を背負い込んでいるなんて、そんな馬鹿な話はないと思うのです。子供にローンを負わせたくないというより、そんな安易にローンを抱え込んで欲しくないと言うこと。

「UNCとW&Mはどっちも行きたくない、USCがいい。出せるでしょ? たったの2000だよ!」
「卒業したら、稼ぐに決まってるんじゃん!」

今も横で父親に電話で訴えています。ほんと、ええ加減にせー!!!!!
ごねたらナントカなるって思っているんだろうな。
どっちも行きたくなければ、行くなつうの。自分でお金貯めて、足りない分を蓄えてからにすればいい。あるいはプライベートの奨学金をもらえるように色々申し込めっつうの。
人生は思うようにならんこともあるのだ。

ちょっと時間が経てば、落ち着いて、残りの2校のこと考えるのかな・・・。
(ほんま、疲れます)

4 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

ああ、こうして進学の戦いは続く・・・

Jodako さんのコメント...

本当に疲れます。読んでいる人も疲れると思いますけれど。
今は残りの2校から選ぶつもりになったみたい。だけど、はなから来年はトランスファーするとか言ってます。本当に何てヤツなんだろう。そんな気持ちで行くなって言うの。大学に失礼だよ。だったら最初から受験しないで欲しい。わが子ながら、本当に嘆かわしい、腹立たしい。

eri さんのコメント...

奨学金を返すのってそう簡単なことじゃないよね。生活費に加えて借金だものねぇ。
うちは学費は今のところなんとかなっているけれど(私立だったら理系は国立の3倍払わなきゃならないので本当に助かっている)、万が一にも博士後期課程に行くんだったらそこまでは面倒見れないよってところです。


日本は今就職難で大学生は大変なのだけれど、アメリカはどうなのかな?

Jodako さんのコメント...

アメリカも同じだよ。ただ日本では就職難=新卒という図式が成り立つけれど、アメリカの場合は新卒だけを対象に企業が雇用しているわけじゃない。だから就職難は全てに人に当てはまるから新卒の問題としてはクローズアップはされないの。失業率の話になる。

ただ大学へ行くためにかなりの借金をしている人が多く、一昔前は良い大学を出ている=高い給料の仕事につけるという図式が成り立ち、借金してでも知名度の高い大学に行ったのけれど、今までは大学は出たものの仕事がなくて借金が返せないという話はしょっちゅう聞きます。